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[5103] 光りモノ 投稿者情報トンヌラ 2005-09-30 23:47
こんばんは。

かわいいクマノミや、華やかなチョウやヤッコと違い、主役になれない日陰者。ミナミハタンポを紹介します。

この種の魅力はやはり、「魚群!」

群れで泳ぐ姿を見たくて、最初は3センチ以下のちびっこサイズを7匹採集してきました。
でも今は1匹しかいません。(-_-;)

導入初日こそメインタンク内で、解散!集合!右向け右!一丸となって泳いでくれました。
ところが、なぜなのでしょう。5日、10日と経つにつれ、1匹ずつ群れからはじき出されていくのです。

そして、1ヶ月も経つ頃には単独飼育になっちゃいました。
これでは意味がありません。

シースルーでツンツン泳ぐミナミハタンポ。
やっぱりお前も海水魚・・・
[5104] RE:光りモノ 投稿者情報放蕩息子 2005-10-01 21:21
トンヌラ様

おー、ミナミハタンポですか。
私もよく見かけますが、今まで採集したことはありませんでした。

>5日、10日と経つにつれ、1匹ずつ群れからはじき出されていくのです。

えー、そうなんですか?それは知りませんでした。
生態で言えばマンジュウイシモチなんかも同じようなものに思えるので、複数飼育で問題なさそうに思いますが、それにしてもちょっと可哀想でしたね(^_^;;。
調べてみると「ハタンポ科」と「テンジクダイ科」で、系統的にも「科」レベルで違うのか…。意外でした。

>やっぱりお前も海水魚・・・
ははははは(^_^;;。
やはり「群れ」で飼うと言うのは中々難しいんですねぇ…。それこそマンジュウイシモチとか、プテラポゴン・カウデルニイとか、あるいはキンギョハナダイみたいな魚は複数飼育のほうが良いと聞きますが…。

>これでは意味がありません。
いやいや、そんなこと言わずに、可愛がってあげて下さいよ。今更海に戻しても生き残れないでしょうし。

しかしこの写真、なんかハタンポが窓の外に出たがっているように見えますね(^_^;;。ちょっと哀愁が漂っちゃってるな(苦笑)。
[5105] RE:RE:光りモノ 投稿者情報トンヌラ 2005-10-01 23:00
放蕩息子様

>私もよく見かけますが、今まで採集したことはありません
関東にもいるんですね。

>生態で言えばマンジュウイシモチなんかも同じようなものに思え
>るので、複数飼育で問題なさそう
実は採集した段階ではアポゴン系だと思っていました。で、調べていくうちに、どうやら違うぞ。ハタンポ、なんだそりゃ?って感じでした。

>やはり「群れ」で飼うと言うのは中々難しいんですねぇ…。
自然界ではあれだけ見事に群れを作っているんだから。それに立ち上げの頃、ギンユゴイ3匹で半年ほどうまくいったので、なんとかなるつもりでした。(苦しい弁解^^;)

>いやいや、そんなこと言わずに、可愛がってあげて下さいよ。
あらら・・・そろそろ帰しちゃおうかと思ってたんですが、言われてみれば確かに1匹では生きていけそうもないですね。それに哀愁も漂ってるし・・・
[5107] RE:RE:光りモノ 投稿者情報放蕩息子 2005-10-02 21:43
トンヌラ様

>関東にもいるんですね。
いますねぇ。もっとも、私では近縁のツマグロハタンポと区別がつきませんが(爆)。

>実は採集した段階ではアポゴン系だと思っていました。
そうでしょうね。私もそこに違いがあるとは思いませんでした。

>自然界ではあれだけ見事に群れを作っているんだから。
ねぇ。私もハタンポなんかの群れはスズメダイとは違うと思っていたのですが、全く意外なことです。

>あらら・・・そろそろ帰しちゃおうかと思ってたんですが
ははははは(^_^;;。そうですか。ちょっと悩ましいところですね。どちらが正解と言う事もなさそうな気がしますが、うーん、どうしたら良いでしょう?

>それに哀愁も漂ってるし・・・
ね(^_^;;。眼が大きいだけに、哀愁を感じちゃうのかも知れないですけどね(苦笑)。

[5106] ミズタマ 投稿者情報fuk 2005-10-02 11:05
今日で22日目なんですが、久々に見ると、かなり痩せてます。
60規格水槽で餌を食べないと、体を維持できないようです。

ところで、ミズタマに餌を与える場合、皆さんはどうしているのでしょうか?
私の水槽の場合、シュアーSを、一度に5〜10粒入れるのですが、4匹(ヤッコ・カクレ)で争って食べるので、床砂まで餌が落ちることは滅多にありません。
それ故に水質が維持できている部分も多いと思うのですが、このままでは餌がミズタマにあたりません。
かといって、どこにいるか判らない(ほとんど隠れている)ミズタマに当たるように餌を多量に沈めるのは水質悪化が怖いし・・。

ほとんどの魚は、飼う前にじっくり調べるのですが、ミズタマに関しては下調べが甘かったようです。
他の遊泳魚のように、水面に餌を取りに来ることはあり得ないでしょうから、やはり下に沈めるしかないですよね。
ミズタマが、餌場?を認識してくれたら、そこに餌を沈めるのですが・・・。

やはり、とりあえず隔離して餌付けないと、ダメでしょうね。
[5108] RE:ミズタマ 投稿者情報放蕩息子 2005-10-02 21:45
fuk様

>今日で22日目なんですが、久々に見ると、かなり痩せてます。
えっ?そうですか。そりゃ大変ですね。実は密かに不安を抱いていたのですが…。(ベントスハゼって、案外難しいんですよ。)

>60規格水槽で餌を食べないと、体を維持できないようです。
うーん、そうですねぇ。おそらくかなり大きな水槽でも、水槽飼育では餌を与えない限り、ベントスハゼの飼育は無理でしょう。「餌付かなくて死んでしまった。」という話は時々、耳にします。

>他の遊泳魚のように、水面に餌を取りに来ることはあり得ないでしょうから、
>やはり下に沈めるしかないですよね。
慣れてくれば泳いで食べるものもいないではないように聞いた気もしますが、最初からそうなることはないでしょうね。
私も飼育経験がありませんので、はっきりしたことは言えませんが、たいていの方は巣穴の近くに沈下性の餌をスポイトなどで沈めることから始めているのではないでしょうか。餌は何が良いのかな?やはり嗜好性の高い、冷凍ブラインシュリンプなどが、餌付け用としては良いと思いますが…。

とりあえず、「他の者が食べているシュアーの残りを食べさせる」というのでは難しいと思いますよ。
しばらくは水質悪化を覚悟でミズタマ用に特別の餌を与え、換水頻度を上げて乗り切るしかないと思います。頑張って下さい。

なお、ちょうど今、hosooさんのサイト(海・水・魚のホームページ)のBBSが活発なので、その辺で質問されても良いかもしれませんよ。森蔵さんあたりのベテランの飼育者の方が、アドバイスを下さるかもしれません。保証はしかねますが、一度訊いてみる価値はあると思います。
[5110] RE:RE:ミズタマ 投稿者情報fuk 2005-10-02 22:57
放蕩息子様
>しばらくは水質悪化を覚悟でミズタマ用に特別の餌を与え、換水
>頻度を上げて乗り切るしかないと思います。頑張って下さい。

60は怖いので、今日、36cmの隔離水槽を用意しました。
新しい1mmのサンゴ砂で、濾過はOT−30です。
OT−30の濾材が新品なので、1日回して明日から収容し餌付けようと思ってます。

>なお、ちょうど今、hosooさんのサイト(海・水・魚のホー
>ムページ)のBBSが活発なので、その辺で質問されても良いか
>もしれませんよ。森蔵さんあたりのベテランの飼育者の方が、ア
>ドバイスを下さるかもしれません。保証はしかねますが、一度訊
>いてみる価値はあると思います。

ありがとうございます。一度、書き込んでみます。
[5112] RE:RE:ミズタマ 投稿者情報放蕩息子 2005-10-03 15:02
fuk様

>今日、36cmの隔離水槽を用意しました。
そうですか。まあ、出来ればやはり、隔離した方が良いでしょうね。しかし、今の水槽から取り出す時が“大捕り物”になりそうで、それはそれで心配ではあります。何卒上手く捕まえられますように。
(多分、一度全てのLRを取り出してしまって捕まえた方が、結果的には円滑に出来そうな気がします。)

あと、OT-30の濾過能力は低いですから、ここは「餌付け専用」と割り切って、こまめな換水&フィルターバックも早めの交換(=活性炭の吸着能力のみを利用)で乗り切りましょう。OT-30のフィルターバッグでは生物濾過能力はたいしたことないと思いますので、フィルターバッグ=活性炭という発想でも良いのではないかと思います。
いずれにせよ、NO2のチェックは欠かせないと思いますので、こちらはこまめに。

hosooさんのところも見ましたが、さっそくお一人、返信してくださったようですね。ただ、餌が本当にフレークで良いのかどうか…。もう少し嗜好性の高いものがないのかどうか、色々試されても良いと思いますよ。
[5132] RE:RE:RE:ミズタマ 投稿者情報fuk 2005-10-05 08:45
放蕩息子様
>>今日、36cmの隔離水槽を用意しました。
>そうですか。まあ、出来ればやはり、隔離した方が良いでしょう
>ね。しかし、今の水槽から取り出す時が“大捕り物”になりそう
>で、それはそれで心配ではあります。何卒上手く捕まえられます
>ように。

我が家のミズタマ君は、夜になると水面を漂う癖があるので、難なく捕獲しました。

>hosooさんのところも見ましたが、さっそくお一人、返信し
>てくださったようですね。ただ、餌が本当にフレークで良いのか
>どうか…。もう少し嗜好性の高いものがないのかどうか、色々試
>されても良いと思いますよ。

シュアーS練った物、テトラのバイタルフォード練った物、レッドシーの練った物、淡水のコリドラス用の沈降性餌、と4種類試しましたが、食べてくれません。
5mm以上の大きな塊にしたので、気づかないわけはないのですが・・・。
やはり餌と認識してないのでしょうね。
後は、食いの良い、冷凍コペポーダでも試すしか無いようです。
ショップの開いている時間に帰れるかなあ?
[5133] RE:RE:RE:RE:ミズタマ 投稿者情報もぐもぐ 2005-10-05 10:56
fuk様

ジャリメなどの釣り餌はダメでしょうか?
私はよくハゼ釣りに行くのですが、ジャリメや小さめの青イソメなどで良く釣れます。おそらくはミズタマハゼも底砂の中に棲んでいるゴカイやイソメなどを食べているのだと思いますので、もしかしたら食べてくれるのではないでしょうか?

私も以前、磯で採取したヘビギンポが人工飼料になかなか餌付いてくれず、ずっと冷凍ブラインを与えていたのですが、水の汚れが激く、十分な量を与える事が出来なかったため、かなり痩せさせてしまった事があります。試しにジャリメを与えてみたところ、ものすごい勢いで食べてくれました(そうとう腹がへっていたようです^^;)。

釣り具屋さんで簡単に手に入りますし、生きていますので直ぐに水を汚す事も無いです。ミズタマ君は4cmほどとの事ですので、青イソメよりも小さなジャリメの方がいいと思います。

人工餌への餌付けにはなりませんが、痩せてしまった分を取り戻す事が出来れば、落ち着いて餌付けに取り組めるのではないかと思います。
[5137] RE:RE:RE:RE:ミズタマ 投稿者情報放蕩息子 2005-10-05 12:10
◇fuk様

>我が家のミズタマ君は、夜になると水面を漂う癖がある

そうですか。捕獲できたのは良かったですが、それはそれでまたちょっと、気になる部分でもありますよ。
というのは、混泳にストレスを感じている魚がしばしば、そういう行動を取ることがあるのです。
私はミズタマハゼの飼育経験はないのですが、ハタタテハゼの混泳に失敗したときに何度か、そういう経験をしました。昼間はLRの隙間などに隠れているハタタテハゼが、夜になると外に出てきて、水流に流されるようにして水面近くまで泳いで来るのです。それ以前、デバスズメの多数飼育をしてていた時にも同様の経験がありました。

いずれも日中、特に他の魚に苛められているとか、ヒレがかじり取られているとか、そういう明確な兆候はなかったのですが、状況証拠から見て、他魚との混泳によってストレスを受けているのは間違いないと思われましたので、ハタタテなどがそのような状況になった際には私は混泳を諦めて、直ちに捕獲し、別水槽に収容しました。(デバの時にはそれが分からなくて、結局殺してしまいましたが…。)

fukさんのところでも、特にイジメの兆候はないとのことですが、他の魚の方には苛めている意識はなくても、例えばヤッコなどが泳ぎ回る姿に、ミズタマの方が一方的に怯えてストレスを感じている可能性もありますね。元来は臆病な魚だと思いますし、ハゼの類など、自然の海で観察していると、他の魚が数メートルの距離に近づいただけで、巣穴に隠れてしまうことも珍しくありませんから。

そう考えるとますます、別水槽で餌付けするのは良いと思います。別水槽で餌にも慣れ、水槽飼育の環境にも慣れてきたら、また混泳も可能になるでしょう。

>後は、食いの良い、冷凍コペポーダでも試すしか無いようです。
そうですね。その辺が良いかもしれません。何しろ、人工(?)の餌の中では、恐らくは自然の海で彼らが食べていたものに一番近いでしょうから。もしくは、もぐもぐさんの書かれた様に、ジャリメなんかも有望ですね。
とにかく、hosooさんのところでとほほいさんも書かれていましたが、拒食症になると中々難しいです。砂をハミハミしている間が勝負だと思います。頑張って下さい。

◇もぐもぐ様

>ジャリメなどの釣り餌はダメでしょうか?
なるほどです。それは良いかもしれません。何しろ自然の海ではそういうものを食べていたでしょうからね。
ありがとうございます。

(しかしなあ…。実は私、ジャリメだの青イソメだの、違いが分からないんですよね(^_^;;。やっぱり釣れ方とか違うんですか?私も釣りは全くの素人なんで、良く分からないのですが…(^_^ヾ。とりあえず値段は違うみたいですけど。爆)

[5109] 変な生き物が 投稿者情報りょうパパ 2005-10-02 22:27
最近、夜な夜な出没するこの生き物がなんか石灰藻をかじっているような気がしてなりません(T_T)
水槽自体は特に変化も無くいたって順調なんですが、少し気になりまして、、、(^^ゞ

アミメチョウもすくすくと育っていますし、ボスのキイロハギも弱いものイジメが減り、新入りのホンソメワケベラも餌付いています。ただ、ミナミハコフグがあまり大きくならないので、可哀想な気がしてなりません。

もし、この写真で何かわかりましたら教えていただけないでしょうか?よろしくお願いします。
[5111] RE:変な生き物が 投稿者情報delphinus 2005-10-02 23:06
りょうパパ様
>もし、この写真で何かわかりましたら教えていただけないでしょ
>うか?よろしくお願いします。

ウミウシのように見えますが、二次鰓や触角はありますか?。
夜行性という行動形態から見て、ホンクロシタナシウミウシ(Dendrodoris nigra)あたりかな。書店で『ウミウシガイドブック』などをあたってみてはいかがでしょう。

わが家は魚水槽3つのうち2つに白点が蔓延して大変です。
魚の食欲は落ちていないのが幸いですが…。
[5113] RE:変な生き物が 投稿者情報放蕩息子 2005-10-03 15:03
◇りょうパパ様

私もウミウシに一票なのですが、種名までは分かりません(^_^;;。
ただ、ウミウシだとすると、本当に石灰藻を食べているのでしょうか?石灰藻を食べる生き物というと、ウニが代表的なんですが、このウミウシが食べるのかどうか、ちょっと疑問ではあります。(夜中、よく見るとどこからかウニが現れてLRの上を歩いていたりしません?)

