* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

 

海底三百ミリメートル・知識編 [9]
イソギンチャク飼育ガイド
(2)
〜 種類別のポイント 〜

 

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

 

イソギンチャク飼育の全般的なポイントは頭に入りましたか?
それでは次に、それぞれの種類別のポイントです。
ここでは私に飼育経験があったり、飼育経験はないまでも身近に情報を持っていて、
大まかな特徴が分かる4種類(+1種類)のイソギンチャクについて、
私が考えるポイントを掲載します。

ただし、(1)でも述べたとおり、
私自身、そんなに沢山のイソギンチャク飼育経験があるわけではありません。
ですから、ここでの掲載内容には多分に、私自身の推測や仮説が含まれます。
その点を良くご理解いただいて、
あくまでもひとつの参考として、ご覧下さい。
(内容の正確性は必ずしも保証出来ませんのであしからず…(^_^ゞ)

 

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

 

ハタゴイソギンチャク
 
 

[どんな種類か]

 

カクレクマノミが好んで入ります。他のイソギンチャクに比べて触手が短く、「イボハタゴイソギンチャク」と同様、「カーペット」と呼ばれる事もあります。ウチの子供(=人間の子供)は、幼稚園児の頃、「クマノミさんのおふとん」と、呼んでいました。かわいいですね、ウチの子は(爆)。

自然の海では直径50cmを超える大型のイソギンチャクで、水槽の中でも30cm、40cm、それ以上に育ちます。小型水槽での飼育には不向きだと思います。
普通は茶色(褐色)をしていますが、蛍光パープル、グリーンなど、美しい色のものも流通しています。(ただし、水槽の中ではライトによって変色して行きますので、色のキープは難しいです。美しい=価格が高いものを買う必要はないでしょう。)

大型のイソギンチャクなのに触手が短い=体積に対して表面積が少ない、ので、非常に酸欠になり易い種類です。そのため、移動の際にも通常の酸素パックなどでは酸欠になってしまうので、一度完全に水を切り、ドライパックして輸送すると聞いたことがあります。
当然、輸送時のトラブルも多く、通販などでの死着の危険性は、他のイソギンチャクよりも高いと思われます。(死着可能性がどれくらいあるのかについては、私は通販を利用した事がありませんので、具体的には分かりません。当然、全てのハタゴが死着してしまう、等ということはありません。)

また、「国内産ハンドコート」と明記されているもの以外は、薬品採集の可能性も高いものと思われます。輸送中の酸欠によるダメージと合わせて、購入直後(1ヶ月以内)に死亡する確率がもっとも高い、飼育難度の高い種類だと思います。(やまたけさんアンケート参照)

ただし、自然の海での棲息環境は極めて劣悪で、大潮の干潮時には干上がってしまうような浅瀬の潮溜まりに巨大なハタゴが定着しているのを見かけます。水温は30℃どころではなく、40℃近くまで上がりますし、大雨が降れば一気に塩分濃度も下がるような環境です。
そうした環境に棲んでいるイソギンチャクですので、採集の際と移動の際のダメージを上手くクリアして、水槽の中に定着してしまいさえすれば、後は丈夫な種類なのではないかと考えられます。

 
 

[飼育のポイント]

 
 
1. 詰まるところ、最初の「生体選び」に尽きる
   
  上述したように、「当り」を引けば丈夫な種類ですから、状態の良い生体さえ入手できれば、飼育自体はむしろ簡単な方だと思います。水の汚れにも強く、我が家のハタゴはNO2が50mg/Lくらい蓄積したくらいでは、全く平気でした。(もちろん、全てのハタゴに当てはまるかどうかは分かりませんし、自慢にもならないのですが…苦笑。)
ところが、その「当り」が出ないのが悔しいところです。安価な「輸入物」の場合、多分、確率的には1/4から、良くても1/3程度でしょう。
「輸入物」は単価で4,000円〜5,000円程度ですが、「国産ハンドコート物」ですと単価で12,000円〜15,000円程度。1/4か1/3の確率の「輸入物」を買っても、単価15,000円の「国産ハンドコート」を買っても、状態の良いものを入手するまでには結局、15,000円程度の出費が避けられないということになります(^_^;;。高いイソギンチャクですね(笑)。

