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海底三百ミリメートル
30cm水槽立ち上げ記録[3]

〜 61日から157日まで 〜

 

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30cm水槽で海水魚を飼育する方法をご紹介しましたが、
私が実際に30cm水槽で海水魚を飼育していたのは、
もう2年以上、以前の事です。
その水槽ではカクレクマノミとメジナ等を1年半程度、飼育しましたが、
その水槽の立ち上げの際にどのような事が起きたのか、
既に細かな部分を忘れてしまいました。

そこで今回、ホームページの公開を契機に、実際に30cm水槽を立ち上げ、
そこでの変化を公開することによって、
同じように水槽を立ち上げようとする方の参考にしていただこうと思います。

立ち上げ初期の水質試薬の値の変化などを中心に、
我が家の30cm水槽で起きる様々な変化と、それに対する私の対処、
およびその結果についてレポートして行きます。

 

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◇ ◆ ◇ タンクデータ ◇ ◆ ◇

 

使用水槽 30cm水槽(W315×D185×H245・総容量12L)
実水量 10.5L
 → ライブロック(1kg)を導入後は、ちょうど10L。
濾過装置 底面フィルター+外掛けフィルター直結
(ニッソー・バイオフィルター30+テトラ・ワンタッチフィルター-45)
ポンプ流量 OT-45の最大流量(480L/h)
底砂 サンゴ砂Mサイズ(5mm)×2kg+α
照明 自作照明
(13W電球型インバーター蛍光灯・昼光色×2)
13時間点灯
水温設定 29℃→27℃
  2004.04.04より、水槽の移動に伴って、27℃に設定温度を下げた。
2004.05.12以降、冷却用にクリップファンを設置。
還元濾過 「テトラ・ナイトレイトマイナス」を使用した「偽デニ弁当」使用
換水 水槽立ち上げ期間中(1ヶ月程度の予定)は換水なし。
その後は2週間に1回、20%(2L)の換水。
その他 水槽立ち上げ期間中は、底砂のみ。
立上げ1ヵ月後からライブロック(1kg)を導入。
飼育生体 当初は我が家で孵化したカクレクマノミの幼魚(2〜3cm)、2匹と、サンゴイソギン3個体。その他、サンゴヤドカリ4匹、苔取り貝多数。(2004年5月以降)。

 

◇ ◆ ◇ 水槽セットの様子 ◇ ◆ ◇

 

今回の水槽セットの様子を写真で記録しましたので、
興味のある方は
こちら→ をご覧下さい。

 

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◇ ◆ ◇ 立ち上げ記録 ◇ ◆ ◇

       

(テトラの試験紙)

 

日付

経過日数

記事・水槽の状態

NO2

NO3

2004 3 25
61 日経過
NO2、NO3に変化なし。
NO3の値がスッキリ「0」近くまで落ちていかないのが気に入らないのだが、10mg/Lちょっとであればクマノミを飼うには全く問題が無いレベル。イソギンチャクを飼うにはもう一声、下げたいところだが、昨年までの経験上、25mg/Lや50mg/L程度まで上がっても、サンゴイソギンが溶けることはない。それでももっと下げたいんだけど…(^_^ゞ。
このままどんどんNO3レベルが上がっていったら、「デニ弁当」が全く機能していないことになるが、この程度で増えないのであれば、それはそれで「デニ弁当」が機能していると言って良いと思う。まあ、もう少し様子を見て、「デニ弁当」が頑張ってくれるのを待とう。
0 mg/L
10 mg/L

2004 3 26
62 日経過
NO3は25mg/Lくらいまである感じ。急に上がったという感じではなくて、ずっと前から同じような感じだったのだが、少し濃くなった感じがするので、25mg/Lにした。「デニBOX」の働きがもうひとつかな。でもこれくらいのレベルで維持できれば、それでも十分だが。
水が減ったので300ml足し水をしたが、少し多かった。200mlで良かったな。
ところで、うっかりしていたらNO2、NO3の試験紙がなくなってしまったので、近所の観賞魚ショップで購入したら、いつも買っている店の1.5倍くらい、値段が高かった。いつもの店なら両方で1,600〜1,700円くらい。それが2,500円くらいしたので、700〜800円くらい高い。いつもの店は来るまで1時間弱くらいかかるので仕方がないが、つらいなあ(^_^ゞ。今度、まとめて買っておこう。
0 mg/L
25 mg/L
2004 3 27
63 日経過
家を留守にしたため、観察&計測せず。
mg/L
mg/L
2004 3 28
64 日経過
昨日昼から本日夜まで、家を留守にして給餌もしなかった。お陰でNO3が下がっていたりしないかな、と期待したが、そうは問屋が卸さないようだ。まあ仕方あるまい。
それにしてももう少し、頑張って欲しいな。NO2は全く反応しなくなったので、実に良い感じなのだが…。
まあ、もうしばらくやってみて、NO3が上がっていくようなら、少しセッティングを変えたりしてみようか。
0 mg/L
25 mg/L
2004 3 29
65 日経過
なんとなく、NO3が上がり気味な感じ。うーん、嫌な感じだ。「偽デニ弁」の効き目がイマイチかなあ…。しかし「偽デニ弁」をいじるとなると、一気に嫌気域が壊れる恐れもあり…。どうしたものかなあ…。
ただまあ一方、NO2は安定している。一応好気濾過サイクルは安定したようだ。一度、大量換水でもしてみようかな。それではもちろん、抜本的解決にはならないのだが。
0 mg/L
25 mg/L

2004 3 30
66 日経過
NO2、NO3には変化ない感じ。他にも特に変化なし。つまり何も変化なし。(←つまらんな〜(^_^ゞ)
しかし実際、水槽が安定してくると何も書く事が無い。NO3は1日や2日で大きく変化する事は無いので、毎日計測する必要もないだろう。とりあえず「毎日更新」は3月一杯くらいにして、その後は「毎週更新」にでもしようかなあ…。
0 mg/L
25 mg/L