まあでも、別に石灰藻を食べられても、水質維持の上からはたいした問題ではないですけどね。石灰藻自体には浄化能力はないですから。
ただ、鑑賞上は石灰藻がついている方が綺麗なので、残しておきたいものではありますが…。

◇delphinus様

>わが家は魚水槽3つのうち2つに白点が蔓延して大変です。
ありゃりゃ、大変ですね。delphinusさんが白点病でお困りとは…(^_^;;。
やはり急に涼しくなって来たかと思うと、昨日などはまた急に暑くなったりしましたので、水槽の水温も変化してしまうのでしょうか。
とにかく、頑張って下さい。ついでに何か「伝説」の実証でもしていただけると面白い(失礼m(_*_)m)ですが(^_^;;。
[5114] RE:変な生き物が 投稿者情報箱福 2005-10-03 15:37
りょうパパ様

こんにちは。

>ます。ただ、ミナミハコフグがあまり大きくならないので、可哀
>想な気がしてなりません。

確か?60×45×45でしたでしょうか?。それでもある程度は大きく成長すると思われますが、おそらく餌の摂取量が少ない為と思います。成長期に沢山与えないと、あまり成長しないのではないでしょうか?。

>もし、この写真で何かわかりましたら教えていただけないでしょ
>うか?よろしくお願いします。

ヒラムシの一種ではないでしょうか?。
[5116] RE:RE:変な生き物が 投稿者情報箱福 2005-10-03 16:01
りょうパパ様

ヒラムシ↓

ttp://www.rimi.or.jp/dobutu/HENKEI.html
[5117] RE:RE:RE:変な生き物が 投稿者情報りょうパパ 2005-10-03 23:35
放蕩息子様 皆様こんばんわ、ご無沙汰しております。
色々なご意見ありがとうございます。

delphinus 様
>ウミウシのように見えますが、二次鰓や触角はありますか?。
これが見当たらないんですよ(^^ゞ 私もはじめは図鑑のウミウシを探していたのですが、似た物が居なくて、、、それでみなさんにお聞きしようかと(^_^;)

放蕩息子様
>(夜中、よく見るとどこからかウニが現れてLRの上を歩いていたりしません?)
実は、2ヶ月ほど前にウニは取り出しているのですが、、、まだ他にもいるのですかねぇ?ちょっと気をつけてみてみます。

箱福様
>確か?60×45×45でしたでしょうか?。
はい!そうです(^.^)
>成長期に沢山与えないと、あまり成長しないのではないでしょうか?。
給餌はいつも気になっていました(^^ゞいくら餌をおとしても、キイロハギとアミメチョウがどんどん太ってしまって、なかなかミナハコににまわっていかないのが現状でして、、、それでも一番近くに来てくれるのもミナハコで給餌の時は一番可愛いです(^_^)これからは、水質と相談しながら効果的な給餌を考えてみようと思いますm(__)m

>ヒラムシの一種ではないでしょうか?。
ご紹介いただいたHPも確認してみましたが、これだ!というのは見つけられませんでした(T_T)

みなさま本当にありがとうございますm(__)mもう少し観察して自分でも見つけられるよう努力いたします。
[5118] RE:RE:RE:RE:変な生き物が 投稿者情報箱福 2005-10-04 00:16
りょうパパ様

>給餌はいつも気になっていました(^^ゞいくら餌をおとしても
>、キイロハギとアミメチョウがどんどん太ってしまって、なかな
>かミナハコににまわっていかないのが現状でして、、、それでも
>一番近くに来てくれるのもミナハコで給餌の時は一番可愛いです
>(^_^)これからは、水質と相談しながら効果的な給餌を考え
>てみようと思いますm(__)m

キイロハギやアミメチョウあたりは、細かくなった餌も食べますがハコフグは細かくなると殆ど見向きもしないので、そう言う意味でも実際飲み込んでいる量も少ないのかも知れません。私なんかは幼魚の頃はテトラのディスカスフードを良く与えています。顆粒タイプでハコフグの幼魚が口に含むのに丁度良い大きさ(粒)だと思っています。他にもキョーリン金魚の餌ベビーなんかも良いかも知れません。

>>ヒラムシの一種ではないでしょうか?。
>ご紹介いただいたHPも確認してみましたが、これだ!というの
>は見つけられませんでした(T_T)

ヒラムシもどれだけの種類がいるのか分かりませんが、きっと数百いるとするとネットなんかで紹介されているのはほんの一部ではないでしょうか?。ライブロックも何処で採取されたものかも分からなければ、おおよそ海外産なら日本近海には棲んでいない種類かも知れません。写真のようなヒラムシをムービーで見た事がありますが動く様は気持ち悪いです。思い出しただけでも鳥肌ものです。(^_^;

正体が分かると良いですね。
[5120] たぶん… 投稿者情報delphinus 2005-10-04 02:57
りょうパパ様・箱福様

二次鰓が観察できない点から見て、箱福様のおっしゃる通り、ヒラムシの線が高いですね。

書き物の合間に探していました(寝なきゃヤバイ)。
色的に一番近いのはPseudoceros boloolだと思います。参考写真はここにあります(英文サイト)。Pseudoceros属は夜行性ということですので、情報とも合致します。

ttp://www.edge-of-reef.com/platelminti/PLAPseudocerossp8en.htm
ttp://www.rzuser.uni-heidelberg.de/~bu6/flat0059.html

ただし、触角が見あたらないため、Thysanozoon属の可能性もあります。いずれにせよ食性・生態などは一切不明。

世界は広い。ウミウシの写真を集めている人がいることは知っていましたが、ヒラムシの写真を集めている人がいるとは思いもしませんでした。私もヒラムシは苦手です。石垣島の海で遭遇した(足をかすめて泳いで行きやがった)時は、奴が泳ぎ去るまで動けませんでした。
[5121] RE:RE:RE:RE:RE:変な生き物が 投稿者情報放蕩息子 2005-10-04 17:02
ははあ。なるほど、ヒラムシですか。
しかし、ヒラムシとなるとまた、種名の特定まで辿り着くのはますます難しそうですねぇ…。
果たして害を為すものなのかどうか、それも分からないかもしれないですね。(とりあえず、WEBで検索しましたら、カキの養殖の敵ではあるようですが…(^_^;;)

>写真のようなヒラムシをムービーで見た事がありますが動く様は気持ち悪いです。

おっ?そうですか?私もダイビング中にヒラムシが泳いで行くのを見たことがありますが、そんなに気持ち悪いとは思いませんでしたよ。ガイドさんがわざわざ捕まえて泳がせて見せてくれて、みんなで鑑賞(?)したりしましたが…。
まあ、あの「クネクネ感」は確かに、ダメな人はダメそうですね(^_^;;。

>ヒラムシの写真を集めている人がいるとは思いもしませんでした。

「ウミウシガイドブック」で有名な“小野にぃにぃ”こと、座間味の小野篤司さんも、「座間味海中生物ガイド」(ttp://online.divers.ne.jp/ono/index.html)のサイト内に、「ヒラムシさらっと鑑賞室」のコーナーを設置していらっしゃるようですよ。

しかし(話は変わりますが)delphinusさんでも水中で固まったりすることがあるんですね。ちょっと意外。ウヒヒ(^m^)。
[5126] RE:RE:RE:RE:RE:RE:変な生き物が 投稿者情報りょうパパ 2005-10-04 22:06
放蕩息子様 皆様こんばんわ
またもいろいろな情報をありがとうございますm(__)m
感謝感謝です\(^o^)/

早速ですが、昨日の夜もう一度観察してみました。
大きさは30mm前後で、厚みが12,3mmといったところでしょうか? また、二次鰓はやはりありませんでしたが触角がありました! それと、まわりのヒラヒラしている部分が2段あり、水流にゆられて綺麗でした(^_^)

箱福様
>幼魚の頃はテトラのディスカスフードを良く与えています。
今週末にでも購入して与えてみます。今現在は、OMEGA ONEのマリンフレークとクリルを混ぜた物、シュアーM、Hikariのランチュウベビーゴールドを与えていますが、粒が大きいのかもしれません(^^ゞ

delphinus様
>書き物の合間に探していました(寝なきゃヤバイ)。
遅くまでのお仕事中に手間をとらせてしまい申し訳ございませんでしたm(__)m 紹介していただいたHPの写真はかなり似ており、7、8割間違いないのではないかと思っております。ありがとうございます。

放蕩息子様
>果たして害を為すものなのかどうか、
そこが心配なんですよ、、、一度悪者として見てしまうと、どうも可愛く見えないし(^^ゞ

>私もダイビング中にヒラムシが泳いで行くのを見たことがありますが、
あれ泳ぐんですか?うちの水槽に居るやつは、常にLRに貼りついていて泳ぐようには見えません(^.^)
[5128] RE:RE:RE:RE:RE:RE:RE:変な生き物が 投稿者情報箱福 2005-10-04 23:16
りょうパパ様
放蕩息子様 
delphinus様
皆様こんばんは

>またもいろいろな情報をありがとうございますm(__)m

なにげにヒラムシで検索していましたら、ウミウシに擬態していたり奇麗な個体も沢山いるのですね。知りませんでした。(^_^;


>>幼魚の頃はテトラのディスカスフードを良く与えています。
>今週末にでも購入して与えてみます。今現在は、OMEGA O
>NEのマリンフレークとクリルを混ぜた物、シュアーM、Hik
>ariのランチュウベビーゴールドを与えていますが、粒が大き
>いのかもしれません(^^ゞ

そうそう…金魚のえさベビーゴールドでした。ニンニクエキスも入っているようですが、あまり成長しないようです?。ハコフグを太らせるとなると可成りの量を与えないと難しいかも知れませんが、個人的にはディスカスフードはお勧めです。色々試してみて下さい。あと、テトラアロワナとか…。(アロワナフードは食べ散らかすかも。)

放蕩息子様

ムービーで観たのは岩場に這いつくばり蠢く(うごめく)様子でした。最近は海が近いのに海水浴にすら行かないのですが、幼少の頃に海水浴などをしていますと、確かにウミウシやアメフラシなどと遭遇していました。ヒラムシはどうだったか…分からない。正直、どうも…カタツムリは良いですがナメクジは大嫌いです。だから…巻貝はOKでもウミウシはナメクジを連想してしまう私でした。(苦笑)確かにひらひら海中を舞う様に漂う?のは美しい光景かも知れませんね。
[5134] RE:RE:RE:RE:RE:RE:RE:変な生き物が 投稿者情報放蕩息子 2005-10-05 12:07
◇りょうパパ様

>あれ泳ぐんですか?
泳ぎますよ。系統としてはバタフライ系の泳ぎ方。まあ、「バタフライ」としては泳法違反ですが(笑)。
結構ダイナミックにクネクネして泳いで行きます。

でもきっと種類によって泳いだり泳がなかったりするんでしょうね。りょうパパさんのところのは、“泳がない系”なのかもしれません。一言で「ヒラムシ」と言っても、種が沢山あるのはもちろん、生態も様々なんだと思います。

◇箱福様

>ムービーで観たのは岩場に這いつくばり蠢く(うごめく)様子でした。
なるほど。でも確か、割りに滑るような感じて、ひらひらひら〜っと、意外にすばやく移動したりしませんでしたっけ?ただこれも種類によって、色々違いそうですね(^_^;;。

>正直、どうも…カタツムリは良いですがナメクジは大嫌いです。
ははははは(^_^;;。私はウミウシを見慣れてから、ナメクジも平気になって来ました。ただ、這った後のキラキラ光るのはイヤですけどねぇ…(^_^;;。
(細菌、フナムシも平気になって来たんだよなあ…。大人になったということなのか、感受性が鈍ったということなのか…(^_^;;)

>確かにひらひら海中を舞う様に漂う?のは美しい光景かも知れませんね。
いや、まあやはり好き好きでしょうね(苦笑)。だ、私が見たのはもっとピンクっぽい色で、明るい派手なヤツでした。模様や色の影響も大きそうですね。

しかし、delphinusさんのヒラムシ嫌いも意外でしたが、箱福さんのウミウシ嫌いも意外です。弱点発見〜!ウッシッシッ(^m^)。

[5122] 読書の秋 〜 オススメの一冊 投稿者情報放蕩息子 2005-10-04 17:14
講談社現代新書の「サバがトロより高くなる日−危機に立つ世界の漁業資源−」という本を読みました。2005年の8月20日に第一刷発行の新しい本で、税別740円。
基本的に食用魚のお話で、観賞魚の話は全く出てきませんが、日本市場における魚の“価格破壊”が、実は発展途上国における魚の乱獲や自然破壊によって支えられており、その結果として途上国における漁業資源の枯渇→更なる乱獲→やがて別の海域へと漁場を移動させる「ヒットエンドラン」など、観賞魚においても全く同じ問題が起きています。
(と言うか、マーケットサイズから考えれば、食用魚の乱獲の方が、観賞魚よりもずっと深刻な問題なのですが…(^_^;;)。

正直、読んでいて楽しい本ではありません。いきなり、「過去50年間で主要な大型の魚の資源量が90%以上、減少している。」などという話から始まって、740円の本のうち、720円分くらいまでは暗い話(苦笑)。「(特に日本人を中心に)このままでは世界中の魚を食べ尽くしてしまうぞ!」という、かなり暗〜い内容の本なのですが、改めて、我々の日々の暮しを反省するきっかけになるのではないかと思いました。日頃、「地球環境が…」などということを、漠然とは感じているのですが、特にこの5〜10年という短い期間で、食用魚の漁獲量が大きく変動しているということを聞かされると、改めて、その変化のあまりに急激なことに驚かされますね。
(かと言って、急に食生活を改めろと言われても、中々難しいところはあるのですが…。)

ただ、特にこの本の後半で触れられている食用魚のトレーサビリティの問題ですとか、あるいはフェア・トレードの視点ですとか、私は観賞用海水魚においても重要な問題だと思っています。ですから、まず“魚好き”の日本人として是非、そして海水魚飼育者として更に、ご一読いただいて、色々考えて欲しいと思いました。

740円で安いですしね。皆様にもオススメします。
[5125] RE:読書の秋 〜 オススメの一冊 投稿者情報ブルータンク 採取人 2005-10-04 20:16
放蕩息子様

お邪魔します。

石垣島の近海漁場においても食用魚は激減しています。
何故、魚が減少したのかははっきりと分かりませんが、セリ値の低下なども顕著で、本来は見向きもしなかった雑魚などを含めて量的な捕獲をしないとやっていけない現状になっています。
こうした事が更なる悪循環となり、やがて近海の漁場を枯れさせていくのでしょう。

魚場だけではなく、こうして海が変わり果てた姿になる過程が、時間の経過とともに緩やかに行われていく訳ではないことをアクアリストの皆さんは、よくご存知だと思います。
バランスが崩れれば、自然の海とて一気に枯れ果ててしまう可能性があります。(こうした海域の荒廃を体験すると、とても空しい気分になります。)
自然感溢れる海を次世代に残す事が出来なくなった時、人間の感性は一体どうなってしうんでしょうね。
[5127] RE:RE:読書の秋 〜 オススメの一冊 投稿者情報りょうパパ 2005-10-04 22:20
放蕩息子様こんばんわ
ブルータンク 採取人様 はじめまして!以後よろしくお願いします。

ちょっと路線の違う話なのですが、昨日ラジオで聞いた話で気になったので書いて見ます。

現在世界規模で問題になっている地球温暖化の問題です。
この時期、どのご家庭の食卓にも出てくる『秋刀魚』なのですが、今のまま温暖化が進んでいくと、現在30cmほどの秋刀魚が20cmくらいにしか育たなくなってしまうらしいんです。(T_T)
原因としては、温暖化による海水温の上昇により植物性プランクトンが減少し、人間で言うところの第2次成長期に十分に栄養が取れなくなってしまうかららしいんです。

環境破壊の影響ってどこにどう現れるか本当に検討がつかないですよね!秋刀魚好きの私はちょっとショックでした、、、(^^ゞ
[5130] RE:RE:RE:読書の秋 〜 オススメの一冊 投稿者情報ブルータンク 採取人 2005-10-05 00:15
りょうパパ様

はじめまして。

秋刀魚は、とてもおいしいですよね。
自分も大好きなんですが、石垣島では脂ののった太い生秋刀魚は、結構な値段がするんですよ。
今年は大漁みたいで、秋刀魚漁の方も大変なようですね。
大漁になると苦しくなるなんて、とてもナンセンスな話です。
ニシンもそうですが、こうした魚が居なくなる時は一気に居なくなるんでしょうね。
そういえば、イワシはまだ出回っているんですか?
安い魚は、なんか貧しいイメージもありますが、食べれなくなると高級魚になりますからね。
ヤシガニなども近年はとても高騰しています。(食用ですよ。)
数年前までは、島の好きな人が自分で食べる分だけしか捕獲しなかったので、沢山いたらしいのですが・・・。

こんな話を昔の人から聞くように、自分もやがて「昔は・・・」とか言うようになるんでしょうね。
[5135] RE:RE:RE:読書の秋 〜 オススメの一冊 投稿者情報放蕩息子 2005-10-05 12:08
◇ブルータンク採取人様

あぁっ、ブルータンクさんの方に書き込みに行こうと思っている間に、また先を越されてしまいました(^_^;;。(←って、まあ、別に競争ではないのですが…(^_^;;)

>石垣島の近海漁場においても食用魚は激減しています。
そうなんですか。上(↑)の本で取り上げているのは主に遠洋漁業であったり、あるいは外国産の魚の話なのですが、やはり日本近海の漁場でも、深刻な状況は変わりないのですね(って、当たり前の話かもしれませんが…。)。

私は上(↑)の本を読んで、例えば数年前に魚名表示が問題になったメロ(銀ムツ)ですら、既に絶滅が危惧される状態で、同様の魚種が沢山あるということに改めて、衝撃を受けています。メロなんて、日本の市場に本格的に出回り始めたのはたかだか10〜15年くらい前のことじゃないですか。それが、その10年や15年の間にすっかり獲り尽してしまって、今や絶滅寸前。いつの間にか“高級魚”になってしまって、しかもその取引量の半分以上は日本向けの輸出だというのです。

我々は確かに、世界中の海から色々な魚を輸入してきて、お陰でずいぶん、美味しい魚を安く食べられるようになりました。例えば回転寿司で一皿100円でマグロが食べられる。それは嬉しい、有難いことなのですが、それで世界中のマグロが死滅してしまったら、シャレにならない。
(ここで「マグロが死滅するなんて大袈裟な!」と思った方、そんな方こそ是非、この本を読んで下さいね。)

私は一消費者に過ぎないので、私自身が何をしたらよいのか、俄かには分からないのですが、とにかく大変な自体ではあって、やはり問題意識を持って考えていかなければならないと思いました。
(うーん、しかしとりあえず、今後は回転寿司に行っても、あまり大喜びで寿司を食べられなくなっちゃった気がする…(^_^;;)

>イワシはまだ出回っているんですか?

