|
|
|
【
材 料 】
|
|
1. |
アクリル板
|
私は近所のダイソーで、「290mm×210mm」のものを購入してきました。これ1枚で「観察&撮影ケース」が2〜3個、作れます。
厚さは2mmのものと1.4mmのものがあるようです。どちらでも良いのですが、薄いものの方が加工性は良いです。ただし厚い物の方が当然、丈夫になりますので、お好みで選んで下さい。
ダイソーでは以前、この「290mm×210mm」のアクリル板を100円(税別)で売っていたのですが、最近では200円に値上げされているようです(^_^;;。
ただしダイソーでもアクリル板を取り扱っているお店は少ないので、ご近所の100円ショップで入手できない場合は、ホームセンターでお求め下さい。同程度のサイズのものであれば、300円〜400円程度で入手可能と思います。 |
|
|
2. |
透明プラスチックケース(のフタ)
|
これも私はダイソーで購入しました。プラスチックケースの本体部分は、今回は使用しません。厚みの薄い、フタの部分だけを使用します。(本体自体が薄いものは逆に、本体の方を使用して、フタは使用しません。)
素材は何でも構いませんが、私が使ったケースの素材はスチロールでした。スチロール樹脂は柔らかいので、プラスチック素材の中でも加工がしやすい部類だと思います。プラモデルの原料もたいてい、スチロール樹脂ですね。 |
|
|
3. |
ナイロンひも
|
ケースに付けるひもです。なくても可。
ひもを付ける場合には、濡れた場合を考えて、水に強いナイロン製が適していると思います。 |
|
|
4. |
方眼の下敷き
|
ケースの中に入れる「スケール」として使います。私はこれもダイソーで入手しました。なくても可。
本当は白い下敷きに方眼が刻まれたものがあると良いんですけどねぇ…(^_^;;。しかも「表は1mm方眼、裏は5mm方眼」なんてことになっていると最高です(笑)。どこかの100円ショップで開発してもらえないものでしょうかね(^_^;;。 |
|
|
|
|
【
工 具 (必要なもの) 】
|
|
1. |
のこぎり
|
プラスチックケースのフタを切ります。
どんなものでも構いません。わざわざプラスチック用を買わなくても大丈夫です。100円ショップで売っている「パイプのこぎり」などの、刃の部分だけを使っても良いです。
ただし、あまり高級なのこぎりを使うと、後で切れ味が落ちたりするかもしれませんから、あまり高級なものは使わない方が良いでしょう(笑)。 |
|
|
2. |
カッター
|
アクリル板を切ります。
これもどんなものでも構いません。「アクリルカッター」を使うのが理想ですが、カッターだけで300円くらいしますから、これだけのために購入するのはもったいないです(笑)。
大型カッターの方が使いやすいとは思いますが、普通のカッターでも切れます。いずれにせよ100円ショップで買えますし、普通のカッターなら、たいていの御家庭に1本や2本はありますよね? |
|
|
3. |
プラスチック用接着剤
|
接着剤だけは、実はアクリル用を購入し、シリンジ(注射器)を使って作業したほうが、綺麗に仕上がるのではないかと思うのですが(後述)、しかしまあ、他に使うアテがないのでしたら、これだけのためにアクリル用の接着剤やシリンジを購入するのはもったいないです。100円ショップで売っているプラスチック用の瞬間接着剤を使うことにしましょう。耐衝撃性のあるものが好ましいです。
ただし、ハケで塗るタイプのものやゼリー状のものは、今回の場合には使い勝手が良くないと思います。 |
|
|
4. |
紙やすり
|
こちらも100円ショップで購入できます。「木工用」で構いません。やすりの「目」の大きさ(番手)が大きなもの(下地作業用)から小さなもの(仕上げ用)まで、一セットになったものが良いと思います。 |
|
|
5. |
キリ(三ツ目キリ)
|
「観察&撮影ケース」をぶら下げるためのひもを付ける穴を開けるのに使います。ひもを通すための太目の穴を開けるので、細い穴を開けるための「四ツ目キリ」よりも、太い穴があけられる「三ツ目キリ」が適しています。
ただし、アクリル板にそのまま、キリで穴を開けるのは難しいです(アクリル板が割れてしまう。)
実際にはキリの先端を熱して穴を開けますので、キリでなくても、「クギ」や「千枚通し」「アイスピック」などでも代用できます。
これも先端を熱することで後の切れ味に影響が出る可能性がありますので、高級品は使わないで下さい。 |
|
|
6. |
粘着テープ
|
材料を接着する際に、材料の固定に使います。作業性の面でいうと、紙製のマスキングテープを使うのが一番良いのですが、セロハンテープでもビニールテープでも、何でも使えます。 |
|
|
7. |
定規/スケール・油性ペン
|
定規/スケールは、プラスチックケースを切る際やアクリル板を切る際に、目印の線を引いたり(墨付け)、アクリル板を切る際には、カッターの「当て」としても使用します。
油性ペンは、アクリル板やアクリル板とプラスチックケース(フタ)をカットする際に、目印となる線を引く(墨つけ)ために使用します。素材がプラスチックですので、油性ペンでないと記入できません。どんなものでも構いません。 |
|
|
|
|
【
工 具 (あると便利なもの) 】
|
|
1. |
アクリルカッター
|
アクリル板を割るときに、専用のアクリルカッターを使えば、上手に“溝”を刻めます。
ただし普通のカッターでも十分ですから、なくても全く困りません(^_^;;。 |
|
|
2. |
プライヤー
|
アクリル板を割るときに、挟むのに便利です。ペンチなどでも代用できますし、握力が強ければ(笑)、なくても構いません。
でもまあ、100円ショップで買えますので、一つあると何かと便利な工具の一つです。 |
|
|
3. |
アクリル接着剤/スチロール用接着剤/シリンジ(注射器)
|
今回はアクリル板とスチロールのケースとを接着しますので、それぞれ専用の接着剤を使うのが一番良いと思います。
それぞれの接着剤を少量ずつとって混ぜ合わせ、接着面にシリンジ(注射器)で注入してやると、余分な接着剤が最小で済み、仕上がりが綺麗に出来ます。
接着剤用のシリンジは、ホームセンター等でも売っているところがありますし、東急ハンズなどでも売っています。オーデコロンなどをアトマイザーに移す時に使うスポイトなどでも代用できると思います。
プラスチック加工などの機会が多い方にはいずれも必需品だと思いますが、まあ、これもなくても十分ですね(^_^;;。 |
|
|
4. |
組みやすり
|
今回の加工では全て紙やすりのセットで行っていますが、組やすりが一つあると、面取りなど、細かな細工に便利です。
作業がずっと楽になりますから、これもおすすめの工具の一つです。 |
|
|
5. |
ハンダゴテ
|
プロの職人さんに話したら怒られそうな話ですが(^_^;;、実はプラスチック加工において、ハンダゴテはある種の“万能ツール”だったりします(笑)。
穴あけや、スチロールカッターの代用にも使えます。ただし、コテの先端が傷みますし、ケムリも出ます。何か事故があっても全て自己責任になりますので、そのつもりでいて下さい(^_^;;。 |
|