2004 3 31
67 日経過
特に変化なし。水が減ったので、足し水300ml。
夜家に帰って水槽を見ると、ガラス面に茶ゴケが少し付いている。シッタカ探検隊がサボっているのかな?しかし、明日の朝までには綺麗になるのではないだろうか。明るい間はガラス面の掃除はあまりしてくれないのだ。

ところで、あまり変化がなくて面白くないので、とりあえず、明日からは2日に一度、偶数日に計測&立上げ記録の更新をすることにしようと思う。それでもあまり変化がなかったら、そのうち週に1度くらいにして、後は「ちびクマ」と同じように、トピックスがあった時だけの更新にしたい。

掲示板の方では「毎日楽しみに見ています。」などと、嬉しいことを書いて下さる方もいらっしゃるので、とりあえず、この場で改めてお礼を言います。ありがとうございましたm(_ _)m。
ま、来月からもできるだけ更新はして行きますので、相変わらずごひいきにお願いします。
0 mg/L
25 mg/L

2004 4 02
69 日経過
4/2は、仕事で帰りが午前2時くらいになってしまったので、水質の計測も記録も全部忘れて寝てしまった(^_^;;。ので、この記録は本当は4/3の朝のもの。堪忍して下さい(笑)。
しかし、「隔日更新」なんかにしたら、ついつい忘れるだろうな、とは思っていたが、初日からだよ(苦笑)。

NO2、NO3に変化なし。好気濾過は安定している。脱窒の方がもうひとつ、頑張ってくれると良いのだが…。まあそれでも、全く何もしないよりはNO3の上昇抑制にはなっているのだろうと思う。

ところで、忘れていたといえば忘れていた事がもう一つあって、何かというと、水換え(^_^;;。この「300ミリメートル」水槽は、別に無換水水槽を目指しているわけでは全くなくて、さんざ、「少量多頻度換水」を推奨しておきながら、自分は換水するのを全く忘れていた。その“えーかげん”さに、自分でも呆れる。明日、換水します。ちびクマさんたち、ごめんないm(_ _)m。
換水と言っても、水量10Lしかないので、2割換水で2L。ミネラルウォーターのペットボトル1本分だから、らくちんポン!というところだ。良いなあ、小型は。
でも換水するとまた茶ゴケが出るかもしれない。そうすればまた、この「記録」に書く内容が出来る。忘れずにやることにしよう。
0 mg/L
25 mg/L

2004 4 04
71 日経過
お約束どおり、部分換水。20%=2L。NO2、NO3に変化なし。
前回の換水から1ヶ月以上、放置してあるので、倍量(4L)くらい換水してしまおうかと思ったが、やはり止める。その代わり来週も換水しよう。
しかし小型水槽は換水も簡単だ。2Lペットボトルですぐ終る。これなら毎週換水しても良いんだけどね。それでしか維持出来ないというのでは大変だから、やっぱりせいぜい2週間後との換水にしようと思う。

それから、「ちびクマ水槽」が空いたので、「ちびクマ水槽」を移動させ、「三百ミリメートル水槽」をもともと「ちびクマ水槽」を置いてあった子供部屋の窓際に移動させた。リビングよりも涼しいし、クマノミたちにとってこちらの方が良い環境。水温設定も27℃に下げた。これでイソギンチャクを入れる準備が出来たというものだ。GWまでには採集に行って、サンゴイソギンを入れることにしよう。

ところで、話が「ちびクマ」に戻ってしまうのだが、皮肉な事に、「ちびクマ」をショップに引き渡した今になって、ちびクマの里親希望の方、複数からメールをもらうようになった。その度に「もうショップに渡してしまったので…。」とお断りする。もう少し早くお申し出いただければ、ショップに渡さずにお譲りできたのだが…。タイミングの悪い事だ。

0 mg/L
25 mg/L

2004 4 06
73 日経過
NO2、NO3に大きな変化なし。気のせいか、NO3が薄くなったような気がするが、多分やっぱり気のせいかな(笑)。
日曜日に換水をしたが、それで茶ゴケがバッと出るということもない。「三百ミリメートル水槽」を移設した子供部屋は夜間は真っ暗になってしまうので、シッタカさんたちが良く働くのだろう。ガラス面は綺麗だ。なんとなく、ちびクマたちもよく肥えて、元気になった気がする(でも多分、気のせいだけど。笑)。

ところで、掲示板にも書いたのだが、来週、夜中に、ウチのマンションが3時間も停電するらしい。堪忍してくれよ〜。あー、参った。ホント、どうしよう。とりあえず、電池式のブクブクを入れるしかないが、まだ水温低下も心配。止水環境下で「偽デニ弁」がどうなるかも心配。参ったなあ…。
0 mg/L
25 mg/L

2004 4 08
75 日経過
特になし。全く変化なし。ホントに書くことが何もない。はやくイソギンチャクを採集してきて、水槽に入れてやろう。そうしないとホントに書くことがなくなってしまった。でもイソギンが入らない事には、この記録も終わりにならないからなあ…。
0 mg/L
25 mg/L

2004 4 10
77 日経過
今日は1日お休みだったのだが、子供の同級生3家族で、朝から潮干狩り(アサリ採り)に出掛けてしまったので、全く水槽の観察をしていない。夕方の餌もあげていない。
NO3が何となく、少し薄くなった気もするが、まだはっきりしない。何しろスケールの幅が広いので、ちょっとやそっとの変化では分からない。不便だな(苦笑)。でも安いから仕方がないや。しばらく観察して、はっきりと落ちたら、25mg/Lと記入する事にしよう。
帰って来て、真っ暗になった水槽から飼育水を採取する時に観察したら、ちびクマは夜寝るときにはライブロックのところではなくて、OT-45の真下、吸水パイプの裏のあたりで寝ているようだ。実はそこは1番水量が緩やかな場所になる。やはり水流が強すぎて落ち着かないのかな。今度イソギンチャクを入れる時に、LRの場所も変えてみようか。