イワシも減っているらしいですね。徐々に“高級魚”化しています。
それでもまだ、スーパーなどにも並べられてはいますが。
(ちなみに、ウチの子供もこの前、伊豆で釣りました。でもイワシが釣れたのを喜んでいたら、岸壁に竿を忘れて来てしまい、ずいぶん、高いイワシになりましたが…(^_^;;)

あと、私の地元(静岡)では、今年はシラス(カタクチイワシの稚魚)が絶不漁だったらしくて、とにかくシラスの値段が高かったですよ。この原因が水産庁などの言うように、本当に黒潮の大蛇行の影響だけなのかどうか、気になるところではありますが…。

>自分もやがて「昔は・・・」とか言うようになるんでしょうね。

私はそれはまだまだ先の話で、私が70歳くらいになった時(あと四半世紀以上先)の話かなあ、と、今までは漠然と考えていたんですよ。上(↑)の本を読むまでは。
しかし意外に、あと10年もしたらそれこそ回転寿司で一皿100円のマグロなんか食べられなくなるかもしれない。回転寿司という業態自体、成り立たなくなっているかもしれない。そう考えて、ぞっとしました。
[5136] RE:RE:RE:読書の秋 〜 オススメの一冊 投稿者情報放蕩息子 2005-10-05 12:09
◇りょうパパ様

秋刀魚ではないのですが、魚の大きさの話が出てきたのでついでに。

実はこれ、ブルータンクさんのところのBBSに書き込みに行こうかと思ったネタなんですが、資源保護の方法によって、魚の大きさにも変化が出るらしいんですよ。今までは魚の資源保護・漁獲制限というと、「これから成長する小型の魚は獲らないように。若い魚はリリースするように。」という考え方が主流だったのですが、魚の群れから大きいものだけを順番に間引きして行くと、3世代、4世代と立つうちにどんどん、群れの魚の平均の大きさが小さくなっていくそうなのです。つまり、大きな魚ばかりを選んで獲って行くと、体が大きくなる遺伝子を持った個体の子孫が減って、体の小さな遺伝子の個体の子孫ばかりになってしまうんですって。

体の大きな個体の方が卵を産む数も多いので、これからはもしかしら、大きな魚は残して、小さな魚を獲っていった方が、魚の資源保護には良いのかもしれないという考え方になるかもしれないらしいですよ。
温暖化の影響は分からないのですが、そういう新しい学説(?)も出て来ているのだそうです。

今話題になっている巨大エチゼンクラゲも、地球温暖化による海水温上昇でプランクトンが増えたことと共に、そのプランクトンを食べるはずの魚が乱獲されたことによってクラゲの競争相手がいなくなり、結果、あのように多数が巨大に成長できたと考えられているとか。

うーん、なんか、本当にねぇ…。我々を取り巻く、特に海の環境が、急激に変化してきているのかもしれないです。確かに、ブルータンク採取人さんの仰るとおりで、一度バランスを崩すと後は加速度的に崩壊していきますからね。すごく怖いですね。

[5123] これは何の病気でしょうか 投稿者情報小心臓 2005-10-04 19:24
はじめまして。小心臓と申します。本日は皆様のご意見を伺いたく、初めて投稿させていただきます。
昨日水槽を除いていましたら、写真のように尾の付け根に肉芽のようになっているところを見つけました。飼育は60cm水槽で、上部フィルター、ヨウ素殺菌筒付きです。同居人はトゲ、ナベカ、カゴカキで、感染性の病気??と考え、今は別水槽(30cm、外付け、フィルターなし)にヒコサンを溶かし(金魚白点病様に持っていました)1日たちました。とりあえず泳ぎまわってはおり、えさも食べています。傷を負うところではなし、激しい喧嘩はしていなかったと思うのですが。よろしくお願いします。(写真はぼけていますが・・・)
[5129] すみません。写真取り直しました。 投稿者情報小心臓 2005-10-04 23:49
upしてみるとあまりにもぼけているので、取り直しました。ただしこんどもぼけぼけ・・・かもしれませんが。荒らしてしまってすみません。
[5138] RE:これは何の病気でしょうか 投稿者情報放蕩息子 2005-10-05 12:11
小心臓様

書き込みありがとうございます。
BBSのレイアウト上、ちょっと見難くなるかと思いましたので、写真のサイズを修正し、構成を変えました。ご了承下さい。

しかし、写真の肉芽(?)心配ですね。
同じ症状かどうかは分かりませんが、私の家でも以前、カクレのメスの尾の付け根の部分が変色して、潰瘍のようになったことがありました。原因は良く分からなかったのですが、恐らく何らかの小さな外傷を負ったところに細菌が繁殖して、膿瘍となったのではないかと思われました。
ウチの場合には心配しつつも、換水頻度をあげて飼育水を清浄に保って、2週間ほどで自然治癒しましたが、もし直らないようでしたら、私はグリーFゴールド顆粒の薬浴を行うつもりでした。やはり2次感染を防ぐ目的です。小心臓さんの場合にはどうでしょう。(私はヒコサンの成分・薬効を良く理解していないので、ヒコサンのが薬浴が有効なのかどうか、分かりません(^_^;;)

あと、もし膿瘍などでなくても大きく盛り上がっているようでしたら、もしかしたらリムフォ(リンフォ、リンホ、リムホ…(^_^;;)の酷いものという可能性はないでしょうか?以前、delphinusさんに教えていただいた、リムフォの酷い症状のグロイ写真(^_^;;では、まるで大きな肌色のコブのように盛り上がったものを見せていただきましたが…。書き込みの[4918]をご覧になると参考になるかもしれません。(ただし、delphinusさんご自身が書かれているように、あまり気持ちの良い写真ではありませんが…。苦笑)

とにかく、私自身ではあまりお役に立ちませんが(^_^;;、まだ他にも、何か情報をお持ちの方からの返信が入るかもしれません。頑張って下さいね。
[5141] RE:RE:これは何の病気でしょうか 投稿者情報delphinus 2005-10-05 15:15
小心臓様

これはビブリオ病でしょう。伝染性がありますので隔離は適切な判断です。ただしヒコサン(マラカイトグリーン)は無効。これはフラン剤やサルファ剤、あるいはより強力な抗菌剤・抗生物質(テトラサイクリン系、マクロライド系など)を使ってください。

一番ポピュラーなやり方は、ペットショップで簡単に手に入るグリーンFゴールド顆粒(フラン剤とサルファ剤の混合物)を使っての薬浴、あるいは経口投与(餌に混ぜて与える。ただし自己責任で)です。それ以外の抗菌剤・抗生物質の入手は困難です。清浄な環境を保つ必要がありますので、なるべく頻繁に換水します。といっても換水のやり過ぎは魚にストレスをかけてしまいますので、やりすぎには注意。

ビブリオが出るのは、濾過槽や底砂にヘドロ/デトリタスがたまっていたり、酸化した冷凍餌を与えている場合です。水槽の大掃除など飼育環境の改善に努めてください。
[5142] RE:RE::これは何の病気でしょうか 投稿者情報小心臓 2005-10-05 19:36
放蕩息子様、delphinus様

ありがとうございました。本日早速グリーンFゴールド顆粒を買って投与いたします。また水質維持にも気を使います。助かりました。

場所が違いますが、9月に新江ノ島水族館、年間パスを入手したところです(こどもが数人おりますので)。みなぞうくんは残念でした。
[5144] RE:RE:RE:これは何の病気でしょうか 投稿者情報放蕩息子 2005-10-05 23:15
◇delphinus様

おー、外傷性のビブリオということですか?こんな感じになるんですね。知りませんでした。怖いですね。
(ウチのもビブリオだったのかな?それとも違うのかな?)

しかし、ありがとうございますm(_*_)m。さすがはdelphinusさんですね。勉強になります。

◇小心臓様

>本日早速グリーンFゴールド顆粒を買って投与いたします。
そうですね。ピプリオは症状の進行が早いと思いましたので、出来るだけ早く手を打ってあげた方が良さそうに思います。GFGを使ったら万全、ということではないと思いますので、まだまだ安心は出来ませんが、頑張って下さい。

>みなぞうくんは残念でした。
ねー、全くです。ウチでは昨年11月に観に行って、この冬にはまた、観に行きたいと思っていたのですが…。しばらくは寂しいですね…。

[5139] 大ショック!! 投稿者情報放蕩息子 2005-10-05 12:12
今朝(10/5)、新聞を読んでいて、ショッキングな記事を発見しました。「放蕩見聞録」でもご紹介している新江ノ島水族館の人気者、ミナミゾウアザラシの「みなぞう(美男象)」くんが急死!(↓)
http://www.asahi.com/national/update/1004/TKY200510040439.html

私は2回(まだ旧水族館時代に1回、新水族館になってから1回)しか見たことがなかったのですが、大きな身体にまん丸の目玉がとても愛嬌がありましたので、ちょっと(というか、とても)ショックです。寂しいなあ…。
今日解剖して原因究明に当たるということで、まだ原因は分からないのですが、3日の夜から具合が悪くなって、4日の午後5時には死んでしまったというのですから、ずいぶん急なことだったようです。残念だなあ…。

「みなぞうくん」ではないのですが、大阪の「海遊館」のジンベイザメ、初代「遊ちゃん」を死亡後に解剖した時には、お腹の中からプラスチックのクシが出てきたということで(ただし、そのクシを飲み込んだのは捕獲前、自然の海の中でのことだったようですが)、今度の「みなぞうくん」の場合には、そんなものが出てこないと良いですけどね…。

それにしても寂しいなあ…。

それから、今朝の新聞にはもうひとつ、気になるニュースが掲載されていて、独立行政法人・水産総合研究センターが、漁業に被害を与えているエチゼンクラゲの駆除実験や生態調査を行っているということ。
クラゲを細かく引き裂いてしまう駆除用の引き網の実験などもされているようですが、別スレでも書いたように、対症療法だけでは限界があるでしょう。モグラタタキみたいなもので、エチゼンクラゲが減ってもまた、何か別の生き物が大量発生することになります。
それよりは乱獲や環境破壊を食い止めることで自然の海のバランスを取り戻すこと。このための取り組みが必要だな。と、改めて感じました。
[5140] RE:大ショック!! 投稿者情報もぐもぐ 2005-10-05 13:03
放蕩息子様

ガアアアーン!私も大ショックですo(;△;)o
ちょうど2ヶ月ほど前に行った時は元気に「アッカンベー」をしていたのに・・・。ウチの娘はミナゾウのぬいぐるみが大好きで、良く抱いて寝ているんですよ。知ったら悲しむだろうなぁ。
[5143] RE:大ショック!! 投稿者情報放蕩息子 2005-10-05 23:15
もぐもぐ様

ねー、そうでしょう?
私も、もー、ショックで…。(と、なんとなく、オバさん同志の会話のようになっている気が…(^_^;;。)

いや、でもねー、マジで悲しいッスよ。可愛かったもん、みなぞうくん。ウチもぬいぐるみ、買っとけば良かったかなあ。ウチの子供は写真集にしたんですよね(^_^;;。

なんか、みなぞうくんのプールの前に献花台が用意されているらしくて、私も会社を休んで花を手向けに行きたいところなのですが、そんなことを上司に言ったら、クビになるならまだしも(笑)、「ほー。そんな余裕があるんなら…。」と、新しい仕事を回されるに決まっているので我慢しています(^_^ヾ。

でも寂しいなあ。新江ノ島水族館も魅力が35%くらい、ダウンした感じ。(水族館の経営的にも打撃だろうなあ…。)
可愛いお嫁さんを用意して、かつての「大吉」と「お宮」のように、夫婦仲良く長生きして欲しかったんですけどねぇ…。仲良しのゴマフアザラシの「たいへい」くんも、寂しがっているかなあ…。
飼育係の人なんかも、さぞかしショックでしょうね。あんなふうに毎日スキンシップしていたら、ある意味、自分の子供や奥さんよりも“肌と肌の触れ合い”があったんじゃないかと思います。すっごく落ち込んでいるでしょうね。

>知ったら悲しむだろうなぁ。
私も朝起きて、新聞を見て、びっくりしたのですが、子供には黙っていました。しかし我が家では子供よりもむしろ、私の方が騒いでいますよ(苦笑)。
[5145] RE:大ショック!! 投稿者情報carpenter 2005-10-07 19:18
放蕩息子様
みなぞうクンの死亡は悲しいですが、それよりも
悲しいのが、今年もまたカナダで何十万の赤ちゃんアザラシ
が皮のために殺戮されることです。
世界中からもう反発を浴びながらもカナダ政府は今年もアザラシ虐殺を止めるつもりはないみたい。
[5152] RE:大ショック!! 投稿者情報放蕩息子 2005-10-10 23:47
carpenter様

お久しぶりです。少し留守にしていましたので、レスが遅くなりまして申し訳ありません。

>今年もまたカナダで何十万の赤ちゃんアザラシ
>が皮のために殺戮されることです。

カナダのアザラシはかつての毛皮反対運動(?)によって、商業捕獲が禁止されたはずだと思っていましたが、再び許可されたんですね。知りませんでした。3年間で100万頭を捕獲予定とか。

アザラシも例えばイヌイットの人たちなどのように、皮も身も全て利用するというのなら納得出来るのですが、毛皮を着る必要も無いような暖かい国に住むお金持ちが、自らを着飾るためだけに大量に殺されるのだとしたら、どうにも納得のいかない話ではあります。

とは言え、同じ事は我々、海水魚飼育にも言えてしまうわけで…。
(つまり、誰も生活の必要上から海水魚を飼育しているのではないので、「人間の楽しみのために自然の生物の自由や生命を奪っている。」と括ってしまえば、アザラシを捕るのも、海水魚を捕るのも、同じ事になってしまいます…。)

私も、個人的には“毛皮のコート”などには何の価値も見出せませんので、アザラシの商業捕獲も必要のないことであり、「止めておけよ」とは思うのですが、かと言って今の段階で簡単に「商業捕獲絶対反対!」と言い切れるほど、この問題についての知識を持っていません。難しい問題ですね。

少し前に書き込みましたが、『サバがトロより高くなる日−危機に立つ世界の漁業資源−』という本を読んだ時にも、どこまでがOKで、どこからはNGなのか、という“線引き”は、非常に難しいと感じましたが、今回のアザラシの問題についても、同じ難しさを感じます。そしてそれは実は、動物園や水族館で飼育される動物の捕獲や、あるいは観賞用海水魚の捕獲や、あるいはさらには食用とされる動植物の捕獲についても、同じ難しさがあるんですよね。

とにかく、我々、人間の活動の多くが、今や否応なく、様々な自然の動植物の種としての存続を脅かす状況にまでなっています。ただうかうかと、日々を楽しんでいれば良いとばかりは言えない。私など、日々、本当に何ものも“生産”してはいなくて、ただひたすら“消費”するだけで、そしてまた人々の“消費”を、より一層促すような仕事をしているので、「こんなことで本当に良いのかしら?」と、思って悩んでしまいますよ。

中々結論の出ない話ですが、貴重な情報をありがとうございます。私も今後少し、時間を掛けて、また、アザラシのことも勉強しますね。また色々と教えて下さい。

[5146] VIF? 投稿者情報トンヌラ 2005-10-07 23:42
こんばんは。
サザナミ3週経ちました。

先週はプラケースを撤去し、パンチ板で仕切って1週間様子を見ました。
粒餌、フレークともにバクバクで、おねだりもするようになったので、いよいよ・・・
[5147] 南無m(__)m 投稿者情報トンヌラ 2005-10-07 23:44
チョウ達との混泳にチョウ戦!
縞模様も増えてきました。(*^_^*)
[5149] RE:南無m(__)m 投稿者情報fuk 2005-10-09 08:22
トンヌラ様
>チョウ達との混泳にチョウ戦!
>縞模様も増えてきました。(*^_^*)

順調ですねえ〜。
チョウも良いですねえ〜。

私も早く第2水槽立ち上げなきゃと思いながら、来週試験なので、それが終わるまでは封印しています(^_^;;;)。
水槽さわり出すと、時間があっという間に過ぎちゃいますもんねえ(笑)


[5154] RE:南無m(__)m 投稿者情報放蕩息子 2005-10-10 23:48
トンヌラ様

>サザナミ3週経ちました。
良い感じになってきましたねぇ。綺麗ですね。いやあ〜、でも、本当に楽しみですね。

これ、どれくらいのペースで大きくなるのでしょう?たしか、以前、「やど研」のyamさんからお話を伺った時には、チョウなどよりもゆっくりだと聞いた気がしましたが…。

>チョウ達との混泳にチョウ戦!
その後のチョウ子はいかが?(^_^;;。でもきっと、最終的にはサザナミの方が威張るんでしょうね(笑)。

いや、ありがとうございます。今後ともお知らせ、よろしくお願いしますね。
[5156] RE:RE:南無m(__)m 投稿者情報もぐもぐ 2005-10-11 11:52
トンヌラ様

華が有ると言うか、本当に綺麗ですねー。

>チョウ達との混泳にチョウ戦!
チョウ羨ましいです!

