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30匹クマちゃん成長記・「ちびクマ」繁殖記録[1]

第1回産卵

(初めて産卵を確認)

 

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  • クマノミペアの産卵を初めて確認。(メスの飼育開始から2年)

  • 卵塊の発見時、すでに孵化直前で、稚魚の採取は出来なかった。

  • クマノミの繁殖に挑戦するきっかけになった。

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日付

産卵後
孵化後
日数

飼育日誌

生存数

2003/2/1

クマノミの卵をはじめて発見する。最初は卵とは思わなかった。イソギンに餌を上げたとき、イソギンの触手の端のあたりのLR、ちょうどイソギンの触手で隠れるあたりに、何か銀色に光るものがあったので、何かと思ったら、すでに孵化寸前の卵だった。ちょっと平べったいイソギンの触手のようにも見える。気付くとオスが一生懸命世話をしていた。そういえばここ何日か、クマノミに餌を与えたとき、オスのクマノミがあまり食べに来ないような気がしていた。卵の世話をしていたのだろう。
もちろん、本当に最初の産卵かどうかは分からない。今まで気付かぬうちに産卵して孵化して、稚魚は消えてしまっていたのかもしれない。が、一応、今回を初めての産卵だということにしておこう。
急いでネットなどで、クマノミの繁殖情報を検索する。ウチのはすでに銀色の目玉もはっきりして、卵は透明、孵化寸前だと判明する。
ざっと見て、50-60個くらいしかないように見えるのは、もしかしたらすでに一部孵化した後なのかもしれないと思う。
水槽の中に手を入れることによって、親が卵を世話しなくなる事を恐れたが、年が明けて以来、ずっと水換えをしていなかったので、予定通り水換えをする。20L。水換え後に確認すると、オスは卵の世話を再会しており、一安心する。
卵を産みつけたLRはちょうど、水槽の前面ガラスのすぐ近くなので、卵は観察しやすい。良いところに生んでくれたと思う。

2003/2/2

孵化後
朝、確認すると、すでに卵は10個あるかないか。昨夜のうちに孵化したのか、それとも世話をしなくて死んでしまったのか…。不安になる。
夜、入浴の際にリビングの電気を全部消して、孵化を促す。お風呂から出てきて水槽を見ると、3-4匹の稚魚を確認。やはり孵化寸前の卵だったようだ。体調3ミリ程度?で体は透明、銀色の目玉が目立つ。しかし夜、寝る前には既に1匹しか確認できなくなっていた。

2003/2/3

朝、確認すると、卵はすべて消えていた。餌を与えると、オスも食べに来る。次の産卵はいつだろう?とりあえず、親に栄養をつけてもらうため、給餌回数を1日2回から、1日3回に増やすことにする。

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