さて、潮干狩りは絶好の天気ではあったが、今年は横浜市金沢区・海の公園は、昨年のアオコの影響でアサリが激減しているらしい。例年に無く不漁であった。さみしい…(;_;)。
0 mg/L
25 mg/L

2004 4 12
79 日経過
12日夜、というか、正確には13日の午前1時30分からの停電で、水質計測どころではなかった。酷い目にあった。
停電後、OT-45が停止してしまったので、フィルターを外して掃除。結果として飼育水を1L程度、交換。ついでOT-45のフィルターバッグも交換してしまった。
それから、LRのレイアウトも変更。今までは「偽デニ弁」の上にLRが乗っていたのだが、左右をずらして、OT-45の吐出口の直下にLを持ってきた。そのことによってOT-45の吐出口の直下は水が停滞して、流れが緩やかになる。その方が、ちびクマが寝るのに良さそうだからだ。
もともと水が減っていたので、真水も300ml足し水。
mg/L
mg/L
2004 4 14
81 日経過
NO3が薄くなった。が、これはOT-45のフィルターバッグを交換して、活性炭が新しくなったので、そのお陰かもしれない。これによって吸着濾過力は上がったが、フィルターバッグについていた濾過バクテリアがいなくなってしまったので、プラスマイナス0、かもしれない。しばらく注意が必要かな。
0 mg/L
25 mg/L

2004 4 16
83 日経過
NO3が明らかに落ちている。しかしこれはやはり新しいフィルターバッグの活性炭効果だろうな。とすると、2週間後くらいからはまた上昇するだろうか。まあ、その時はその時だが。そういえば先週も換水しなくちゃいけなかったはずなのに忘れた。今週は忘れないようにしよう。
0 mg/L
10 mg/L
2004 4 18
85 日経過
予定通り、20%(=2L)、海水を交換。本当は先週も交換しないといけなかったのだが忘れていた。しかしわずか2Lの海水交換だから実に楽だ。2Lペットボトル1本で出来てしまう。温度あわせも楽。ペットボトルに新しい海水を詰めて、お風呂の残り湯の中に放り込んで、しばらくするとちょうど良いくらいの水温になっている。これなら毎週交換しても良いくらいだ。これが小型水槽のメリットだなあ。
0 mg/L
10 mg/L
2004 4 20
87 日経過
NO2は検出されず、NO3はうっすら。これが活性炭効果でなくて、ずっと継続するようだと良いのだが…。
ところで最近、底砂の苔が激しい。だからと言って何が悪いというわけではないだが、どうも見苦しい。やはりメイン水槽に比べると、底砂にウミケムシなどもいないし、ヨコエビも発生していない。コペポーダが発生したのは確認したが、どうも全体に水槽の生物多様性が欠けているような気がする。まあ、ウミケムシが増えても困るのだが(苦笑)、残餌処理に役立つ部分もあるわけだし…。
やはり安物のLRだったから、生物相が薄かったのかな?今度最終に行ったら、天然海水を汲んできて、入れてやろう。砂を拾ってきて入れてやっても良い。そうしたらもっと色々な生物が増えるだろう。そうすればきっと、苔も減ってくるに違いない。
0 mg/L
10 mg/L
2004 4 22
89 日経過
NO3はほとんど色づかないレベル。真水を300ml足し水。
ところで、最近、また茶ゴケが酷い。だけではなくて、水面に油膜のようになっている。最初はただの油膜かと思ったが、どうもそれだけではなくて、浮遊性の珪藻が固まった感じがするのだ。つまり赤潮…(^_^;;。私もついに水槽で赤潮を発生させるところまで来たか(苦笑)。
ライトは強力だし、換水によって水道水中の珪酸塩も補給されるから、大発生という感じなのかなあ…。まいった(^_^ゞ。
で、しょうがないので、まずスポイトで丁寧に水面の赤い膜状の珪藻(?)を吸い取り、残ったものはティッシュに吸わせて掃除をした。これによって減った海水を100mlくらい補給。
まあ、最近、濾過に負担をかけるつもりで、だいぶ過給餌していたので、リン酸塩なんかはたっぷり溜まっているはず。藍藻らしき苔も生えてきたし。イソギンチャクの導入らに備えて、一度大量換水してみようかな。健康なクマノミなら大抵の事は平気なはず。白点病の心配もないし。
あと給餌を見直して、餌の量を減らそう。もうたっぷり太ったから、少々餌の量が減ったくらいでは何の問題もないはずだ。
0 mg/L
10 mg/L

2004 4 24
91 日経過
このところ、珪藻・緑藻だけでなく、藍藻が生えてきたので、思い切って全換水に近い換水を行った。ちびクマを水槽から出して、藍藻のついた底砂を砂ごと水槽の外に出して廃棄。10Lの水量のうち、8Lを交換した。ついでに器具についた苔も掃除。
ので、NO2、NO3は当然、ゼロ。というか、もしこれでNO2、NO3が研修されたらマズイよね(笑)。
全換水というと、普通はかなり気を使うものだが、飼っているのがクマノミだから全然平気。温度を合わせただけで、あとはポチャンッ!と、水合わせもしない。けれども2匹とも、すこぶる元気。餌もバクバク食べる。
これによって、水槽立上げ当初からの苔との戦いに終止符を打ちたいものだ。この水槽は最初から、見たこともないような緑藻が異常発生して、苔については異常な状態だった。その後もあまり熱心に換水はしていなかったのだが、ここまで苔が増えたとなると、自然に減るのを期待するのは難しい。今までいくつかのすいそうを立上げだが、こんなに苔が激しい水槽は初めてだ。大量換水して、苔のついた砂も捨てて、これで苔の発生が減れば嬉しいのだが…。どうなるかなあ…。
0 mg/L
0 mg/L
2004 4 26
93 日経過
「0」ですね、NO2もNO3も。当然といえば当然ですが、気持ちが良い。永遠にこうだと良いのになあ(笑)。