これからの成長が楽しみですね。
続報を楽しみにしています。
[5158] RE:RE:南無m(__)m 投稿者情報トンヌラ 2005-10-11 23:14
fuk様
試験終わりましたか?
確か第2水槽はチョウメインのご予定でしたよね。どんなチョウを迎えられる予定です?
ちなみにウチにいるのはナミ・トゲ・セグロ・ハタタテダイです。

放蕩息子様
>良い感じになってきましたねぇ。綺麗ですね。いやあ〜、でも、
>本当に楽しみですね。
もう、かわいくてかわいくて(^。^)
給餌の回数が多いため成長も早いようで、日に日に大きくなってきています。

>その後のチョウ子はいかが
サザナミは良いのですが、別の魚に問題が・・・
セグロがあんまり威張るのでトゲの餌食いが悪くなってしまいました。トゲは落ち着きがなくなってきていますので、セグロの方を60規格にまわしました。
早速セグロは60規格のボス、ソメワケヤッコに挑んでいます。挑まずに従ってほしいのですが(-_-;)

もぐもぐ様
チョウ飼育、楽しいですよ。秋は水槽立ち上げにも良いって言うし・・・イッチョウどうでっかぁ(^。^)
ん!去年も今頃、同じことを言ってたような・・・
[5164] RE:RE:南無m(__)m 投稿者情報放蕩息子 2005-10-12 12:14
トンヌラ様

>成長も早いようで、日に日に大きくなってきています。
確か回りに大きな魚がいた方が、早く大人になろうとして(?)、模様の変化も早いように聞いていますので、意外に早く「サザナミ模様」になるかもしれないですね。10cmくらいの“小型サザナミ”になったら面白いですけど、そりゃちょっとムリかな(^_^;;。

>サザナミは良いのですが、別の魚に問題が・・・
ありゃりゃ、そりゃ大変…(^_^;;。それぞれの生態の成長に伴って力関係が変わりますからねぇ…。いつまで経っても混泳は難しいですね。

しかしそうですか、セグロって、そんなに気が強いんですか…。
うまく仲良くやってくれるよう、お祈りしていますね。

[5148] ライブロックにメタルスライムが… 投稿者情報kero 2005-10-09 00:33
放蕩息子様、皆様

ご無沙汰しております。
その後、我が家の小さな水槽の生き物達も、コケに悩まされながらも順調になついてくれるようになりました。

さて、家の小さなライブロックにメタルスライムのようなものがくっついています。スライムと書きましたが、ぶよぶよしているわけではなく、結構硬い物体です。
写真ではわかりづらいかもしれませんが、金属の粒がついているような感じで、ひとつつまみ出してみたところ、ぷちっと言う感じでつぶれました。中には液体が入っているようです。

いろいろ調べたのですが正体がわかりません。水槽にとって悪いものかどうかもわかりません。
皆様の中で、ご存知の方がいらっしゃいましたらお教えいただけないでしょうか。
[5150] RE:ライブロックにメタルスライムが… 投稿者情報delphinus 2005-10-09 19:26
kero様

バロニア属の海藻ですな。
オオバロニア(Ventricaria ventricosa)の線が強いですが、群生しているようにも見えますので、タマバロニア(Valonia aegagropila)かも知れません。海藻ですので、燐酸塩や重金属などを吸着してくれます。オオバロニアで検索されると、話の種になる面白い情報が出てきます。

自然界では球体(単細胞です)が2〜3センチに達します。気色悪ければ取り出しても構いませんが、その場合は中身を飼育水中でつぶさないようにしてください。つぶすと胞子が流れ出し、各所に生えてきます。
[5151] RE:RE:ライブロックにメタルスライムが… 投稿者情報kero 2005-10-09 20:20
delphinus様

ありがとうございます。検索してみましたが、まさにこれだと思います。

検索したところ、鉄分が多いと繁殖するとの記述がありました。
実は、この夏の暑さをしのぐために、PC用のファンをクリップを使って外掛けフィルタに引っ掛けていたのですが、当然ながらこのクリップが、サビて、水槽内にも少なからず入っていたのかと思います(ひょっとして、藍藻が繁殖したのも同じ原因かも)。

見た目を気にしなければ毒にはならないようで、鉄分やリン酸塩が多くなっているバロメーターになるのかもしれません。

見た目は、無機質なのですが、光のあたり具合によっては黒真珠のように結構きれいなので、増殖させずかつ壊滅させずのバランスでキープしてみたいと思います。昨日の写真の最も大きなもので、8mmぐらいです。

伝説シリーズに加えて、またひとつ勉強させていただきました。本当にありがとうございます。
[5155] RE:RE:ライブロックにメタルスライムが… 投稿者情報放蕩息子 2005-10-10 23:48
kero様

出ましたね、バロニア。ウチの水槽の中にはいませんが、時々、ショップの水槽の中で見かけることがあります。水族館でも。あと、ダイビング中にも見た事がありますから、きっと割にポピュラーな生き物なんだと思いますよ。

しかし、驚くべきはこれが「単細胞生物」だということでして…(^_^;;。
不思議な生き物が色々といるものですよね(笑)。
[5157] RE:RE:RE:ライブロックにメタルスライムが… 投稿者情報kero 2005-10-11 20:13
放蕩息子様

>不思議な生き物が色々といるものですよね(笑)。

最近、コケ以外に水槽内に変化がなく、変化がないのはいいことだとは思いつつ「つまらないなぁ」と思っていたところに新たに出てきました。

そういえば、以前ご相談したクラゲ状の生き物は、水槽内から消えてしまいました。結構可愛かったのですが自然淘汰されたみたいで、残念。

ところで、バロニアですが、この大きさで単細胞かと思うと、こいつを解剖してみれば、細胞内の核やリボゾーム、ミトコンドリアなんかの高校生物で習ったやつらが顕微鏡を使わずとも見れるんではないかと思ったりして、水槽から取り出してとりあえずつまよう枝でぷちっとやったところ、液体が出るだけで、そんなものは確認できませんでした。でもこのでかい細胞の中のどこかに核はあるんでしょうね。

小さな水槽と言えども侮るなかれ、奥が深いなぁと感心いたしました。
[5159] 同感です 投稿者情報トンヌラ 2005-10-11 23:20
kero様
>小さな水槽と言えども侮るなかれ、奥が深いなぁと感心いたしま
>した。
ねぇ〜。
私も最初は水槽で魚を飼うつもりだったのですが、今では全く魚を飼っているって感じではありません。
あえて言うなら「水槽を飼っている」って感じ?
[5165] RE:RE:RE:RE:ライブロックにメタルスライムが… 投稿者情報放蕩息子 2005-10-12 12:15
kero様
トンヌラ様

トンヌラさん、良いことをおっしゃいますねぇ。
>あえて言うなら「水槽を飼っている」って感じ?
同感です。でもそれで良いんじゃないですか?

ベテランの方が「魚を飼うのではなくバクテリアを飼うのだ」と書かれていたのを見たことがありますが、「水槽を飼う」というのも、同じ線上にあるような気がします。それがもっと進むと「生態系をキープする」とか、「自然の生態系を再現する」というところに行くでしょう。(ただし、生態系の完全な再現ということになると、これは我々素人の、小さな水槽では極めて難しいですけどね。)

小型水槽(どんな大きな水槽でも、自然の海に比べれば小型)で、どこまで可能なのかという問題はありますが、私は「魚を飼う」よりむしろ、水槽の中に「出来るだけ自然な環境」を作り出して、そこに魚を収容する、という方向に向かう方が好きです。「水槽を飼う」というのは、そういう感覚だと思いますね。
(逆に、「魚を飼う」ばかり一生懸命やっていると、混泳の問題などが出てきて、次々と新しい「水槽を買う」という事態に陥るわけですが…爆)

[5161] 白点病??(>Д<) 投稿者情報acha 2005-10-12 09:22
はじめまして☆achaと申します。放蕩息子さまのHPを参考に8月初めから41cm水槽(容量25ℓ強)を立ち上げ始め、9月下旬にはどーにかNO2、NO3値も落ち着きました。

そこで早速ORAのカクレクマノミを取り扱っているショップに問い合わせたのですが、ハリケーンの影響で入荷が遅れているとのことで、別のショップで一足先にハタタテハゼと2kgのライブロックを購入しました(10/2)。水質も安定して、ハゼもエサをもりもり食べて元気に泳いでいたので一安心☆
しかし5日後くらいからサンゴ砂に茶苔がたくさん生え始め、その対策をしようとまたショップを訪れました。ショップの方のおすすめで、マガキガイ3匹、シッタカ2匹、スカンクシュリンプ1匹と新たにライブロック2kgを購入しました(10月9日)。

10日の朝にはあんなにあった茶苔がすっかりキレイになっていました◎マガキガイってすごい食欲ですね!!すっかりにぎやかになった水槽にお母さんと一緒に大喜びしていたのですが…

11日の朝、ハゼの尾びれ近くの体表に、3〜4個の白い点がついていることに気づきました。まさか白点病??!と思い発見してからすぐにネットでいろいろ調べました。1時間後再びハゼを見てみると、白点は1個に減っていました。不安なまま大学へ行き、帰ってきてから夜に見てみると、白点は1個もありませんでした。お母さんは泡だったのでは?と言っていますが、確かに0.8mmくらいの球体をした白点でした。これはどうゆうことでしょう??体表から離れてシスト形成をしているのでしょうか?でもハゼの体表についていたのは10時間もないと思います。一応昨日隔離用の容器やエアポンプ、薬(グリーンFゴールドをすすめられました)などを購入してきたのですが、今の段階でどうすればいいのか悩んでいます。

放蕩息子さまは白点病の経験がないとのことで、さすが!!と思いました☆なのにこんな質問をされても困ると思いましたが、相談するならここの掲示板が1番いいと思いましたので相談させていただきました。放蕩息子さまを初め皆様、この海水魚超初心者のあたしに、アドバイスをお願いしいます(>_<)
初回でこんなに長々すいませんでした。。

[5162] RE:白点病??(>Д<) 投稿者情報fuk 2005-10-12 09:32
こんにちは、fukです。

今、水槽の中の魚はハゼ1匹なんですよね。
だとしたら慌てて隔離しないで、様子を見てはいかがでしょうか?

それと、白点の初期は、白点が出たりでなかったりします。
我が家のフレームも、ヘラルドの虐めによるストレスで軽い白点ですが、朝見えていた白点が夜にはなくなって、また翌朝に出るという繰り返しです。
白点が増えていくようだとまずいのですが、現状で様子を見ています。

慌てて隔離すると環境変化もあるので、やはりここは、少量多回数水換えで様子を見るのが一番なような気がします。
[5166] RE:白点病??(>Д<) 投稿者情報放蕩息子 2005-10-12 12:16
acha様

はじめまして。書き込みありがとうございます。

白点病ですか。大変ですね。このところ急に涼しくなって来て、特に朝晩と昼の温度差が大きいので、うっかりしていると水槽水温も大きく変動してしまいます。そうなると魚の体力も落ちて、白点病も発症しやすくなるんですよね。またachaさんの場合、LRの追加と同時に、白点虫も水槽内に導入してしまった恐れもあります。

ただ、achaさんの場合、既にfukさんが返信されていますが、まだもう少し、様子を見ても良いのではないかと思いますよ。

それには理由がいくつかあって、まずは本当に「白点病」かどうか、見極めが必要なこと。例外は沢山あるのですが、白点病の場合、夕方〜夜間にかけて白点として現れ、朝〜午前中には消えている、というパターンの方が多いはずです。すると、achaさんのハタタテが本当に白点病かどうか、まだ分からない部分があるとも思いますね。

それから、現在までのところ、ハタタテが元気な様子で、餌も沢山食べているということ。軽症であれば、白点病は自然治癒することも多いです。ハタタテは元来、白点病に弱い魚ではないと思いますし、体力もあり、しかも現在は単独飼育の様子ですから、他にハタタテにストレスを与える魚もいません。であれば、たとえ白点病であっても、自然治癒の可能性はあると思いますね。
achaさんの水槽はまだ立ち上げたばかりですから、なるべく環境変化を抑えて、濾過の安定化を図りたいところでしょう。この段階であれば、薬品などは使用したくないですよね。

それから、ハゼを捕獲して隔離するということになれば、これもまた、ハゼにとってのストレスになります。その隔離自体がストレスになって、症状が悪化する場合もありますから、出来ればそっとしておきたいところでもあります。(もちろん、症状が悪化している場合はそんなことは言っていられませんので、ストレスになるのを承知の上で、隔離治療するわけですが。)

てな感じで、とりあえずは出来るだけ静かにして魚にストレスを与えないようにして、朝晩(出来れば昼、夜も)良く観察してはいかがでしょうか。その上で、やはり“白点”が出たり消えたりしながら、数が増えていくのでしたら、その時は隔離治療に踏み切れば良いと思います。
その間は水温変化を最小限に保ち、こまめな換水によって水質を清浄にキープ、生体にストレスを掛けずに行えるのでしたら、「ヨウ素殺菌樹脂」を使った飼育水の殺菌(例えば投げ込み式フィルターにヨウ素樹脂をセットしたものを投入など)を行っても良いと思います。それから、最近はラクトフェリン入りなど、「免疫活性化」を謳う餌がいくつか、販売されています。そういう餌を与えるのも一手かと思います。(いずれも急激な効果は見込めないと思いますが)

ということで、あまりはっきりした結論は出せませんが(^_^;;、当面は“要経過観察”というところではないかと思います。頑張って下さいね。
“全快”のご報告を期待しております。
[5168] RE:RE:白点病??(>Д<) 投稿者情報もぐもぐ 2005-10-12 13:23
acha様

はじめまして。
私もこのHPを参考にして一昨年の春に水槽を立ち上げた、もぐもぐと申します。

achaさんは良く調べて勉強されているようですね。白点の疑いが出た段階で即座に隔離水槽を用意したり、シストの話をされたり、初心者の方ではなかなかココまで出来ないものです。

白点については、私もfukさん、放蕩師匠と同意見です。ハゼは比較的白点には罹り難い種類ですので、このまま水槽に慣れてストレスが減れば、今後は発症しなくなると思います。逆に再発するようでしたら、隔離治療と同時に、本水槽の濾過の安定度や水質、昼夜の温度差などを見直してみる必要があると思います。

ご存知かもしれませんが、ハタタテハゼは飛び出し事故が多い魚ですので、水槽にはしっかりと蓋をする必要があります。特に危ないのが水槽の縁や角の部分で、ここに隙間があると、まるで狙ったようにそこから飛び出してしまいます。(私も、水槽背面の1cmくらいの隙間から飛び出して、干物にしてしまった悲しい経験があります。)
また、とても臆病な魚で、混泳魚がいると怖がってなかなか餌を食べに出てこない事があるので、ハタタテハゼを一番に水槽に入れたのは正解だと思いますよ。

このまま白点が出ないようでしたら、ハタタテ君が水槽に十分馴れた頃に、カクレを導入すれば良いと思います。(私もORA産のカクレを2匹飼育しています。丈夫で餌付き易くてお奨めです!)
これからが楽しみですね。
[5169] RE:RE:RE:白点病??(>Д<) 投稿者情報kero 2005-10-13 00:14
acha様

はじめまして。
私もここで勉強させていただいて、今年6月から水槽を立ち上げました。41cm(25リットル)水槽で、海水魚をはじめられたとのこと、我が家の水槽とほぼ同じ規模です。今から考えれば、せめて60cm規格水槽にすれば良かったと後悔していますが、60cmで始めていれば、多分90cmで始めれば思うんでしょうね→きりがないなぁ。

私の場合、最初二ヶ月ずっと我慢して、カクレクマノミ二匹を迎え入れましたが、迎え入れてすぐ、鰭に白い付着物がつき始め大慌てしました。achaさんの場合と同じく鰭にできたのですが、すぐにはとれずにずっとついたままだったので、私の場合とは異なるのかもしれません(こちらのBBSでいろいろ教えていただいた結果、うちのクマちゃんの場合は、リンホシスチス/リムフォシスティスだった可能性大)。

いずれにしても、最近ようやく涼しくなり、水温調整も楽になると思いますので、諸先輩方のおっしゃるように様子を見られてはと思います。

もし隔離するのであれば、LRの方を隔離してみるのもいいのかと。
[5171] RE:RE:RE:RE:白点病??(>Д<) 投稿者情報acha 2005-10-13 00:40
こんばんわ☆皆様アドバイス本当にありがとうございます!!
すごく参考になりました(*´∀`*)この掲示板に出会えてよかったです◎

★fukさま★
魚はハゼだけです☆カクレを飼い始める前だったのが救いです。少量多換水で、様子を見てみることにします。
今日はもう朝から夜まで1つも白点がついていませんでした☆
このまま何もないと良いのですが…頑張りますヽ(´ー`)ノ

★放蕩息子さま★
やはり水温の変化も大いに関係あるのですね('A`)最近は朝と夜で1℃以上差があったように記憶しています。

購入したライブロックは「キュアリング済」で、そのまま入れてしまって大丈夫と言われたのですが、やはり自宅でもやるべきだったんですね…後悔です(つД`)
ハゼは今日も元気にエサを食べていたので、しばらく細かいところまでよく観察してこまめに換水して様子をみていきたいと思います。1週間たってハゼも大分慣れたようで、よくにらめっこしていますw
これからまたちょくちょくお邪魔させていただきますので、よろしくお願いします!!