しかも(ハタゴに限りませんが)、生体の状態の良し悪しが分かりにくいので、最初の生体選びも非常に難しい種類だと思います。
   
2. 十分な水流を当てる
   
  酸欠しやすい生体ですので、水流が必要になります。強い水流が直接当るのは好まないかもしれませんが、十分な水流がないと、酸欠のおそれがあります。
この点、カクレクマノミなどとの共生は、この酸欠防止に有効な手段です。カクレクマノミがハタゴイソギンの口盤の周りを間断なく泳ぎまわる事で、触手の隅々にまで十分な酸素が供給されると思われます。
実は、一般に信じられているように、クマノミがイソギンチャクに餌を運ぶと言うことは、余りありません。(その逆で、実はクマノミがイソギンチャクの餌を奪う事の方が多い。)そう考えると、イソギンチャクとクマノミの共生は、クマノミのみに有利な「片利共生」にも思えますが、この酸素供給と言う点では、やはり双利共生なのではないかと、個人的には考えています。
   
3. 実は高水温には比較的強い(はず)
   
  自然の海でも極めて浅い場所にいますので、高水温には比較的強いものと思われます。実際の海の中でも、お風呂のお湯のようになった潮溜まりの中で生きていたりしますし、ハタゴイソギンとサンゴイソギンを同じ水槽の中に入れておいた場合、サンゴイソギンの褐虫藻が抜けても、ハタゴイソギンには影響なかった、ということもありました。
ただしもちろん、水温が30℃を超える日が何日も続くようだと、飼育は厳しいと言わざるを得ません。
1〜2日のことなら、それだけで溶けてしまう事はないとは思いますが、やはり水温は理想的には、28℃くらいまでに抑えたいものです。
   
   
サンゴイソギンチャク(タマイタダキイソギンチャク)
 
 

[どんな種類か]

 

熱帯域だけでなく、温帯域まで広く分布しています。本州中部以南ならば、あちこちの磯で群落を作って生息しているのを観察する事が出来ます。
自然の海でも比較的小型で、口盤の直径は10cmにも満たないでしょう。その代わり(?)、いくつもの個体が狭い場所に密集して「群落」を形成します。自然の海の中では蛍光グリーンの触手が非常に美しいイソギンチャクです。本州中部ではクマノミ(並クマ)の宿主となっていることが多いようですが、水槽の中ではカクレクマノミも問題なく入ります。
ハタゴと同じく非常に水深の浅いところに住んでいて、大潮の干潮時には、完全に陸上に出でしまう事もあります。ただし近縁のウメボシイソギンチャクのように、丸く縮まってしまうことはなく、足盤を陸上に露出した岩肌に密着させたまま、そこからぶらーんと、ぶら下がって揺れていたりします。その様子はちょっと「イソギンチャク」には見えなくて、何か「別の生き物」のようですよ(笑)。

岩に活着する力はさほど強くなく、慣れれば比較的簡単に岩から引き剥がす事も出来ます。浅いところにいて、しかも採集しやすいためでしょう。流通量も多いと思われ、海水魚ショップでも比較的安価(2000円/1匹くらい)で、販売されています。
ただし、岩に活着する力はさほど強くない、ということはつまり、良く移動します。特に水槽に入れた直後は、居心地の良い場所を探してあちこち動き回りますから、その点だけは扱いにくい種類です。
イソギンチャクが動く、と言ってもあまりピンッ!と来ないかもしれませんが、少し目を離した隙に水槽の反対側まで移動していたりすることもあります。意外に活発で、足も速い(?)です。

また条件が整えば水槽の中でも分裂して、どんどん数が増えていきます。メタルハライドランプという強力なライトを使い、クーラーで水温をコントロールした水槽で、たった1匹のサンゴイソギンチャクが分裂を繰り返し、1年ほどで水槽のLRの全体を埋め尽くしてしまった、という話も聞いたことがあります。びっくりですね。