で、今朝、水槽を見たら、一番でかいスベスベサンゴヤドカリが脱皮。例の如く、知らない人が見たらとても抜け殻とは思えない綺麗な抜け殻が残っていた。
ら、なんと、夕方、それを子供と奥さんが発見して、二人で大騒ぎになったのだとか。つまり「ヤドカリが貝の外に出ちゃってる!!」ということで(^_^;;。
あんたらヤドカリの脱皮くらい、見たことないんかい!!
ま、二人で相談して空の貝殻を入れてくれたとか。その優しさはありがたいんだけどねぇ…(苦笑)。
0 mg/L
0 mg/L
2004 4 28
95 日経過
1日、出張で帰宅が遅くなったため、計測せず。(詳しくは「恥更級日記」参照。えらい目に合った…。)水槽は、まあ問題ないでしょう(笑)。
mg/L
mg/L
2004 4 30
97 日経過
NO2、NO3は依然、0mg。1〜2日前から、また茶ゴケが目立ってきた。水面にもまた“赤潮”が発生している。BBSでびーのさんから言われて、やはり油膜が問題なのでは?と思う。ちょっと油膜取りの道具を考えたので、早速作ってみた。この連休中にセッティングしてみて、様子を見よう。
0 mg/L
0 mg/L
2004 5 02
99 日経過
NO2、NO3に変化なし。
自作の「油膜取り」装置を作ってセットはしてみたものの、中々バランスが難しい感じ。表面水を取り込むときに空気も一緒に取り込んで、すごい音がしたり、かといって音がしないと表面水が取れているのかどうか分からないし…。しばらく使ってみて、具合が悪ければ再度セットし直そうと思う。中々上手く行かないなあ…(苦笑)。
0 mg/L
0 mg/L
2004 5 04
101 日経過
NO2、NO3に変化なし。
自作の「油膜取り装置」の効果は…。良く分からん(苦笑)。
確かに油膜も珪藻も全く見えなくなっているのだが、実は「油膜取り装置」をセットした時にだいぶ表面水を取り込んで、すっかり油膜&珪藻がなくなっていたのだ。で、その後、増えているのかいないのか…(^_^;;。ま、もう少し、1週間くらいしたら結果が出るかな?
しかしこの自作「油膜取り装置」、仕組みは極めてカンタン。具合が良いようなら他の水槽にも取り入れてみよう。そのうちサイトにも写真をアップしようと思うので、お楽しみに(←って、誰か期待してくれているのだろうか…笑)。
0 mg/L
0 mg/L
2004 5 06
103 日経過
NO2、NO3に変化なし。(←面白くない…笑)
自作の「油膜取り装置」だが、水分の蒸発によって水面の位置が下がってきたら、時々空気を吸い込むようになった。10〜20秒に一回くらい、「ジュルジュル」と音がして、OT-45に空気が吸い込まれていく。
で、当然、それと同時に表面水を吸い込んでいくので、やはり油膜は良く取れている。このバランスなら問題ないがあと少し水位が下がると、空気を吸い込みっぱなしになるだろう。そうなるとうるさいし、あまりポンプに空気が吸い込まれるのも良くはあるまい。明日あたりはまた、足し水をしなくては。
言葉だけでは分かり難いのだが、どうもやはり、「油膜取り」装置はもっと深い深度の部分にセットしておいた方が良さそうだ。次に作る時の留意点にしておこう。
0 mg/L
0 mg/L
2004 5 08
105 日経過
三浦半島へ磯採集に行き、採集してきたサンゴイソギンを水槽に導入。直径5cm程度のものを3個体。本当は一つにするつもりでいたのだが、イソギンが小さいので、1つではあまりにお家が狭そう。とりあえず3つ入れてみて、多すぎるようなら減らそう。
それから、小型の宝貝を2つ、角の出た巻貝を1つ、追加。名前は明日、調べるつもり。食性の少し違うものを入れて、様々なコケに対処させようという意図である。
さらに、三浦で汲んで来た天然海水で5L換水。希望としてはこれらの処置によってより多くのプランクトンや底性生物が増えて欲しいのだが…。「三百ミリメートル水槽」では、コペポーダは確認したのだが、ヨコエビもゴカイの類も確認していない。LRの生物相がけっこう貧弱だったものと思われる。もう少し、底砂をかき混ぜる働きをする者が欲しい(ウミケムシはあんまりありがたくないんだけどなあ…苦笑。クモヒトデとか、採って来れば良かったな。)

水槽にイソギンを入れて、部屋の電気を消して20分くらい経って戻ったら、2匹とも既にイソギンの中に入っていた。「カクレはサンゴに入りにくい」と言う人もいるのだが、我が家ではいつもこんな感じ。入らないとは思えないのだが…。

まあしかし、今日はまだ良いが、明日からは当分、イソギンの状態や試薬の数値から目が離せなくなるだろう。上手く行きますように。頑張ってね、イソギンちゃん!
0 mg/L
0 mg/L
2004 5 10
107 日経過
NO2、NO3とも試薬に変化なし。
イソギンも非常に良い感じ。このままいけば後は夏場の水温維持だけなのだが…。