★もぐもぐさま★
海水魚を飼いたいと思ってからは、ネットで結構調べまくった方だと思います。それが趣味になりつつあるくらいですwそうしてこちらのHPや皆様に出逢えて本当に嬉しいです☆でもまだまだ知らないことは沢山ありますので、是非いろいろ教えてください(o'v'o)ハゼの飛び跳ね…干物は悲しい過ぎます!!o(T□T)o気をつけますね。
早く白点病がでなくなって、もぐもぐさんと同じくORAカクレを飼えるのを楽しみに頑張ります!

★keroさま★
ちょうど2ヶ月先輩ですね!41cm、確かにもう一回り大きくしたい感はありますwショップに行くとあれもこれも飼ってみたくなってしまうんです(>_<)
リンホシスチスですか…これからもっと大変な病気にかかってしまう可能性もあるんですよね。勉強していかないと!ここの皆様はみなさん優しくて、すごく相談しやすいですよね◎昨日までの不安が嘘のようです。これからよろしくお願いします^^
[5172] RE:RE:RE:RE:白点病??(>Д<) 投稿者情報放蕩息子 2005-10-13 12:48
acha様

>今日はもう朝から夜まで1つも白点がついていませんでした

それは良かったです。ただし、私の知っている白点病のサイクル(白点虫の成長サイクル)では、

1.白点仔虫が魚体に取り付いて成長し、魚体を離れるまでが3日程度
  (そのうち「白点」として肉眼で確認出来るのが離脱直前の数時間〜半日程度)
2.魚体を離れてシストを形成し、そこから次の世代の白点仔虫が産出されるまでに3日〜1週間程度
  (シストの休眠がない場合。ただし仔虫産出までの期間は、同条件でも一定しない。)

という感じですので、一度「白点」が疑われる状態になったら、その後、最低10日間は、要観察ですね。つまりそれくらい、いわば“潜伏期間”があると考えても良いと思います。もし仮に1つの白点虫から1つの白点虫しか生まれないとしたら、「白点」が観察できるのは6日〜10日に1日だけのはずですので、「毎日白点が見える」というのは、実は既にかなりの数の白点虫(の家系?(^_^;;)が成長サイクルを回しているということになるんですよ。
気を付けてあげて下さいね。

>最近は朝と夜で1℃以上差があったように記憶しています。

まあ、水槽に慣れてしまえば、それくらいの温度差は平気だと思うのですが、ハゼもまだ完全に慣れてはいないはずです。あらゆる生物の中でも最も環境変化に強であろう人間であっても、旅に出て体調を崩すことは多いですから、魚はもっと弱いのでしょうね。特に新しい魚の導入直後、1ヶ月くらいまでは、何かとトラブルが起き易いです。

>購入したライブロックは「キュアリング済」で、そのまま入れてしまって大丈夫と言われた

いや、白点虫の存在とキュアリングの有無は関係ないと思います。いくら「キュアリング済み」でも、LRの中に白点虫のシストが潜んでいる可能性をゼロには出来ません。ですから、別にショップの方の言った事が間違っているわけではないと思いますよ(それに本当にLRが原因かどうか分かりませんしね。笑)
もし本当にLRに白点虫のシストがついていたとしても、こりゃまあ、「運が悪かった」って感じですかねぇ…(^_^;;。

>確かにもう一回り大きくしたい感はあります

keroさんも書かれていますが、それはもう、常に誰もが持っている願望な訳でして…(苦笑)。

とりあえず41cmでやってみて、それなりに情報も集まり、なんとなく“コツ”みたいなものが掴めたら、今度は本格的に大きな水槽を導入すると考えても良いのではありませんか?
もちろん、最初から大きな水槽を導入出来れば、その方が良いには決まっているんですが、でかい水槽で失敗すると、後のリカバリも大変ですしねぇ…(^_^;;。
ちっこい水槽で失敗しながら(爆)スキルを磨いて、それなりの技量が備わってから大きな水槽を回す。と、そういう考え方もあるのではないかと思って、私は「海底三百ミリメートル」を公開しています。もちろん、小型水槽だから失敗しても良いということじゃないんですけどね(^_^;;。

>これからまたちょくちょくお邪魔させていただきます

はいはい。お待ちしていますよ。
現状では(と言うか、サイト開設当初からずっとそうですけど(^_^;;)、「海水魚飼育掲示板」のようになっていますが、当掲示板のテーマは魚に限りません。「愛の告白」でも何でも構いませんので、暇つぶしにお使い下さいね。
(ただしアダルトとマルチは除く。ということで、ひとつよろしく…笑)

[5163] ミズタマ死亡しました 投稿者情報fuk 2005-10-12 11:40
出来る限りの努力はしたんですが、結局ダメでした。

やはり、最初にキチンと餌付けすべきでした。
「何とかなるだろう」と言う慢心で、貴重な生命を失った事に心が痛みます。

生き物を飼うと言うことは、その生命の重さを背負うことですから、慎重でなければいけませんね。
今後、気を付けていきたいと思います。

[5167] RE:ミズタマ死亡しました 投稿者情報放蕩息子 2005-10-12 12:17
fuk様

あー…、そうですか…。
うーん、残念です。心配してはいたのですが…。ベントスハゼは意外に難しいらしいんですよねぇ…(´・ω・`)。

>やはり、最初にキチンと餌付けすべきでした。
そうですねぇ…。実は結構良く聞くんですよね。ベントスハゼが餌付かずに死んでしまうパターンは。
その一方、「全く苦労しなかった」という話を聞くこともあり、一概に言えないところが難しいところです。

ただ、特に餌付かないで死んでしまう場合には徐々に痩せ細って元気がなくなるので、見ていて辛いものがありますよね。fukさんもさぞかし、ご心痛のことだったろうと思います。(だからと言って、病死や突然死の方が良いということでもないのですが…。)

非常に残念でしたが、これを教訓に、今後は同じ失敗をしないように、気を付けてあげて下さい。ミズタマくんのご冥福をお祈りします。合掌。

[5173] 悪夢 投稿者情報もぐもぐ 2005-10-13 18:40
放蕩息子様、皆様
こんばんは。

今朝起きて、いつものように水槽を見ると、なぜか水量が半分ほどになっています。ギョッとして中を覗くと、真っ白に白濁した水の中に、カクレの死骸がユラユラと・・・
「うぎゃあああーー!!夢なら覚めてくれー!!」と、絶叫したところで本当に目が覚めました(苦笑)。

この悪夢、なぜか今週になって2回も見ているんです。水槽に関してこれと言った心配事がある訳ではないのですが・・・。逆に最近は水槽が安定しているようで、妙に順調なのが自分でも怖いのかもしれません(家内に話したら「正夢かもよ〜?」って脅されました^^;;)。

何か問題があれば、それこそ気になって仕方がなくなるくせに、順調でも不安になるとは、我ながら小心者だと呆れてしまいます。
もう悪夢を見るのは嫌なので、起こり得るトラブルに先回りして対応しておきたいのですが、いかんせん経験が浅いので、何に注意したら良いのか、いまいちピンと来ません。

とりあえず、
・1年半使用したサーモ&ヒーターを新品と交換
・自作UV殺菌灯の樹脂劣化チェック
・ろ材の目詰まりチェック
を考え付いたのですが、他に「これをやっておけ!」と言うような事がありましたら是非教えてください。
よろしくお願いいたします。

システムは以下の通りです。
水槽:ガラス製60cmスリム型(総水量約50L)
濾過1:自作の横置き外部式濾過槽に上部フィルター用ポンプで通水
   返水はサイフォン(エア抜きチューブをPHのディフューザーに接続)
濾過2:OT-60を底面濾過に接続
濾過3:嫌気濾過に偽デニ弁を二個設置
照明:アクアシステム製150Wメタハラ(約半年使用)
クーラー:ゼンスイZR-75S(約4ヶ月使用)
その他:自作の塩ビ管製UV殺菌灯
   :自作のエアリフト式プロスキ
[5175] RE:悪夢 投稿者情報delphinus 2005-10-13 23:50
もぐもぐ様

>今朝起きて、いつものように水槽を見ると、なぜか水量が半分ほ
>どになっています。ギョッとして中を覗くと、真っ白に白濁した
>水の中に、カクレの死骸がユラユラと・・・
>「うぎゃあああーー!!夢なら覚めてくれー!!」と、絶叫した
>ところで本当に目が覚めました(苦笑)。
>この悪夢、なぜか今週になって2回も見ているんです。水槽に関
>してこれと言った心配事がある訳ではないのですが・・・。

それは「逆夢」と考えましょう。産卵が近いのかも知れません。


>他に「これをやっておけ!」と言うよう
>な事がありましたら是非教えてください。
>よろしくお願いいたします。

揚水ポンプをバラして、インペラー部分を清掃されてはいかがでしょうか。意外と水あかが溜まっているものです。ついでに配管内側の水あか/コケ取りもどうぞ(エーハイムのパイプクリーナーやホースクリーナーが便利です)。

ただ、ごく稀な事態でございますが、バラしたことがあだになって、ポンプがおかしくなること(異音、発熱など)がございます。もし万が一、不測の事態が生じたら、修理や調整などは考えずに、新品の揚水ポンプを買いに走られた方が賢明だと思います。
[5194] 他人様のことは言えません 投稿者情報delphinus 2005-10-19 03:19
もぐもぐ様

>揚水ポンプをバラして、インペラー部分を清掃されてはいかがで
>しょうか。意外と水あかが溜まっているものです。ついでに配管
>内側の水あか/コケ取りもどうぞ(エーハイムのパイプクリーナ
>ーやホースクリーナーが便利です)。
>ただ、ごく稀な事態でございますが、バラしたことがあだになっ
>て、ポンプがおかしくなること(異音、発熱など)がございます
>。もし万が一、不測の事態が生じたら、修理や調整などは考えず
>に、新品の揚水ポンプを買いに走られた方が賢明だと思います。

まさに逆夢。昨日の夜、エーハイム外部フィルター(2215)で回している60cm水槽の換水とインペラー周りの清掃をし終わり、システムの再起動をかけた時点(23時過ぎ)で、モーターが突然死。おとといから異音を出していたので、危ないと思ってはいたんです。今日、インペラーの部品を買ってきたのに無駄になりました。

こんな時間に空いているショップはありません。幸い、ストックのエーハイム水陸両用ポンプとホースがあったので、こいつを2215の吐出側に噛ませてシステムを仮復旧。おかげでこんな時間になってしまいました。

皆様もポンプからの異音にはくれぐれもご注意ください。



[5176] 酔ってなんか・・・ 投稿者情報トンヌラ 2005-10-14 02:07
もぐもぐ様

だからぁー、もぐもぐさんの欲求不満を解消するにはチョウチョウウオを飼うのが一番ですって。
底面ろ過のLR水槽でエクスクィジットBFとオレンジフェイスBFあたりを混泳させれば、眠って夢なんか見てる暇なんてなくなりますよ。(^o^)丿
それに、涙流して応援してくれる方が約1名いらっしゃるかも。
[5180] RE:悪夢 投稿者情報放蕩息子 2005-10-14 13:26
もぐもぐ様

>今朝起きて、いつものように水槽を見ると…真っ白に白濁した水の中に…

ドキッとしましたがな(^_^ヾ。
イヤ、マジに心臓に悪いですよ、経験者だけに(爆)。←ウチの場合は当時使用していた還元濾過BOXの不調が原因でしたが(ToT)。

まあ、夢で良かったじゃないですか。delphinusさんのおっしゃるように、「逆夢」なのかもしれませんしね。

でも
>これをやっておけ!
って、何があるでしょうね?確かに、delphinusさんがおっしゃるように、ポンプのインペラー回りのメンテナンスは気を付けた方が良いかもしれませんね。何しろ水槽は「ポンプが命」ですし。
特に「偽デニ弁当」みたいに、還元濾過のための炭素源を供給している水槽では、ポンプの停止=水流の停止→水槽内酸欠→硫化水素発生という反応が、比較的短時間に起き易いですから(ウチの場合でも、前夜就寝した時には何の異常も見られなかったのに、翌朝水槽の異臭で目が覚めた。ってな感じでした。その間、わずか6時間程度…。ひーん。泣)、ポンプのメンテナンスは大切ですね。

あと、まあこれは異論も沢山あると思うのですが、私はやはり、1〜2年程度の間隔で濾過槽や底砂を含め、水槽システムの大掃除をするのも良いのかな?とも考えています。もちろん、「濾過槽は何年もいじっていない」と仰る方も沢山いるので、どちらが良いのかは分からないんですけどね。
というのは、やはりいくら還元濾過を組み込んだところで、水槽内で完全な物質循環が出来ているわけはないので、1年、2年と水槽を回していくうちに(いくら小量多頻度で換水をしていても)、水槽内には徐々に、様々な不純物(と言うより不要物?)が、蓄積して行くのではないかと思うのです。
で、それらの蓄積がある時、臨界点を超えると一気にバランスが崩れていく…。なんてことが考えられると思うので、そうなる前に、一旦リセットしてしまおう。という考え方です。個人的には、「我が家の水槽にも台風が来た。」と考えているのですが(笑)。

トンヌラさんの方法は…。
毒を持って毒を制す?(爆)
[5183] RE:RE:悪夢 投稿者情報もぐもぐ 2005-10-14 22:36
delphinus様、トンヌラ様、放蕩息子様
こんばんは。レスありがとうございます。

◇delphinus様
アドバイスありがとうございます。
早速、揚水ポンプメンテと配管掃除をしました(言われてみると、揚水ポンプの作動音が初めの頃より大分大きくなっていた気がします)。

Delphinus様のおっしゃる通り、インペラや配管内にかなりの水垢が溜まっていました。また、インペラの羽と羽の間にはサンゴ砂の欠片まで挟まっていました(^^;)。

ポンプ本体もバラして、積もった埃の除去と、軸受け部分のグリスアップをしました。無給油タイプなのですが、特に油を嫌う構造でも無かったので、車用のグリスを薄く塗布しておきました。

この一連のメンテで、揚水ポンプの作動音が劇的に静かになりました。ほとんど無音です。かすかな水音だけをたてながら海水が濾過槽へと流れ込む様子が快感です。きっと揚水量も増えていると思います。ありがとうございました。

◇トンヌラ様
うー、調べてみたらどっちも飼育困難魚じゃないですかー!(+_+)
トンヌラさん、しどい・・・私がこんな魚達を飼育したら、悲劇が夢じゃなくて現実になってしまいますよ(苦笑)。

でも、トンヌラさんのサザナミとチョウ達の写真を見ていると、綺麗で優雅で本当に羨ましくなるんですよねー。海水魚飼育を始めた当初からずっと、居間のサイドボードを退かして90cmのオーバーフローを入れてやろうと、虎視眈々と狙っているのですが、家内の鉄壁防御の前に実現の見通しはたっていません(涙)。今は「もし水槽が置けたら」を想像して、脳内バーチャルアクアリウムで楽しんでいます。

◇放蕩息子様
>ドキッとしましたがな(^_^ヾ。
あはは・・・、失礼いたしました。
2回目の夢を見たときは、「あれ(1回目の夢)は正夢だったんだ!早めにメンテをしておくべきだったー!」と、目の前が真っ暗になりました。目が覚めると背中に汗びっしょり(笑)。

>特に「偽デニ弁当」みたいに、・・・
>ポンプのメンテナンスは大切ですね。
げげ、そうだったんですか・・・。
以前、どこかの掲示板でサーモの故障でヒーターが入りっぱなしになって水槽全滅に到ったケースを読んで以来、サーモとヒーターのトラブルを非常に恐れていたのですが(悪夢で水が蒸発して半分に減っていたのは、きっとこの事故を意識しているためと思われます^^;)、場合によっては水流停止でもそんなに短時間で崩壊してしまうのですね。
うー、怖いですね。トラブってから慌てないように、予備の揚水ポンプを買っておいた方が良さそうですね。いずれ必ず寿命がくるのですから。

>1〜2年程度の間隔で濾過槽や底砂を含め、
>水槽システムの大掃除をするのも良いのかな?
>とも考えています。
実はこれも悩んでいるんですよ・・・。濾過槽内のろ材は簡単に取り出せるので、これまでにも2回ほど軽くすすいだ事があるのですが、問題は底砂です。
水換えの際に底砂クリーナーで部分的には汚れを取ったりしているのですが、大掃除となると、どうしてもLRを取り出さなくてはいけないですよね。そうなると、LRについているハタゴやコーラル類も取り出さなくてはいけないですし、汚れを舞い上げるのも怖いし・・・。ちょっと躊躇してしまいます。でも何時かはやらないといけないでしょうね。

[5184] 正気に戻りました^^; 投稿者情報トンヌラ 2005-10-14 23:35
もぐもぐ様、ご覧になった皆様

スミマセン、昨夜は脳ミソのサーモがいかれてました。m(__)m

>うー、調べてみたらどっちも飼育困難魚じゃないですかー

うーん・・・実は自分が一番飼育してみたいのですよ。しかし、まずは高価で手が出ない。さらにポリプ食は餌付けの自信がなくて、それに人工餌を食べていても突然死んじゃう話なんか聞くと怖くって。
やっぱり魚が死んじゃうのは、この趣味をやる中で一番避けたいことですからねぇ・・・
それなのに、ふざけたレスしちゃってごめんなさい。

リーフ水槽で戯れるクマノミ、自家採集のチョウやヤッコの泳ぐ姿を眺める夢を実現して満足であるはずなのに、心は次の欲望へ・・・チョウ水槽内のセグロチョウのいた辺りが寂しいんだよなぁ〜!