なお、この「サイゴイソギンチャク」と非常に近い種類(?)に「タマイタダキイソギンチャク」というイソギンチャクがいますが、その違いは私には分かりません。「触手の形が違う」と言う人がいますが、それは間違いで、「サンゴ」も「タマイタ」も、触手が長く伸びたり、丸い球状になったりします。色も蛍光グリーンだったり、ただの茶色だったり、色々です。「サンゴ」と「タマイタ」は同種だという説もあるくらいですので、その区別は我々素人には分からないくらい、微妙なものなのでしょう。我々は「ほとんど同じ」と考えて差し支えないと思います。

また、自然の海やショップの水槽では丸い球状になっていた触手が、自宅の水槽の中に入れると形状が変わってしまい、細長くなってしまうとか、あるいはその逆に細長かったものが球状になってしまうとか、触手の形状が変わることが良くあります。(と言うか、まず100%、変わってしまいます…苦笑)水質や水流、光の強さ、質など、様々な要素が関係して変化するのだと思いますが、私にはその原因は分かりません。対策も知りません。ただし、触手の形状が変化しても、イソギンの育成自体には影響がありませんので、特に気にする必要はないと思います。

 
 

[飼育のポイント]

 
 
1. 「外れ」は少ない
   
  「ハタゴ」と違って、「当り外れ」の少ない生体です。たいていみんな丈夫(笑)。採集の際に薬品使用などが行われていないためだと思われます。「サンゴ」を買ってきて、自宅水槽の水質には問題がないのにすぐ溶けてしまったとしたら、そのショップではもう生体を買わない方が良いかもしれません(^_^;;。
水温の変化、水質の悪化にも耐えます。高水温で褐虫藻が抜けて真っ白になってしまっても、それだけで溶けることはありません。Yシャツのボタンくらいの大きさまで縮みながら、それでも生きています。非常に丈夫な種類ですので、飼ってみるとびっくりします。
   
2. 移動するのが前提。フィルター給水口のカバーは必需品
   
  「サンゴ(タマイタ)」を買って来て最初に悩むのがこの点でしょう。とにかく良く動き回ります。半日のうちに水槽の反対側まで移動してしまいます。1〜2日、定着したかと思っていたら、また動き出したりします。それでも何ヶ月か経過するうちには、あまり動き回らなくなりますから、諦めるしかありません。(ただし、半年も1年も定着していたのに、突然、動き出すこともありますが…苦笑)。

ですから、外部式フィルターの給水口などには必ず、吸い込み防止のためのスポンジフィルターを被せておいて下さい。「離れているから大丈夫」などどタカを括っていると、ある朝目覚めたら大変な事にことになっている可能性があります。イソギンの触手が千切れる位で済むならラッキーで、イソギンがポンプに詰まって水流が止まり、水槽生物全体が死亡してしまう場合もあります。「イソギンを飼うなら給水口にはフィルターを!」これは最低限の注意事項です。
   
3. 褐虫藻維持のために、高水温を避ける
   
  「ハタゴ」に比べると、棲息地域の違いでしょうか。高水温に弱い傾向があるように思われます。
水温が高いからといってすぐ死ぬことはないのですが、褐虫藻が抜けて、真っ白になってしまいます。褐虫藻から栄養を取る事が出来ませんので、このような「白いサンゴイソギンチャク」は、徐々に栄養不足となり、体が縮んで、小さくなってしまいます。(それでも生きているのが凄いところ…笑。)
秋〜冬になって水槽の水温が下がると、また褐虫藻が復活してくるのですが、中々、元の大きさまで戻る事が出来ません。何年か繰り返すうちに、やはり小さくなって、エビなどに食べられてしまいます。
こうしないためには、水温をなるべく低く、理想的には28℃程度までに抑えたいところです。30℃を超える日が何日も続くようですと、やはり厳しいですね。
私の自宅では同じ水槽に「ハタゴ」と「サンゴ」が両方入っていますが、夏場、「ハタゴ」は平気なのに、「サンゴ」は真っ白になってしまうことがあります。それでもぎりぎり、30℃は超えないように気をつけているのですが、「サンゴ」にはもう1段、低い水温が望ましいようです。