ところで、昨日BBSには書き込んだのだが、イソギン3個体のうちの1体が、なんとスベスベサンゴヤドカリの背中の貝に活着してしまった。重い自宅を背負ったスベスベの窮屈そうなこと!で、そのうち、じっと空きの貝殻を見つめていたのだが、夜のうちにやはり貝殻の引越しをしてしまったようだ。流石にスベスベはソメンヤドカリではないのね(笑)。
昨日の状態は写真にも撮ったので、詳しくは「30cm水槽セッティング写真」も見ていただきたい。けっこう笑えます(^_^;;。
0 mg/L
0 mg/L
2004 5 12
109 日経過
NO2、NO3の値には特に変化なし。少しNO3が色づいてきた感じもする。
ところで、昨日から今日にかけてまた急激に藍藻が増えてきた。昨日、今日と暑かったから、水温も30℃に近い。水温が上がると藍藻の成長も活発化するのかな?それとも水温が上がったせいで何か死んだのかも…(^_^;;。
で、慌ててクリップファンをつけて回したら、水温の下がること、下がること。夕方から涼しくなった事もあって(?)、横浜国際にエスパルスvsマリノスの試合を見に行って帰ってきたら26℃にもなっていた。(ちなみに試合は引き分け。あ〜あ、残念。)
で、また慌ててファンを止める。やれやれ。やはり小型水槽は水温の維持が大変だな。ただまあ、この程度なら、カクレは大丈夫だとは思う。連日これでは流石にまずいから、明日からは気をつけよう。
そうそう、忘れていたが、先日水槽に入れた貝はメダカラ(メダカラガイ)とウズイチモンジガイ。なぜメダカラなんぞを入れたかというと、以前、どこかのサイトで「ホシダカラが藍藻を食べる」という記事を読んだので、「それならメダカラでも…。」と考えたのである。その効果は…。
うーん、正直に言うと余り無いのだが、ただ一点、ライブロックの上の赤い藍藻(?)は、メダカラが確かに食べた。ところが底砂の上の藍藻は放ったらかし。役に立つのか立たないのか、よく分からない(^_^ゞ。それでもLRのコケを食べたことは事実だから、もう少し長い目で見よう。
それよりももっと底砂の生物相を豊かにしたい。ヨコエビもゴカイも、クモヒトデも、姿が見えないからなあ。いっそのこと、60cmの水槽から連れて来てしまっても良いのだが、そうすると絶対、ウミケムシが入ってしまう。ちょっと思案中。次回磯採集に行ったら、それらの底性生物系も採って来よう(でもどうすれば良いのかな?)
イソギンはやはりあちこち徘徊中。今日は1匹がLRの裏側に回りこんでしまって、ほとんど見えなくなってしまった。LRの陰から触手の先端だけが見える程度。やれやれ。まあ、これはは仕方ないけどね。そのうち落ち着くだろう。良い場所に落ち着いてくれると良いのだけど…。

PS.
イソギンに取り付かれたスベスベは、結局、サンゴイソギンのついた貝殻を捨てて、別の貝殻に引っ越しました。やはりスベスベはスベスベで、ソメンヤドカリではないのね(笑)。
0 mg/L
0 mgL
2004 5 14
111 日経過
NO3が少しだけ色づいてきた。やっぱり「偽デニ弁当」の効きがイマイチかなあ…。でもまあ、まだ10mgには届かない感じだが。
その他は特に変化は無いが、やはり藍藻が増えてきている。その一方、メダカラが藍藻を食べていることも事実のようで、藍藻が消えている部分もある。要はメダカラがもっと一生懸命働いてくれれば、藍藻、もっと減っていくというわけだ。がんばっとくれよ。

ところで、今日、水質検査の為に水槽を見たら、「シリキレ」の方が頭からイソギンに突っ込んで、ピクリとも動かないでいた。非常にどきどきしたが、やはりただ寝ているだけだった。おどかすなよ〜(^_^;;。

それから、最近、「シリキレ」と「モミアゲ」のケンカが激しい。イソギンチャクが入ったという点もあるだろうが、実は最近、2匹の力関係が微妙に変わってきているようなのだ。この「三百ミリメートル水槽」に入れたときには「シリキレ」の方が身体も大きくて、気も強い、明らかに優位に立っていたのだが、困った事に(?)「モミアゲ」の方が、餌を採るのが上手で、結果、今では「モミアゲ」の方が、やや体が大きくなってしまったのである。そこで2匹の間のパワーバランスが、微妙に逆転しかかっているのだと思う。ところが相変わらず「シリキレ」の方が気が強くて威張っていて、「シリキレ」の方は“ボス”の座を譲るつもりがない。そこでケンカになる、というわけだ。
まあまだ両方とも性的に成熟する段階にはなっていないと思うので、今のうちに逆転してしまうなら逆転して欲しいんだけどなあ…。はやく力関係が安定して欲しいものだ。
0 mg/L
0 mg/L
2004 5 16
113 日経過
やはりNO3に反応が出ている。10mg/L(−)ということにしておこう。
しかし30cmの小さな水槽で、クマノミを飼っているだけなら、NO3が溜まってもすぐ大量換水できる。そもそも5Lも換えれば50%換水なんだからな。その点は気楽。小型水槽の最大のメリットかもしれない。

あと、先週、採集で拾ってきた岩を取り出してみたところ、ドブ臭い匂いがする。硫酸還元だ。磯の生物が着いている事を期待して水槽に入れたのだが、どうも岩の穴の奥にあったスポンジ(海綿)が腐ったらしい。で、水槽から取り出す。こんなものが入っていてもNO2の反応は出てこないのだから、まあ、好気濾過については文句無く機能していると言う事だろうな。