こりゃぁ〜、お師匠様から大目玉食らいそうです。(滝汗)

ps.最近、アマモ水槽にも興味津々です。
[5186] RE:RE:RE:悪夢 投稿者情報放蕩息子 2005-10-16 22:34
◇もぐもぐ様

>場合によっては水流停止でもそんなに短時間で崩壊してしまうのですね。
炭素源供給している時には特に早いと思いますよ。通性嫌気性菌は、結構増殖が早かったと思いますから。

ただ、ポンプがトラブッったら、とりあえずはブクブクでエアレーションでもしのげるんじゃないでしょうか。(これも経験あり(^_^;;)
でも出来れば、ショップの安売りの時にでも、予備のポンプを買ってストックしておくと安心なことは事実ですね。

>でも何時かはやらないといけないでしょうね。
自分で言っておいて否定するのも変ですが(^_^;;、本当に「必要」かどうかは良く分かりません。比較実験したわけでもないですし(笑)。ですから考え方次第じゃないでしょうか。

ただ、私の場合、やっぱり2年位回すと、飽きが来るんですよ。で、濾過システムなどを弄りながら、同時に大掃除をしてしまいます。ウチの場合はデリケートな生体はいないので、大掃除で体調を崩したという事は、今まではないですね。

◇トンヌラ様

>昨夜は脳ミソのサーモがいかれてました。m(__)m
おや?そうなんですか?すっかり“本気”だと思ってました(笑)。

>アマモ水槽にも興味津々です。
やりたいですよねぇ、レフジューム。私もずっと以前から、やってみたくて。
以前、一時、サンプの中にマングローブの苗を植えると言うのが流行った事があるんですが、あれもアマモ水槽などと同じような感じだったんですかねぇ…。最近はあまりの話を聞かない気がするのですが、マングローブを植えていた人たちはどうしたのでしょうか。
多分、マングローブよりもアマモの方が、スペース的にはやり易い感じはしますよね。

しかし、ブルータンクさんのサイトなどを見ると、やはりメタハラが欲しいらしく…。
うーむ、色々と欲望には果てがありませぬ。(新しいチョウチョウはともかくね…爆)
[5188] RE:RE:RE:RE:悪夢 投稿者情報もぐもぐ 2005-10-17 18:08
みなさま、こんばんは。

◇トンヌラ様

>それなのに、ふざけたレスしちゃってごめんなさい。
とんでもございません。
私のしょーも無い書き込みにお付き合いいただけて嬉しいです。

>リーフ水槽で戯れるクマノミ、自家採集のチョウや
>ヤッコの泳ぐ姿を眺める夢を実現して満足であるはずなのに
>心は次の欲望へ・・・
>チョウ水槽内のセグロチョウのいた辺りが寂しいんだよなぁ〜!

そのお気持ち、良ーく解ります(笑)。
現状で満足すべきなのは自分でも解っているのですが、何かしたくて仕方がなくなってしまうんですよね・・・。
私の場合はきっと、どこまでやっても満足せず、どんどん深みにはまってしまう事でしょうから、今のシステムのメンテをしたり、機器を自作したりして気を紛らわせています。^^;


◇放蕩息子様

>炭素源供給している時には特に早いと思いますよ。
>通性嫌気性菌は、結構増殖が早かったと思いますから。

なるほど〜、気を付けないといけないですね。予備のエアポンプはあるので、予備の揚水ポンプも用意しておくことにします。

そういえば先日、曝気による嫌気性菌の減少について実験を行っている文献を見つけました。高橋力也、内田亜仁らの「活性汚泥中の嫌気性細菌」(日本農芸化学会誌 Vol.60, No.10, pp.823〜827, 1986)です。
この中で氏らは、清酒製造排水の活性汚泥にエアポンプで曝気を行い、その中の嫌気性細菌の数を経時的に測定しています。結果は、8日間の曝気で29%の減少だそうです。
ホモジナイザーで予めフロックを破壊してから曝気を行った飼料では、「初め比較的速やかに減少したが,その後,嫌気性菌数は破壊処理をしない活性汚泥と同様,徐々に減少した.また,この時活性汚泥フロックが再構成されていることが確認された.」と書かれています。
嫌気性菌は曝気に対して以外に安定しているみたいですね(この文献、全文を手に入れましたので、もし興味ありましたらPDFでお送りしますよ)。
[5190] RE:RE:RE:RE:悪夢 投稿者情報放蕩息子 2005-10-18 15:03
もぐもぐ様

>先日、曝気による嫌気性菌の減少について実験を行っている文献を見つけました。
おぉ、それはまた妙な(?笑)ものを。

>嫌気性菌は曝気に対して以外に安定しているみたいですね
なるほど。確かに、通性嫌気性菌は好気的環境下でも増殖できるはずですからね。

>もし興味ありましたらPDFでお送りしますよ
おっ。ありがとうございます。どれだけ理解できるか分かりませんが(何せ私はバリバリ文系ですので(^_^;;)、興味はありますので、是非よろしくお願いします。
(うーん、しかしまた、自ら“宿題”を抱え込んでいるような気がする…。色々取り寄せはしたものの、読んでいない資料が沢山あるんですよ…苦笑)

[5174] カニが・・・ 投稿者情報fuk 2005-10-13 23:06
こんばんは、fukです。

LRに付いてきていたカニが、この前から続けて2匹死にました。
魚は元気で、ヤドカリ、貝類も元気です。NO3もほぼゼロを数ヶ月保ってます。
ついでに言うと、ウニも元気で、ずいぶん成長しています(^_^;;;)。

6ヶ月も生存していたカニが死ぬと言うことが疑問です。
単に、照明のタイマーの導入によりコケ等の発生が減り、餓死したのなら魚には問題ないのですが、そうなるとヤドカリ類も危ないですよね。

水換えは、60水槽(50L程度)に対し、毎週10〜15Lを換えてます。
何か水槽に対する良くない予兆なのでしょうか?
どなたかこんな経験した方おられますでしょうか?

なんか、もぐもぐさんの悪夢と同じような感じの投稿になってしまいました・・・。

[5177] RE:カニが・・・ 投稿者情報コペ 2005-10-14 13:00
fuk様 はじめまして。コペと申します。

カニが死んだのに、他は元気とのことですか。
貝とカニの種類が不明なので、推定で書き込みます。

魚には餌を与えている。
ヤドカリは、水底に落ちたの餌の残りや砂の表面に付いた付着生物を食べている。
貝が藻類食性だとして、岩や水槽のガラス面に付いた藻類を食べている。

すると、カニは何を食べていたのでしょうか。
それと、かなりの期間にわたっての断食にも耐えますから、見かけは元気に見えます。しかし、ある日死んでしまいます。
いかがでしょうか。

[5179] RE:RE:カニが・・・ 投稿者情報コペ 2005-10-14 13:02
すみません。ウニを書き漏らしてました。
ウニは藻類食性です。
[5181] RE:カニが・・・ 投稿者情報放蕩息子 2005-10-14 13:27
fuk様

うーん、カニですか。ウチでもLRについてきたカニは、そのまま成長するということはなくて、大抵いつの間にか死んでしまいますので(ただし死骸は見つからない)、そんなに心配は要らないと思うんですけどねぇ…。

甲殻類というのは成長の度に脱皮という大きな危険を冒さなければならないので、意外に長期飼育が難しいんですよ。(昔、脱皮の際にヨウ素が必要で云々…。というお話を、確かプアマリナさんから伺ったのですが、忘れてしまいました(^_^;;)
コペさんのお話とも共通する部分があるのですが、甲殻類を長期飼育する場合には、恐らく、魚に与えた残餌だけでは不十分で、甲殻類の脱皮に備えた栄養補給をしてあげる必要があるのだと思います。(カニに限りませんが、食性が極端に偏っている場合もあります。)
ですから、魚は元気だけれどもカニだけが死んでしまう(その原因は主に栄養不足or栄養不良)というのは、決してありえないことではないと思いますね。

ただ、確かに、
>続けて2匹
というのはちょっと気になるところではありますよね。何だろうなあ…。でも結局、そんなに心配は要らないと思うのですが…。
[5182] RE:RE:カニが・・・ 投稿者情報プアマリナ 2005-10-14 20:39
うーん。何でしょうね。
餌が足りないということはないと思いますよ。それ言い出すとウニ(種類にもよりますが雑食性でヤドカリやカニと似たような食性です)の方がよほど大食漢ですし。
何かを専食するようなカニだったとしたら、皆さんおっしゃる通り餓死もありえますが…。

餓死以外で考えられる原因。つまり、他の生き物は元気という場合だと…。
1)大量に水換えを行った。
他の生き物にとっては大した環境変化じゃなくても、甲殻類にはキツイ場合があります。
またヤドカリの種類にもよりますが、ホンヤドカリ等は割と水質変化に強いです。

2)長い間、水換えを行っていない。
ある種の微量元素が足りないと脱皮に失敗しやすいそうです。
ヨウ素が足りないとダメというのは、実は私には根拠ありません(^_^;) 数年前にアキリンさんが何かの文献で調べられた話です。

3)シャコが育ってきた。
カニは真っ先に狙われますので。ただ死骸が原形止めないか…。

4)ライブロック内部の嫌気が進み、秘かに硫化水素が発生している。
それだと臭いがするか…。

fukさんの書き込みを読むかぎりは、どれも当たりませんね。
人工海水を変更したとかいうことはないですか?
水換えの際、そろそろ温度合わせが必要な季節になっていますが、それは大丈夫?
あと考えられる理由としては、
5)実は脱皮カスを死骸と間違えている(本体はライブロックの下に隠れてる)。
6)寿命だった。
7)実はメカガニで電池が切れた
8)実はメカガニでセンサーの初期不良があり(以下省略)

すんません。ネタ尽きました(~_~;)
ただ、何らかのダメージを受けていたり、何らかの栄養分やミネラルが足りていないと、長い間大丈夫だったのに、ある日突然脱皮に失敗して死んでしまうというのは、甲殻類には有り得ることです。
[5185] RE:RE:RE:カニが・・・ 投稿者情報fuk 2005-10-15 02:34
プアマリナ様

>5)実は脱皮カスを死骸と間違えている(本体はライブロックの
>下に隠れてる)。

実は、放蕩息子さんのレスの中に「脱皮」と言う文字を見つけて、ギクっとなってました。
以前、ユビワサンゴヤドカリの脱皮殻を死骸と間違えた前科があるからです。
死骸(または脱皮殻)はLRの間にあったのですが、今日見ると無くなってました。
ですから、今となっては確認のしようがありません(^_^;;;)。


実はこのカニ、この前偶然捕獲してたんです。
いつもはLRに隠れてるんですが、深夜で油断したのか水槽の端っこにいました。
で、捕獲して、1日考えて水槽に戻しました。
生き物が付いているLRを買ったのに、飼育対象じゃない(どっちかというと厄介者?)からと言って、除去(殺生)するのは何か違うなあと・・・。
ですから、抜け殻であって欲しいし、もし死骸でも寿命であって欲しい(飼育者のわがままか?)物です。

なんか、とりとめのない文章になってしまいましたが、いろんな意見を下さった皆様、ありがとうございますm(_ _)m。
[5187] RE:RE:RE:カニが・・・ 投稿者情報放蕩息子 2005-10-16 22:35
fuk様

>「脱皮」と言う文字を見つけて、ギクっとなってました。
おや?騙されましたか?(笑)。
実は私、LRに着いてきたカニの脱皮殻を乾かして、標本にして持っていましたよ。オウギガニの仲間だと思うのですが、足も一本も欠けることなく、完璧な脱皮殻が手に入りました。

>捕獲して、1日考えて水槽に戻しました。
小型のカニなどでしたら、私もそのまま、放置です。サンゴ飼育者の方などはサンゴに害を与える事もあると言うので(サンゴの上を歩き回るなどして)、あまり好まない方が多いようなのですが、幸か不幸か(笑)、そんなデリケートな生体はいないので、小型のカニ程度でしたら許容範囲です(笑)。
まあ、仰るとおり、「飼育者のわがまま」と言うか、“言い訳”に過ぎないのかもなのかもしれないですけどね。

無事に(?)いてくれると良いですね。

[5189] ブルーが乗ってきました 投稿者情報トンヌラ 2005-10-18 00:33
こんばんは。サザナミ1ヶ月たちました。

採取時に比べ、全長で5ミリくらい伸びています。ウエイトは2倍以上でしょう。

飼育していて分かったことがあります。
それはかくれるときの位置。
チョウなんかは上からでも見え見えの位置にかくれたつもりでいるのですが、この子はしっかり岩の下にへばりつきます。これを上から発見するのは至難です。
これまで海まで相当がんばって通ったのに、姿すら見ることができなかったのもわかるような気がします。
[5191] RE:ブルーが乗ってきました 投稿者情報放蕩息子 2005-10-18 15:03
トンヌラ様

綺麗ですねぇ〜。こういう風にヒレの先端からブルーが入りはじめるんですね。(それとも目立つだけでしょうか?(^_^;;)

これ良いなあ。沢山写真が溜まったら、成長過程を「過去ログスペシャル」にまとめましょう(笑)。(←そういや、他のテーマもまとめなくちゃ。ほったらかしになってる…(^_^;;。ひー(><)、“宿題”ばっかりだあ!)

>この子はしっかり岩の下にへばりつきます。
これも「なるほど」ですねぇ…。そういえば成魚を自然の海で観察していても、オーバーハングした岩の裏側に貼り付く様に、斜めになっていることが多いです。「三つ子の魂百まで」と言うのか、それとも成魚の習性が既に出ているのか…。
言われてみればヤッコ全般に、チョウよりもずっと、岩陰に隠れる習性が強いですよね。(と言うか、チョウの方が結構無防備に、見通しの良い水中を泳いでいることが多い。)
色々面白いですねぇ。
[5192] RE:RE:ブルーが乗ってきました 投稿者情報kero 2005-10-18 22:35
トンヌラ様

[5080]で最初に写真をアップされて1ヶ月で結構成長するもんですね。
縞模様も増えてきて、周りのブルーが魅力的。それにしても、うらやましいなぁ。

最近、抑えつづけている(物欲でなくて)魚欲を刺激されてしまいました。
とはいえ、うちの水槽40cm水槽なので、幼魚のうちはまだしも、成魚になると40cm近くになるというサザナミは無理そうです(水槽からはみ出すか?)。

ぜひ、成長過程をご報告お願いします。バーチャルですが楽しませてください。ぜひ!!
[5206] RE:RE:ブルーが乗ってきました 投稿者情報放蕩息子 2005-10-19 17:55
kero様

>最近、抑えつづけている(物欲でなくて)魚欲を刺激されてしまいました。
おー、危険、危険!(笑)
でも実際、羨ましいですね(^_^;;。

>うちの水槽40cm水槽なので…サザナミは無理そうです
「魚は小さい水槽で飼うと大きくならない」と言いますし(それがどの程度のことなのか、確認は出来ていませんが)、水槽飼育のサザナミが40cmにまで成長できるものかどうか、これはかなり疑問ではありますが、さすがに40cm水槽では無理でしょうね(笑)。

いや、そのうち、keroさんも水槽を大きくする日が来ますから(サイトなどからうかがうkeroのご様子では、その日も遠くないものと思われ…笑)、その時は是非、どーん!と、でかい水槽を入れて下さい。
サザナミ飼うなら何cm水槽ですかねぇ…。やっぱり本当は120cm水槽くらいは欲しいところでしょうねぇ…。(←ちょっとウチでは無理だなあ…(^_^;;)
[5209] RE:RE:RE:ブルーが乗ってきました 投稿者情報kero 2005-10-19 19:19
放蕩息子様

>おー、危険、危険!(笑)
そうなんです。とっても危険な心理状態なんです(^^;)

>いや、そのうち、keroさんも水槽を大きくする日が来ますか
>ら(サイトなどからうかがうkeroのご様子では、その日も遠
>くないものと思われ…笑)、その時は是非、どーん!と、でかい
>水槽を入れて下さい。
家庭内でそこのところの決裁を取るのが非常に敷居が高いですね。たぶん会社で新商品企画決裁を通すより難しいかと。

なんで、皆さまの状況をバーチャルで楽しませていただいています。

しかし、トンヌラさん! ほんとにうらやましいです!!