ただし、これは温帯で採取した「サンゴイソギン」の場合かもしれません。(自宅にいるのがそうなので。)熱帯で採取された「サンゴイソギン」の場合には、もう少し高水温にも強いと言う事があるかもしれませんので、そのような事例をご存知の方は、是非お知らせ下さい。よろしくお願いします。
   
   
ロングテンタクルアネモネ(LTイソギン)
 
 

[どんな種類か]

 

「LTイソギン」と省略される事が多いです。白っぽい茶色でやや太めの触手と、赤みがかった体壁を持つ中型のイソギンチャクです。
サンゴイソギンチャクと同様、活着する力は強くなく、良く動き回ります。自然の海では砂地に棲息していると聞いたことがありますが、日本にはいないそうなので、私自身では、自然の姿を見たことはありません。
「サンゴ(タマイタダキ)」と同様に、丈夫で飼育し易い生体ですので、始めてイソギンチャクを飼育する方は、「サンゴ(タマイタダキ)」か、もしくはこの「LT」を選んでおけば、失敗が少ないと思います。海水魚ショップへの入荷量も多い種類です。値段も高くありません。

 
 

[飼育のポイント]

 
 
1. 「サンゴ(タマイタダキ)イソギン」と同様
   
  実は私は「LT」を飼育したことがありません。ので、詳しい事は分かりませんが、WEB上などでの情報を見る限り、特別な注意は必要なく、「サンゴ(タマイタダキ)」と、同じ様な部分に気をつけていれば充分ではないかと思われます。
特に移動するタイプですので、給水口のフィルターカバーは、絶対に忘れないで下さい。
   
   
シライトイソギンチャク(チクビイソギンチャク)
 
 

[どんな種類か]

 

海水魚ショップに最も多く流通しており、価格も最も安いくせに、最も飼育が難しいイソギンチャクです(^_^;;。
飼育している人の話を聞いても、「最初の導入は上手くいったのに、数ヶ月で溶けてしまって長期飼育が出来ない。」というお話を良く聞きます。やまたけさんのアンケートでも同様の結果が出ていますので、やはり長期飼育は難しい種類なのだと思います。
価格も安く、見た目も綺麗なので、特に初心者の方が購入しがちですが、海水魚ショップの中には、「シライトは消耗品」と言って憚らないところもあるそうです。「白い方が人気があるから」という理由で、わざわざブリーチして(褐虫藻を抜いて)販売されている場合も多いと聞きますが、そんなイソギンチャクが長期飼育できるはずがありません。そんな「切花」の感覚で売ったり買ったりされたのではたまらないと、私は思いますので、「イソギンチャクを飼いたい」と言う方がいると、「シライトだけは止めなさい。」と私は言いますが、皆さんはどう思われるでしょうか。

シライトイソギンは、自然の海では、ハタゴイソギンなどよりも深い水深(と言っても5〜10m程度ですが)に住んでいます。かつ、潮の流れが激しいアウトリーフ(サンゴ礁のタイドプールの外側・外洋側)の岩に貼り付いていますので、つまり、1年中、水温も水質も極めて安定的な場所に住んでいるということです。

沖縄の某離島の某海岸でスノーケリングをすると、ハタゴ、イボハタゴ、シライトの3種類を一度に見ることが出来ますが、住んでいる場所はそれぞれに分かれていて、ハタゴはサンゴ岩が盛り上がってできたリーフの上の部分(礁原・リーフトップ)、イボハタゴはそのリーフによって作られたタイドプール(礁池・インリーフ)の底の砂地、シライトはそのリーフの外側の斜面(外側礁斜面・アウトリーフ)と、綺麗に分かれています。それぞれの直線距離は100メートルも離れていないのですが、シライトがリーフの上にいたり、ハタゴがアウトリーフにいたりすることはありません。
たまたまのことなのかもしれませんが、シライトが住んでいるアウトリーフは、リーフトップ(ハタゴ)やインリーフ(イボハタゴ)に比べると、水温も水質も、ずっと安定していて、季節、天候、昼夜の別による変化がほとんどありません。シライトを飼育するのが難しい理由のひとつは、その点にもあるのではないか、と、私は考えています。