それから、やはり藍藻が増えてきている。それでも減っている部分があるのは以前も記入した通り。調子に乗って、少し“生物兵器”を強化する事にして、メイン水槽からハナビラダカラとアマオブネ、ついでにクマノコガイも入れてしまう。ちょっと貝が多いが、腐ったスポンジが入っていた事を思えば、濾過に問題はあるまい。それぞれに植生が違う貝なので、うまく藍藻を食べてくれると良いのだけれど…。
0 mg/L
10 mg/L
2004 5 18
115 日経過
NO2とNO3は一昨日と同程度。そりゃそうで、そんなに早くNO3が上がったら大変な事だ。しかし以前とは違って、明らかにNO3の反応が出てきている。以前はテスト紙をそのまま放置しておいても、ずっと色が変わらなかったのだが、最近は5分くらい置いておくと、ピンク色になっているからなあ。やはりNO3が溜まってきているのだ。ちょっと「偽デニ弁」のセッティングを変えようかなあ。

ところで、一昨日投入した生物兵器の皆さんが、実によく働く。お陰でだいぶ藍藻も減ってきた。これで今度磯採集に行った時に、クモヒトデとミズヒキゴカイでも採って来て、底砂をかき混ぜてやったら底砂の藍藻も消えるだろう。えらいなあ、生き物は。
しかしわざわざ磯採集に行って、クモヒトデだのミズヒキゴカイだの、ヨコエビだのというのを採って来るヤツがいるのだろうか。まあでも役に立つ連中だからなあ…。どうも今回の水槽用に買ったLRはイマイチだった。生物相が薄くて面白くない。しかし高いLRは高いし…。うまく三浦で捕まえられると良いのだが。

今週末は土曜日に子供の運動会、日曜日に元気なら、三浦に磯採集の予定。でも台風も近づいてきているとのこと。お天気次第で、どんな予定に鳴るか分からない週末になりそうだ。
0 mg/L
10 mg/L
2004 5 20
117 日経過
仕事が遅くなって、帰宅が深夜になったので、水質の計測せず。
ここ数日の観察では、ハナビラダカラ投入後、明らかに藍藻が減少。ハナビラが藍藻を食べているところを直接見たことはないのだが、藍藻がはびこっていた近辺にハナビラが入るのは良く見かけているので、おそらく、ハナビラが食べていると判断して良いと思う。
藍藻の繁殖スピードは速いので、ハナビラを入れておけば藍藻が出ない、というものではないだろうが、少量の藍藻であれば、ハナビラで対応できそうである。あ〜、良かった。今年も沖縄に行ったら、一生懸命、捜そーっと(^_^)。
mg/L
mg/L
2004 5 22
119 日経過
NO3が少し濃くなってきた感じかな?まあ、まだ全く問題ないレベルだが。
苔取りのために貝を増やしているので硝酸も溜まりやすい状況にはなっている。苔も減ったので、少し苔取り貝を減らす事も考えようかな。
で、その苔だが。

非常に減った。現在では水槽内に藍藻は全く見えなくなった。底砂も非常に綺麗になってきている。全体的な感じとして、メイン水槽と変わらない感じ。それで、明日の磯採集(クモヒトデ狙い)やめにした。だって寒そうなんだもん(^_^;;。
実は一部、ヒーターカバーの内側に藍藻が残っているのだが、そこは貝が届かない場所なので仕方がない。それでも、そこもハナビラダカラが狙っている様子が見える。偉いな、ハナビラは。

メダカラとハナビラの違いだが、メダカラも藍藻を食べないということは無いように思う。と、言うのは、LRに着いていた藍藻はメダカラ投入後にすぐ、減っていたからだ。食べているところは直接見ていないが、藍藻の生えていた場所にメダカラがいて、その場所の藍藻がなくなっていた。メダカラが食べたと考えるのが自然だろう。
ところが一方、底砂の藍藻はあまり減らなかった。これはメダカラの食性の違いというよりも、行動範囲の違いのような気もする。メダカラは底砂の上を移動する事を、あまり好まないのかもしれない。一方、ハナビラはメイン水槽でも行動範囲が大きく、良く底砂の上も歩いていた。そこで底砂の上の藍藻まで食べたのではないか?
苔取り貝と言っても、色々と違いがあるので、こういう食性と行動範囲の違いを組み合わせて、苔退治に使うと良いだろうと思う。
0 mg/L
10 mg/L
2004 5 24
121 日経過
特に大きな変化はなし。順調。

しかし少し気になるのは、サンゴイソギンの色が薄くなってきていることだ。これはやはり若干、褐虫藻が抜けて来ているのだろう。しかしそれも予想の範囲内のことではある。
昨年、同じ場所で採集してきたサンゴイソギンは夏までに徐々に白くなり、冬頃からまた褐色が復活して来た。そして以前とは少し違う色になっている。やはりその環境の光線の具合に合わせて、褐虫藻も変化する。その変化の中のひとつの出来事だと思う。問題はそこでどこまでイソギンの大きさかキープ出来て、夏を越せるか、ということだろう。あと4ヶ月程度、まだ先は長い。

ところで、今日は「三百ミリ」水槽とは違う水槽でショックな事件があった。非常に残念。詳しい事は「日記」に書いたが、単独飼育していたオジロスズメが死んでしまったのだ。非常に悔しく、また済まない。深く反省したことだった。
0 mg/L
10 mg/L
2004 5 26
123 日経過
三百ミリ水槽には特に変化なし。

ホントに書くことが無いなあ…(苦笑)。
しかし、今日は暑くなりそうだったので、朝、クリップファンを点けてそのまま一日回していたら、水が減ること、水が減ること。いきなり1L近く減ってしまった。これは減りすぎ。ちょっとファンを離してみようかな。
0 mg/L
10 mg/L
2004 5 28
125 日経過
28日には仕事で帰りが1時ごろになってしまったので、これは29日朝の計測&記入。