[5214] RE:RE:ブルーが乗ってきました 投稿者情報トンヌラ 2005-10-20 00:12
放蕩息子様、kero様

こんばんは。レスありがとうございます。
あんまり「うらやましい」を連発されると、なんだかすごい贅沢でもしてるみたいで、こそばゆいです。
ところで、
>こういう風にヒレの先端からブルーが入りはじめるんですね
どうもそのようです。今度はヒレを広げているやつを撮影してみますね。

>成長過程を「過去ログスペシャル」にまとめましょう
おお!何という光栄!!
きっとバイラス(命名いたしました(^。^)も喜んでいることでしょう。
しかし、そうなると途中で失敗して死なせてしまったりすると、えらいことです。(そうでなくても死なせちゃダメか^^;)
プレッシャーに負けないよう、がんばりま〜す。
(でもやっぱり自信ないから、編集開始はなるべくゆっくりマイペースでお願いしますね(爆)
[5216] RE:RE:ブルーが乗ってきました 投稿者情報放蕩息子 2005-10-20 17:39
◇kero様

>家庭内でそこのところの決裁を取るのが非常に敷居が高いですね。
>たぶん会社で新商品企画決裁を通すより難しいかと。
その家庭内労使交渉を誤ると、場合によっては「減給」という厳しい処分が課せられる可能性もありますからねぇ…(^_^;;。
「起て!万国の労働者!」か?(笑)

◇トンヌラ様

>なんだかすごい贅沢でもしてるみたいで
ある意味、すごい贅沢なんだと思いますよ。何も「トンヌラさんが」ということに限りませんが、そういう自然の恩恵を受けられる場所に、我々が住んでいるということが、きっとものすごい贅沢なんだと思います。

また最近読んだ本の話ですが、中公新書の(新書本ばっかりだな…(^_^;;)『自然再生』という本を読みまして、その中で出てくる「征服型の対環境戦略(≒植民型)」と「共生型の対環境戦略(≒定着型)」という言葉が面白かったです。字面を見ても感じられますが、我が“豊葦原瑞穂国”の国は、長らく共生/定着型の対環境戦略の代表のような国だったわけで、ただそれも、ヒトの方が先にそうした戦略を採用したというよりも、我が故国が共生/定着型の戦略を採用できる環境にあったという要因が大きかったのだろうと思われます。要は、「良いトコに住んでいるよなあ、オレたちは。」って話ですけどね(笑)。

>編集開始はなるべくゆっくりマイペースでお願いしますね
おぅ、心配しなくても大丈夫!どんなに急かしたって、どうせ来春以降にでもならなけりゃ、手をつけられないでしょう(爆)。その前に片付けなければならない“宿題”が山ほどありますよ…(泣)。

しかしトンヌラさん、
>バイラス(命名いたしました(^。^)
って…(^_^;;。本人(本魚?)はそれで良いのでせうか?
(くれぐれもカメに喰われないように…爆)

[5193] 相談に乗ってください 投稿者情報Saizou 2005-10-19 00:00
みなさん、初めまして
Saizouと申します。もうすぐ飼育歴2年のひよっ子です。

今まではROM専門で楽しく参考にさせて頂きました。

今回どうしたら良いか困ってしまって書き込みさせて頂きました。
それは、飼育歴がもうすぐ1年になるゴールドスペックジョーフィシュの事です。

このジョーの様子がおかしいんです。

2〜3月前から失神するかの様になっては、正気に戻り、
呼吸が早くなる。というような事はたまに観察していました。
この時はすぐに収まりました。

まるで会議中に居眠りをして、隣に起こされて、「はっ」として
びっくりして目を覚ます。(上手く表現出来ません)
といった感じなので、その時はあまり気にしてませんでした。

それが、ここ1週間前位から体色が薄く(照明点灯中でも夜の体色に近い)
成る事があり、昨日は突然狂ったかの様に痒がり(エラの後ろ辺り)
2〜3分程度で治まり呼吸がの方も5分位で落ち着きました。
痒がっているのは、片側だけでその部分を注視しても
特に白点や寄生虫などの異常は見受けられません。

また、他の魚達、特に家の水槽の中では白点に成り易い
キイロサンゴハゼも異常有りません。

以上の事から何を疑えば見当が付かず相談する次第です。

あと思い当たるとすれば以下の通りです。

1)先週末から一週間掛けてほぼ全量の水換え
*海水のメーカーを替えた、また硝酸塩が高止まりの為低下目的

2)2週間前位からヨウ素添加開始
*ミドリイシ色上げと成長目的

3)1ケ月位前からアラガミルク添加開始
*KH安定目的

4)1ケ月位前から殺菌灯消灯
*ポンプ代わりで使用中のエーハイムのメンテナンス後のつけ忘れ

この4つ位です。

私のタンクデータはここに有ります。

ttp://plaza.rakuten.co.jp/shu0315/2000

よろしくお願い致します。
[5203] RE:相談に乗ってください 投稿者情報delphinus 2005-10-19 15:54
Saizou様

難しいですね。

バランスの喪失・狂奔行動は中枢神経の異常を示します。その他にあげられた退色、呼吸の速さなどから総合すると、イクチオフォヌス症(真菌類Ichthyosporidium(=Ichthyophonus) hoferiの寄生)の可能性が示唆されます(Grist&Mills 2002, Bassleer 2004)。

ただし、正確な診断をするためには魚を解剖して肝臓や膵臓の状態(結節の有無)を調べたり、そこから採取した菌を培養してみないとわかりません。

邦文の飼育書ではほとんど触れられない病気ですが、イクチオフォヌスはニジマスやブリの養殖に大打撃を与える重要な真菌症であり、欧文の飼育書にはDropsy(水腫病)や黒点病(not白点病)と並んで普通に書いてある病気です。GristとMillsの本はレッドシー社のオフィシャルな飼育書として出版されたものですし、テトラ社の公式飼育書(ベンシュ 1982, Dakin 1996)でも古くからこれらの病気は言及されています。

病魚はインドネシア便の魚ですので、俗に、"delayed death"と呼ばれる薬物採取や減圧症の後遺症かも知れません。あるいはストレスにより複数の病気が出たのかも知れません。いずれにせよ中枢神経がやられている可能性があります。ただし、観賞魚全体に占める薬物採種魚の比率はそれほど多くないのです(30%くらいです)。Fennerが指摘するように、より問題なのは採集後のストック状態でしょう。

さて、非常に申し上げにくいことですが、イクチオフォヌス症など中枢神経をやられる病気に対する有効な治療法は見つかっていません(薬物採集後遺症、減圧症も治療不能)。イクチオフォヌスが出た場合、養殖業界では二次感染を防ぐため病魚を処分するようです(江草編 2004)。

先に挙げた2冊の本も、いろいろ書いてはありますが、結局は「環境を良くして運を天に任せましょう」です。水温20℃以上ではイクチオフォヌスは発症しないとの話もありますが、Grist&MillsもBassleerも反証(イクチオフォヌス症のロックビューティなど)を提出しています。

Bassleer, G., Disease in Marine Aquarium Fish (3rd edition), Westmeerbeek: Bassleer, 2004.
ベンシュ, H. A., 『海水魚飼育図鑑』ワーナーランバート, 1982.
Dakin, N., The Marine Aquarium Problem Solver, Blacksburg: Tetra Press, 1996.
江草周三編『魚介類の感染症・寄生虫病』恒星社厚生閣, 2004.
Grist, C., & Mills, D., The Practical Encyclopedia of the Marine Aquarium, Surrey: Interpet Publishing/REDSEA, 2002.
[5204] RE:相談に乗ってください 投稿者情報放蕩息子 2005-10-19 17:46
◇Saizou様

書き込みありがとうございます。はじめまして。

早速delphinusさんから返信をいただけたようで、良かったです。(と言っても、魚の方は全く良くない事態の様子ですが…(^_^;;)

delphinusさんもおっしゃっていますが、時には我々にはどうしようもないこともあります。「諦めろ」ということではないのですが、ある程度の覚悟はされた方が良いかもしれませんね。(最初からこんなお返事というのは、少々残念ですが…。)

ただ、Saizouさんが書かれた1)〜4)のようなことでは、直接的には、ジョーフィッシュの症状の原因になることはないと思いますよ。(結果的に間接的に、症状の悪化を促進することになる可能性はあるのかもしれませんが。)
ですから、ここで慌てて、あまり色々と水槽をいじると、却って水槽のバランスを崩すことになると思います。その方が怖いので、delphinusさんによると伝染性を持つ病気の可能性もあるようですから、出来れば病魚を隔離して、後は様子を見るのが良いのではないでしょうか。
頑張って下さいね。

◇delphinus様

いつもありがとうございます。

本筋とは外れるのですが
>薬物採種魚の比率はそれほど多くないのです(30%くらいです)。
>より問題なのは採集後のストック状態でしょう。
というお話は、非常に気になる話ですね。

もちろん、問屋さんの水槽(ストック場)などは見たことがありませんし、会社によって環境も「ピンキリ」なのだろうとは思うのですが、お店でもあまりにも酷い状態を見ることがあることを考えると、途中流通の状況も「推して知るべし」というところかと思います。
本当はまず飼育用海水魚(=生体)にこそ、トレーサビリティの考え方を導入して欲しいものだと思うのですが…(もちろん、簡単には実現できないでしょうけれども。)。

あと、話は変わりますが、大変でしたね(^_^;;。ポンプの件。
実は私も昨夜、妻に言われて水槽の陰を良く見たら、ホースの継ぎ目からほんの少しずつ、飼育水が漏れていたらしく、床の上に塩の“山”が出来ていました(^_^;;。今度のお休み、配管をやり直さなくちゃ。
しみじみ、日々のメンテナンスは大切ですねぇ…(苦)。
[5232] RE:RE:相談に乗ってください 投稿者情報Saizou 2005-10-22 13:49
delphinus様、放蕩息子様

遅レスすいません。
色々ありがとうございます。助かります。

delphinus様

詳しいレスありがとうございます。
とても参考に成りました。

トラ…症、薬物採集後遺症の可能性ですか(>_<)
実は私も一時期気を失う…の症状の時は、
薬物の後遺症を少し疑いました。

ダイビングの時にジョーの棲息環境を見てると
どうやって採取しているのか不思議に思ってました。

事実、学術調査採取の仕事をした事の有るダイビングインストラクターから
高価な麻酔薬を使ってジョーを採取していた事を聞いた事が有ります。
確に、すぐ巣穴に引っ込む警戒心の強い彼らですから
薬物採集する事の方が確率からすると高いのかも知れませんね。

ただ、気になるのは痒がっている所です。
月曜、火曜と観察出来ました。
水曜日から昨日は仕事に追われ午前様だった為
私は観察出来ませんでしたが、女房が見ている時には観察出来無かった様です。

聞いてばかりで申し訳ありませんが、
このエラの後ろあたりを痒がっているのははどうでしょうか?
私はエラの中に寄生虫でも居るのではないかと考えはじめてます。

ただ、1年位飼育していて新魚もお迎えしていなくて
発症する事は考えずらいですよね・・・


放蕩息子様

>時には我々にはどうしようもないこともあります。
はい。覚悟はしております。
どうしようも無い事ばかりです(私のスキル不足が一番の問題ですが

野生種を無理矢理小さな水槽で飼育しているわけですから
どこかに無理があって当たり前と考えています。
(それが解っているなら飼うのを・・・・)
そんな彼らを自分のエゴで飼育している訳ですから
辛い思いをさせないで寿命まで飼育したいと強く思っております。

>ここで慌てて、あまり色々と水槽をいじると、
>却って水槽のバランスを崩すことになると思います
はい。十分理解してます。以前の水槽ではいじくりすぎで
バランスが狂ってなかなか安定せず可愛そうな事を
してしまいました。海水水槽はいじくり過ぎは
“百害あって一利なし”だとつくづく思ってます。

家のジョー君は、幸いに特に変化も無く食欲もかなりあります。
ですので、このまましばらく栄養の有るメディフィッシュを主に与えて
様子を見てみます。

また、変化があったら書き込みします。
本当にありがとうございました。


[5236] RE:RE:相談に乗ってください 投稿者情報放蕩息子 2005-10-22 14:29
Saizou様

余りお役に立てなくて申し訳ないですね。

>このエラの後ろあたりを痒がっているのははどうでしょうか?
というのは、私も最初、寄生虫を疑ったのですが、まあ、本当に痒がっているのかどうか。もしかしたらdelphinusさんのおっしゃる様に、中枢神経がやられてしまった結果として暴れているのかもしれないですし、難しい部分なのかもしれません。

なんとか元気になってくれますように。回復をお祈りしています。
[5240] とりあえず淡水浴を 投稿者情報delphinus 2005-10-22 19:43
Saizou様

こんばんわ。

>事実、学術調査採取の仕事をした事の有るダイビングインストラ
>クターから高価な麻酔薬を使ってジョーを採取していた事を聞い>た事が有ります。

学術調査採取・水族館納入といった目的で採取する場合に使われる麻酔薬(名前は伏せます)を適正濃度で使用する場合は、それほど問題はないのです。ただ、水槽と違って自然の海ではどうしても濃い目に使わざるを得ません。濃い目に使うと魚は致命的なダメージを受けることがあります。

しかし、特に発展途上国の採取業者は、コスト削減のためにこんな麻酔薬すら使えません(1トン用の麻酔薬が日本円でだいたい10000円です)。したがって彼らは青酸化合物を古くから使用してきました。国際的な批判を受けて使用率はだいぶ落ちましたが、利益追求だけを考える人は後を絶ちません。

>ただ、気になるのは痒がっている所です。
>月曜、火曜と観察出来ました。
>水曜日から昨日は仕事に追われ午前様だった為
>私は観察出来ませんでしたが、女房が見ている時には観察出来無
>かった様です。
>聞いてばかりで申し訳ありませんが、
>このエラの後ろあたりを痒がっているのははどうでしょうか?
>私はエラの中に寄生虫でも居るのではないかと考えはじめてます

考え直しました。ギロダクチルス、ベネデニアなど単性虫類の寄生と考えて対処しましょう。この場合、気を失ったようになるのは、中枢神経の異常ではなく単なる貧血(血を吸われるので当然)です。

ころころ診断を変えて申し訳ありませんが、魚の病因・死因を当てるためには、解剖して顕微鏡で覗いてみるのが原則なのです。

単性虫類の寄生に対する有効な手段としてホルマリン浴がありますが、デメリットも大きいためにお勧めできません。したがって二次的な手段としての淡水浴を推奨します。餌を食べている魚がすぐに死ぬことはありません。魚の体力があるうちに取れる手を打ちましょう。

ジョーフィッシュは、いわゆる「投身自殺」を図る可能性が非常に高い魚です。淡水浴の時はくれぐれもご注意ください。

[5201] ストレス 投稿者情報fuk 2005-10-19 10:33
こんにちは、fukです。

土曜日くらいから、ヘラルドのフレームへの虐めが、再度目立つようになりました。
これはやばいなー、と思ってると、案の定日曜日には白点が。しかも、結構な量が一度に。

仕方がないので、水槽を仕切って3日間様子を見ていたら、徐々に減少。
日曜は全身だったのが、今朝は10個くらいに。

やはり白点の発生の理由の一つに、「ストレス」と言うのがあるんですねえ。
身をもって体験しました。

さて、どうしようかなあ?