クマノミ類との相性では、自然の海ではクマノミが良く入っています。水槽飼育下ではカクレクマノミも入る事があるようですが、あまり好まれてはいないようです。
なお、ここでは「シライトイソギンチャク」と言っていますが、非常に良く似た種類に「チクビイソギンチャク」というイソギンチャクがおり、どちらも混同されて販売されているそうです。両者の区別は、私には分かりません(^_^;;。

 
 

[飼育のポイント]

 
 
1. 買わない&飼わない
   
  いきなり「飼育のポイント」ではなくなってしまいましたが(苦笑)、上に書いたような理由で、あまりお奨めできません。薬剤を使って採集したイソギンチャクをブリーチして売るような商売は、商売として成り立たなくなる方が良いと思いますし、実際買っても苦労するだけですから、出来るだけ買わない&飼わない方が賢いと思います。
もちろん中には「沖縄産のハンドコートのシライトイソギンチャク」というようなものも売られていて、そのようなものは少し事情が変わって来ます。ただしそのようなイソギンは、1,980円では買えません。19,800円くらいします(^_^ゞ。
   
2. ポイントは水質&水温の安定性と、給餌をしないことか?
   
  酸実際に飼育していませんので(する気もないし…笑)、長期飼育のポイントは分かりません。しかし自然の海での棲息環境を考えると、ハタゴやサンゴに比べて、水質や水温などの環境の安定性に対する要求が高いはずです。「長期飼育が難しい」というのも、「環境変化に弱い」ことが理由だと考えると、納得できます。
また「給餌」についても同様です。給餌をするということは、非常に大きな環境変化です。人間とは異なり、毎日々々、コンスタントに餌を取る仕組みにはなっていませんから、給餌=体調を崩すきっかけでもある。そう考えるべきだと思います。
もちろん、給餌をしてはいけない、ということではありませんが、もし私がシライトを飼うのであれば、やはりクーラーをセットした上で、メタハラで強力に照射して給餌はしない。そんな感じで飼育すると思います。
   
   
イボハタゴイソギンチャク
 
 

[どんな種類か]

 

「ハタゴイソギンチャク」と同様、「カーペット」と呼ばれます。「ハタゴ」以上に触手が短く、先端が丸く、球状になっています。それで「“イボ”ハタゴイソギンチャク」と名付けられたのではないでしょうか(事実は知りませんが…笑)。
ただし、「ハタゴ」なのか「イボハタゴ」なのか、区別がつかないような個体もいます。「ハタゴ」だと思っていたら「イボハタゴ」だた、ということもあると思いますから、注意して下さい。時々、ショップでも間違って売られています。

白と緑のストライプになっていたり、色彩も美しいものが多いです。砂地に生息するため、採集しやすいと思われ、ハタゴよりもやや安価。入荷量もハタゴより多いので、ショップで「ハタゴ」を捜していると「イボハタゴ」ばかり見つける事になります。

ただし、「イボハタゴ」は「ハタゴ」よりも刺胞毒が強く、そのため(?)カクレクマノミはあまり好みません。セジロクマノミやトウアカクマノミが好むそうです。カクレも入らない事はないそうですが、やはりハタゴなどに比べると時間が掛かるそうです。

 
 

[飼育のポイント]

 
 
1. すみません、分かりません…(^_^;;
   
  すみません。イボハタゴは飼った事がないので、飼育のポイントが分かりません。ただ「ハタゴ」の説明をする際にどうしてもイボハタゴの名前が出てきますので、特長だけ説明しました。
「イボハタゴ」の飼育に興味のある方は、やまたけさんのアンケートをご覧下さいm(_ _)m。
   

 

 

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

「海底三百ミリメートル」トップに戻る
「放蕩息子の半可通信」トップに戻る

◇ ご意見・ご質問・ご批判等は掲示板、またはこちらまで ◇