実は前回あたりから気付いていたのだが、NO3が減ってきている感じ。何故だろう?特に水槽をいじっていないので、「これが」という理由は見当たらない。ただ、このところハナビラダカラの活躍のお陰で(?)底砂の上のコケが無くなり、底砂が綺麗になった。それ以前には、ちょうど「偽デニ弁当」の上を藍藻が覆うような感じになっていたので、藍藻のせいで「偽デニ弁当」への通水性が失われていたのかもしれない。NO3の値については、またしばらく観察が必要な感じだ。
それから、ここ2〜3日、イソギンが良く動く。何か気に入らないことがあるのかなあ。今のところまだ、褐虫藻が少し薄くなった以外はそんなに悪い感じはしないのだが…。
0 mg/L
10 mg/L
2004 5 30
127 日経過
NO3はやはり以前より薄くなっている感じ。このまままた、全く検出されないレベルまで低下したらすごいけど、どうなるか。
その他には特に変化は無いが、相変わらずイソギンが落ち着かない。今日はLRを離れて、後ろの壁面に張り付いてしまった。ちびクマもベッドが移動するのでかわいそう(^_^;;。また早く、よい場所に定着してくれると良いのだが…。
ところで、今日は天気予報が外れて暑くなった。水槽の温度も28〜29℃。これからいよいよ、小型水槽でのイソギンチャク飼育の正念場だ。頑張ってくれよ。
0 mg/L
10 mg/L
2004 6 01
129 日経過
20%、すなわち2L、換水。
換水は磯採集に行って50%天然海水を入れた以来、3週間ぶり。別に無換水水槽を目指しているわけではないので、どんどん換水すれば良いのだが、つい忘れていた(^_^ゞ。それでもNO3が減り気味なので、まあまあ良い状態と言えるだろう(NO2、NO3については)。
昨日、今日と、非常に暑かった。イソギンが移動しているのはやはり温度との関係があるのだろうか。しかしクーラーを使わない限り、現状以上に水温を下げるのは不可能だ。難しい季節になってきた。

ところで「三百ミリメートル水槽」でウミケムシを発見(^_^;;。ウミケムシは底砂を撹拌する役割も果たしてくれるので、それがいてはまずいというわけではないのだが、増えすぎると鑑賞上、よろしくない。今まで「三百ミリメートル水槽」にはウミケムシがいなかったので、「こりゃ良いわい。」と思っていたのだが、やはり甘かったようだ。ライブロックについていたのか、苔取り貝を移動した時に潜んで来たのか。やれやれ、まあ仕方がない。あまり増えすぎないように、底砂の掃除を頑張ろう。
0 mg/L
10 mg/L
2004 6 03
131 日経過
また少しNO3が濃くなってきたかもしれない。(でもはっきりとはしないが。)

その他には特に変化はなし。しかし扇風機をセットしているせいで水の蒸発が激しい。毎日足し水をしないと「油膜取り」が空気を吸い込んでしまう。まあそれでも別に問題はないのだが…。
お陰で水温は27℃程度には抑えられているのだが、あまり塩分濃度が変化するのもどうかと思うし。
中々大変だなあ。
0 mg/L
10 mg/L
2004 6 05
133 日経過
NO3はあまり変わらない感じ。もしかしたらやはり10mg/L(−)のままで良かったかもしれない。

その他には特に変わったことはない。今日はまたイソギンがよく動いた。夜の時点ではまた、最初のよい場所に戻ったので、そのまま定着してくれると良いのだが、そう上手くはいかないだろうな(^_^;;。
0 mg/L
10 mg/L
2004 6 07
135 日経過
NO3はあまり変わらない感じ。もしかしたらやはり10mg/L(−)のままで良かったかもしれないし、そうではないのかもしれない。いずれにせよ、大きく動いてはいない。サンゴが入っているわけではないので、サンゴイソギン程度なら問題ないレベル。もうしばらく、推移を見守ろうと思う。
日中の気温が上がってきているので、ライト点灯中はずっと扇風機で風を送っている。そのおかげで、毎日、真水を足し水。それでも今日の夜などは涼しくなったので、見たらヒーターが点いていた。全く水温維持には苦労する。
クマノミ、イソギンともに変わりなし。ただしイソギンに関しては、茶色の褐虫藻が維持されているものと、白化しているものに分かれた。水面近くにいる者は茶色が維持されていて、水底に近いものは白くなっている。やはり光の加減だろうか。いずれにせよ、ひとつでも維持できれば良いと思う。まだ先は長いけど。
0 mg/L
10 mg/L
2004 6 09
137 日経過
NO3は変わらず。

昨日、OT-45のフィルターバッグを交換した。フィルターバッグに汚泥が溜まって、フィルターの流量が落ちたためである。「油膜取り機」が空気を吸い込むとエアレーションのような効果になるので、汚泥が成長したのだろうか。それでもまあ、もう立上げから4ヶ月経ったのだから、フィルターバッグを交換してもバチは当るまい。
フィルターバッグを交換したら流量は回復。しばらくはこのまま、推移を見守ろう。
0 mg/L
10 mg/L
2004 6 11
139 日経過
特に変化なし。

最近、またイソギンが元の場所に戻って安定している。OT-45の吐出口の近く。良い場所なのでそこに定着して欲しいのだが…。まあ、これはどうなるかわからないな。

ところで、三百ミリ水槽ではなくて、メイン水槽のほうで先週から少し濾過ポンプの配管をいじっているのだが、ずっとトラブル続き。ポンプが止まってしまったり、ホースから水が漏れたり、何かと干渉してすごく大きな音がしたり。中々上手く行かない。挙句の果てには配管の中にシッタカが詰まってしまって、危うく水が溢れるところだったり。
なんとかならんものかなあ…(ため息)。
0 mg/L
10 mg/L
2004 6 13
141 日経過
遠い親戚に不幸があって、葬式に出るために1泊2日で留守にしたが、水槽に特に変化なし。安心する。
冬場の外出は何の問題もないが、夏場に外出する時はやはり水槽が気になる。どうしても家を閉めて出かけるので、日中は室内の温度が上がり、水温上昇が避けられない。クリップファンも回していくのだが、締め切った室内では湿度が上がって水分の蒸発が少ない=水温が下がりにくい状態になる。1泊2にちとは言え、今回は天気も良かったので、ちょっと心配していた。メイン水槽のシッタカによる配管詰まりも心配だったし(^_^;;。
ま、そうは言っても、また夏休みには1週間も留守にするのだけどねぇ…。
0 mg/L
10 mg/L
2004 6 15
143 日経過
特に変化なし。ホントに変化がなくて書くことがない(^_^;;。

ここ数日暑いので水槽の水温が心配になるが、クリップファンの力で27〜28℃に保たれている様子。夜見ると26〜27℃になっている。水槽は北向の窓際にあるので、家中で一番涼しい。普段、あまり人の出入りもないので、真夏でもそこそこすずしさを保てるはず。とはいえ、熱帯夜になる夜などは心配なのだが…。
0 mg/L
10 mg/L
2004 6 17
145 日経過
仕事で遅くなり、自宅に帰ったのが18日の午前3時。計測&観察せず。
? mg/L
? mg/L
2004 6 19
147 日経過
三百ミリ水槽に特に変化なし。こちらは安定している。

が、メイン水槽で大事件。昨夜、仕事が思ったよりも早く終ったので、かねて頼んでおいたレッドスクーターのペアを引き取り、水槽に入れたのだが、今日の夕方になってオスが死んでいるのを発見。メスも朝、姿を見たきり、見えなくなってしまったのだ。
もう大ショック。2年半ぶりくらいにショップで買って、メイン水槽に入れた魚なのに…。
何もやる気がしない。何もかもイヤ。もうホントに、魚を飼うのが怖くなる。あぁ…。考えれば思い当たる事は沢山あるのだが、どれも直接の原因とは考え難い。とにかくもう、全てが後悔。ああすれば良かった。こうすれば良かった。と、思って、ぐるぐるぐるぐる、後悔ばかりが浮かんでくる。もうホントにイヤになっちゃった…。
0 mg/L
10 mg/L
2004 6 21
149 日経過
三百ミリ水槽には変化なし。世の中は台風だが、水槽の中は平和なものだ。
湿度が高くて水温が下がるかどうか不安だったが、気温自体があまり高くないためか、水温も維持されている。イソギンも一部は白化している個体がいるが、メインのイソギンは褐虫藻の茶色をキープ。いままでのところ、順調である。

メイン水槽のレッドスクーターはやはり姿を見せず。メスもやはり死んだことは間違いない。何が悪かったのか…。とにかく反省しきりである。はぁ〜(ため息)。
0 mg/L
10 mg/L
2004 6 23
151 日経過
三百ミリ水槽に変化なし。イソギンもOK。最近、少しNO3が薄くなって気いるようにも思うのだが、何しろうっすらとしか色づいていないので良く分からぬ(笑)。

しかし暑い。三百ミリ水槽は北側の部屋に置いてあるのでまだまだ27〜28℃に抑えられているが、南向きのリビングに置いてあるメイン水槽は30℃ぎりぎりまで水温上昇。まだ6月で梅雨明け前なのにね(苦笑)。今年は長い夏になりそうだ。
0 mg/L
10 mg/L
2004 6 25
153 日経過
三百ミリ水槽に変化なし。相変わらず、NO3が薄くなって気いるような気もするが、はっきりとはしない。しかしこのまま、NO3が濃くならないのなら、それで十分である。

今日は雨が降り、湿度が高くて空冷ファンの効力が心配だったが、夜帰って水槽を見たら27℃。けっこう効いている。このまま夏を越せると良いなあ…。
0 mg/L
10 mg/L
2004 6 27
155 日経過
20%=2L、換水。何度も言うように、「無換水」なんてことは全く目指していないので、換水期間が4週間近いのはわざとではない。本当は2週間に一度くらい、換水した方が良いと思っているのだ。が、単に忘れていたのである(^_^;;。
NO2、NO3に変化なし。20%換水くらいでは大きく変わるはずがないし。ま、好調だろう。

ところで、水槽に余りにも変化がなく、書くこともないので、来月からはこの記録も1週間に一度くらいの更新にしようと思う。もちろんその間に何か変化があれば臨時にアップにするが、この水槽も立上げから5ヶ月、本当に安定してきたな、と思う。これからも、週に一度、「変化なし」と書き込む事が多くなるのだろう。
0 mg/L
0 mg/L
2004 6 29
157 日経過
NO2、NO3に特に変化なし。
しかし、今日はずっと子供部屋(三百ミリ水槽が置いてある部屋)の窓を閉めておいたら、水温が30℃にまで上がってしまった。失敗失敗(^_^ゞ。
しかし、やはりちょっとしたことですぐ水温が危険レベルまで上がってしまうなあ…。これから7月、8月がやはり心配だ。

とは言いつつ、毎日の水槽には特に変わったことはないので、やはり予定通り、7月からはこの記録の更新頻度を週に1回程度にしようと思う。一応、日曜日の夜に更新する事にしよう。
0 mg/L
10 mg/L

 

「 立ち上げ記録[4] 〜158日以降(最新)〜 」につづく

 

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