[5205] RE:ストレス 投稿者情報放蕩息子 2005-10-19 17:47
fuk様

>土曜日くらいから、ヘラルドのフレームへの虐めが、再度目立つようになりました。
そうですか。やはり中々、上手く行きませんねぇ…。同じケントロ同士ということで、心配はしていたのですが。

>やはり白点の発生の理由の一つに、「ストレス」と言うのがあるんですねえ。
別スレでdelphinusさんが出典としている魚病学の本(江草周三編『魚介類の感染症・寄生虫病』恒星社厚生閣, 2004.)でも、魚にストレスを与えて白点病に対する耐性がどのように変化するかを調べた実験結果について触れられています(淡水性白点病の実験のようですが)。
人間も同じですね。ストレスは万病の元です。

>さて、どうしようかなあ?
どうしましょうかねぇ…。クマノミみたいにペアを作る魚以外で、導入初期を除くと、一度闘争が起きたものが時間と共に終息していくという話は、ほとんど聞かないと思うんですよ。

水槽のレイアトウトを変えてみるとか、いじめるほうを一時隔離するとか、色々言われてはいまして、一時的に闘争が収まることも珍しくはないのですが、結局時間が経つと同じことの繰り返しになるんですよね(^_^;;。水槽が大きくて余裕があれば、逆療法として、さらに力の強い者を入れて水槽内のパワーバランスを変えるという方法もあるらしいですが、まあそれは水槽にかなりの余裕がある場合で、大抵は更に悲惨な事態を招く結果になることが多く…。
正直、水槽を分けるしかないのではないかと、私は思うのですが…。
[5210] RE:ストレス 投稿者情報プアマリナ 2005-10-19 19:34
しかし、どうなんでしょうね。
ストレスが白点保菌(保虫?)魚の発症を誘発する可能性は否定しませんが、ストレスによって発症したと考えるのは早計ではないでしょうか。
それに、白点ごとき感染力の弱い病気に感染されるほど弱った魚が、ストレスが緩和されれば治癒されるというものでもないでしょう。
生き物が、自分よりも弱い(弱っているのも含む)生き物を攻撃するのは、繁殖上の都合や餌確保の問題とともに、伝染病予防の側面もあることですし…。そもそも、ヘラルドが先にいて後からフレームを入れるというのは、ケントロ混泳の際の利には適っている様な気もするのですが…。

まずは別水槽にフレームを隔離して硫酸銅治療というのが、この場合取りうるベストな方法ではないかと思うのですが。
[5211] RE:RE:ストレス 投稿者情報fuk 2005-10-19 21:53
プアマリナ様
>しかし、どうなんでしょうね。
>ストレスが白点保菌(保虫?)魚の発症を誘発する可能性は否定
>しませんが、ストレスによって発症したと考えるのは早計ではな
>いでしょうか。
>それに、白点ごとき感染力の弱い病気に感染されるほど弱った魚
>が、ストレスが緩和されれば治癒されるというものでもないでし
>ょう。

確かにそうかもしれませんね。

ただ、日曜に発症したときは、全身に白点がありました。
水槽を仕切って虐めがないようにして丸3日が経過した今朝は、数えることが可能な位に減ってました。
仕切った以外は何もしていないのに回復しているので、もう少し様子を見てみます。


>生き物が、自分よりも弱い(弱っているのも含む)生き物を攻撃
>するのは、繁殖上の都合や餌確保の問題とともに、伝染病予防の
>側面もあることですし…。そもそも、ヘラルドが先にいて後から
>フレームを入れるというのは、ケントロ混泳の際の利には適って
>いる様な気もするのですが…。

死なせてしまった初代フレームは、ヘラルドより10mm大きい個体でした。
その時は、ヘラルドが諦めたのか、全く争いが無く平和な水槽でした。
そのフレームを、不注意で死なせてしまって、今のが2代目なんですが、今度はヘラルドより10mm小さい個体でした。
すると、虐めが発生しました。この辺りは、シビアに考えないとダメですね。


>まずは別水槽にフレームを隔離して硫酸銅治療というのが、この
>場合取りうるベストな方法ではないかと思うのですが。

これ以上悪化するようなら、隔離します。
幸い餌もバクバク食べて元気なので、当面は大丈夫だと思います。
[5212] RE:RE:ストレス 投稿者情報放蕩息子 2005-10-19 23:25
fuk様

今、プアさんのレスを読んで改めて冷静に考えたのですが、白点が減った=回復していると考えるのは早計かもしれませんよ。

白点虫の生活サイクルを調べると、実は白点虫が寄生してから魚体に白点が発現するまで、(温度によって大きく変わるのですが)2〜3日程度の時間が掛かります。魚体上に「白点」として現れるのは、魚体離脱直前の、十分に成熟した白点虫らしくて(魚体への寄生直後には、白点虫は肉眼では確認できない)、「白点」が出た後は間もなく魚体を離れて、水槽底などで耐性卵(シスト)を形成し、3〜28日後に1つのシストあたり、100〜200個の白点仔虫を生み出す事になります。

この生活サイクルに合わせて考えると、おそらく、fukさんのフレームが最初に白点虫の寄生を受けたのは、既に1週間以上前なのではないでしょうか。(その時には発現した白点の数が少なくて、かつ短時間しか現れないために、fukさんは白点に気づかなかった。)

そして、日曜日の夜に「結構な量が一度に」発現したのは、実は既に“二周目”の白点虫で、この“二周目”の白点虫は、魚体への寄生(再寄生)時期が少しずつずれるので、一度に消えてなくなることがなく、少しずつ減って行くように見える可能性があるのだと思います。そしてその時の白点の減少は、実は“三周目”に向けての準備として、いったん魚体を離れて、水槽底などでシスト形成(そしてその内部で“三周目”を育成中)をしている時期にあたる…。

もちろん、実際の白点病の経験がない私の言う事ですので、どこまで信用できるかは分かりませんが、私が今、ここに書いたような経過を辿る可能性がないわけではないと思います。となると、そろそろ、“二周目”の白点虫のシストから“三周目”の白点仔虫が産出され始める時期なので、これから2〜3日後にまた白点が増えるようなら、非常に危険な兆候かもしれませんね。とりあえず、そろそろ現れる(かもしれない)“三周目”の白点仔虫を退治するために、ヨウ素殺菌などを施した方が良いかもしれませんよ。

もちろん、ここで隔離してストレスが弱まり、体力回復することによって、“三周目”の白点仔虫に寄生されにくくなる可能性もあります。その場合にはこのまま、白点は減少して消えていくことになるでしょう。本当にそうなるのなら良いのですが…。
[5224] RE:RE:RE:ストレス 投稿者情報fuk 2005-10-21 11:17
プアマリナ様、放蕩息子様

白点は、一番酷いときに比べると、かなりましになりましたが、完治の気配が見えないので、やはり隔離することにします。

隔離時は、軽めの低比重+GFGの予定です。
フレームは元気なので、これで大丈夫でしょう。

でも、重症の時用に硫酸銅も手に入れておく方が良いでしょうね。
皆さんはどうやって入手しているのでしょうか?
[5226] RE:RE:RE:RE:ストレス 投稿者情報プアマリナ 2005-10-21 11:25
いや、重症になってからの硫酸銅はトドメ刺すことになりますよ(^_^;)
GFGや低比重が白点に有効なのかどうか、私は未だに疑問がありますが、それでやると決められたのなら、初志貫徹した方が良いと思います。
どんな劇薬使おうとも、魚が死なない濃度で白点の親虫を殺す方法はないので、時間との戦いになることだけは念頭においてください。

“魚の体力+飼育者の我慢 VS 白点虫のライフサイクル”です。
[5229] RE:RE:RE:RE:RE:ストレス 投稿者情報箱福 2005-10-21 23:12
プアマリナ様

>GFGや低比重が白点に有効なのかどうか、私は未だに疑問があ
>りますが、それでやると決められたのなら、初志貫徹した方が良
>いと思います。

低比重プラス○○薬という発想?は、元々、市販されている熱帯魚用の薬は淡水用として作られたものでしょうから、海水より淡水に近い方が効能がある…と、言う事で低比重にするのでは無いかと思います。海水専用だったら比重を低くする必要性はないのですから。おそらく。

淡水浴にしても低比重にしても、急激に変化させて浸透圧による細胞破壊が狙いですから、常に低比重で安定させても白点虫は順応してしまうと思います。

違いますかね?。
[5231] RE:RE:RE:RE:RE:RE:ストレス 投稿者情報fuk 2005-10-22 00:24
箱福様
>プアマリナ様
>>GFGや低比重が白点に有効なのかどうか、私は未だに疑問があ
>>りますが、それでやると決められたのなら、初志貫徹した方が良
>>いと思います。
>低比重プラス○○薬という発想?は、元々、市販されている熱帯
>魚用の薬は淡水用として作られたものでしょうから、海水より淡
>水に近い方が効能がある…と、言う事で低比重にするのでは無い
>かと思います。海水専用だったら比重を低くする必要性はないの
>ですから。おそらく。

低比重は、このHPでもたまに出てくる海○館さんのHPに書いてあるのですが、本来魚にとっては、低比重の方が体の負担が少ないという理論?から来ているようです。

低比重で、体の負担を少なくして元気を回復し、GFGで遊離している子虫を駆除するという物でしょう。
以前、カクレが酷いリムフォを患ったとき、低比重を利用したので(効果のほどは定かではありませんが)、悪い影響はないように感じました。
また、初代フレームもこの方法で治ったので、ある程度効果はあると思ってます。
[5241] RE:RE:RE:RE:RE:RE:RE:ストレス 投稿者情報箱福 2005-10-22 20:52
fuk様

>低比重は、このHPでもたまに出てくる海○館さんのHPに書い
>てあるのですが、本来魚にとっては、低比重の方が体の負担が少
>ないという理論?から来ているようです。

低比重の方が体に負担が少ないとおっしゃいますが、ならば、自然界の海では常に負担を背負いながら生息していると言う事なのでしょうか?。私はむしろ海水魚にとっては度を超えた低比重の方が負担が大きいと思っていました。

>低比重で、体の負担を少なくして元気を回復し、GFGで遊離し
>ている子虫を駆除するという物でしょう。

GFGで遊離仔虫を死滅駆除するだけの殺傷力があるのなら、当然バクテリア(濾過細菌)にも影響がある思います。数カ月前に他の目的で一週間(一日置き)に連続投与しましたら、ヨコエビやゴカイなどの微生物は全滅してコブヒトデも死んでしまいました。あげくには亜硝酸濃度もテトラの液体亜硝酸試薬で3.3-33mg/l以上に達して紅色になってしまいました。僅かな薬浴投与で完治する魚なら問題ないかも知れませんが、長期投与をしなければならない魚にとっては、むしろ濾過細菌にも影響がでて水質悪化を招き逆効果(副作用)も出てしまうようです。120センチ水槽では1回の投与でクロハコフグが翌日死んでしまった事もあります。

>以前、カクレが酷いリムフォを患ったとき、低比重を利用したの
>で(効果のほどは定かではありませんが)、悪い影響はないよう
>に感じました。
>また、初代フレームもこの方法で治ったので、ある程度効果はあ
>ると思ってます。

低比重+薬浴で完治するのであれば、それはそれで宜しいかと思いますが、小型ヤッコでしたら、体表粘膜が回復すれば白点虫に寄生され難くなるようですので、低比重+薬浴が実際効いているのかどうかというのは定かではありませんが、低比重+薬浴では完治しない種類の魚もいるといるという事も念頭においていて頂ければ幸い存じます。

また、今回の場合はストレスが直接の原因では無く、新しく連れて来た魚と一緒に白点虫を持ち込んだと考えるべきだと私は思います。低比重飼育を長期飼育をしていると、退色したり本来のあるべき姿を失ってしまうのでは無いかと思ったりもします。

私は通常の比重を1、017〜1、019で飼育はしていますが、白点虫には寄生されます。白点虫対策というより過密飼育のため酸欠防止が目的です。この場合でも水温の変動で溶存酸素濃度は変わりますけど。

ご紹介頂いたショップのHPは私も以前から拝読しております。他にも低比重治療を実践している方もいるようです。

こちらです。
ttp://nbrian.sumomo.ne.jp/kaisui3.html

私も過去には低比重(汽水)にしてみたり、急激に比重を変動してみたりしましたが、一時的な反応はあっても撲滅する事はできませんでした。飼育している種類の魚にもよるのでしょうけど。
頻繁(新しく魚を買い足す度に)に低比重にしていますと、不安定な水質になり私的には良い環境とは思えませんけど(トリートメント水槽で実践しているのでしょうけど?)、完治する事をお祈り申し上げます。


[5234] RE:RE:RE:RE:RE:RE:ストレス 投稿者情報放蕩息子 2005-10-22 14:28
低比重が白点仔虫に与える影響については、私はよく分からないのですが、比重を1.010くらいまで下げると、シストが水を吸って破壊されるみたいですね。また、1.016くらいまで下げただけでも、シストは破壊されないまでも、仔虫を産出する能力を失ったという実験結果も出ているそうです。
ただし、いずれも完全ではなく、一部のシストは生き残り、仔虫の産出能力も維持されたということですから、一気に100→0にするものではなく、徐々に白点虫の数を減らしていって、白点虫の生活環を細くして行き、徐々に駆虫していくというものでしょう。

ですから私は、低比重法というのは、白点仔虫を攻撃するよりも(もちろん、仔虫を攻撃する能力?もないとは思いませんが)、むしろシストを攻撃してシスト→仔虫の段階で白点虫の生活環を断ち切るというコンセプトだと理解しています。そのため、短時間の低比重では効果が認められなくて、長期間の比重低下が必要とされているんだと思いますよ。(↓)
http://rms1.agsearch.agropedia.affrc.go.jp/contents/JASI/pdf/PREF/45-1327.pdf

ただ、低比重環境でGFGがどのように作用するのかについては、私はまだ、理解できていません。海水館さんのサイトも見てはいるのですが、GFG投入が白点虫の駆除にどのような仕組みで作用するのか、是非その仕組みの解明に挑戦して欲しいものですね。
(もちろん、比重低下によって浸透圧調整の負担を軽減する、という話も、納得できる話ではありますが…。)
[5242] RE:RE:RE:RE:RE:RE:RE:ストレス 投稿者情報箱福 2005-10-22 21:35
放蕩息子様

>ただ、低比重環境でGFGがどのように作用するのかについては
>、私はまだ、理解できていません。海水館さんのサイトも見ては
>いるのですが、GFG投入が白点虫の駆除にどのような仕組みで
>作用するのか、是非その仕組みの解明に挑戦して欲しいものです
>ね。

殺菌作用もあるのでしょうけど、傷薬ではなかったでしょうか?。採取時や購入時の擦れが回復して保護粘膜が正常に戻れば、白点虫からの寄生も防御できるのではないでしょうか?。対象魚はチョウチョウウオやヤッコ、ハギなどですよね。ハコフグも入荷しているはずなのに…。私はハコフグ以外にもヤッコやチョウチョウウオなども飼育していますが、それぞれの体質と申しますか、寄生完治率には可成りの個体差(種類差)があります‥です。

>(もちろん、比重低下によって浸透圧調整の負担を軽減する、と
>いう話も、納得できる話ではありますが…。)

そうなんですか?。


それよりも…私の書き込みでプアさんが引いてしまったようです。(T_T) 申し訳ございません。

[5213] カクレクマノミとの混泳 投稿者情報ラッキー 2005-10-19 23:28
みなさん、はじめまして。
放蕩息子様のHPを参考にさせて頂き、40cm水槽でカクレクマノミの長期飼育を目指しています海水魚初心者のラッキーと申します。
9月に水槽を立ち上げ、43日目にこちらのHPでもリンクされているお店のブリード物のカクレクマノミの幼魚2匹を入れました。
早速、息子&娘がラッキー&ララと名前を付けて喜んでいます。
(私のHNも同じラッキーにしました。)

5歳の息子が、飼育本に載っていたルリスズメを指さしながら「青いお魚を飼いたい」と言っているのですが、ルリスズメは気性が荒いと聞きますので混泳は無理だと思っています。
そこで入手できるかという問題はあるのですが、小型で性格が温和な(と書いてあった)スプリンガーデムワーゼルを考えているのですが、40cm水槽でのカクレとの混泳は無理でしょうか?
自分なりに精一杯調べたつもりですが、他に青系で混泳にお勧めの魚がいましたら教えて頂けないでしょうか?

息子とは、「お魚は3匹まで」と約束したので、カクレが水槽に慣れてきたら、1匹だけ入れたいと思っています。
当初は、放蕩息子様も推薦されているキイロサンゴハゼを入れるつもりだったのですが、名前通り黄色なので・・・

参考にタンクデータを記載しておきます。

使用水槽:40cm水槽(W400×D260×H300 容量26L)
濾過装置:(1)底面フィルター+外掛けフィルター(M)直結
     (2)外掛けフィルター(S)+ヨウ素殺菌ペレット
還元濾過:「ナイトレイトマイナス」を使用した「偽デニ弁当」
照明  :14W×1(12時間点灯)
生体  :巻貝:3匹(八景島で採取:イシダタミ?)
     ヤドカリ2匹(伊豆で採取:ホンヤドカリ?)
     カクレクマノミ2匹(国産ブリードの2cm位の幼魚)
[5217] RE:カクレクマノミとの混泳 投稿者情報放蕩息子 2005-10-20 17:40
ラッキー様

はじめまして。書き込みありがとうございますm(_*_)m。
「ラッキー&ララ」って、なんか、可愛いですね。(やや「Copyright(c)サンリオ」っぽい感じもしますが…爆)

しかし、
>40cm水槽でのカクレとの混泳
ですか。うーん…(^_^;;。

ご覧いただいているかもしれませんが、ウチの「三百ミリメートル水槽」も半年前から目出度く「四百ミリメートル」に出世(?)しまして、ちょうどカクレ2匹が入っているんですが、私の個人的な感想を言えば、「やっぱりこれくらいがちょうど良いところかなあ。」という感じはあります。この後、カクレが更に大きくなるとして(現状、大きな方が4cmくらい)、ここへ別の魚を入れると、ちょっと窮屈かな、という感じはしないでもないんですよね。

ただねー、海水魚水槽を見慣れない方が、40cm水槽にカクレが2匹しかいないのを見て「寂しいなあ。」と感じられるお気持ちは、すごく良く分かるんですよ。(特にお子さんたちならばね。)
ですから、
>息子とは、「お魚は3匹まで」と約束した
と仰るのは、非常に懸命なことだったと思います。最初から限度を決めておけば、息子さんも我慢できますからね。

というわけで、なんとか3匹目を選びたいですが…。
うーん、青い魚ですか…(ナンヨウハギ?爆。いやいや(^_^;;)。

正直、個人的には、40cm水槽にカクレ×2とスズメ1匹というのは、チャレンジしてみたい組み合わせではあります。ただし、言うことが矛盾するようですが、その場合には、水槽の中にイソギンチャクがいることが必要ではないかと思います。つまり、イソギンにカクレペアを守ってもらって、そこに暴れん坊(?)のスズメを入れて、両者の間に「力の均衡」を図るという考え方。
逆にイソギンがいない水槽では、カクレペアとスズメ1匹というのは、結局、スズメダイ3匹と変わらないんじゃないかと思うんですよ。カクレも結局、スズメダイですからね。

ですから、もし私なら、まず水槽に小型のイソギンチャク(サンゴイソギンなど)を入れることを考えるかもしれません。(実は最近、小型水槽でのイソギンチャク飼育に自信を深めつつあります。ただし厳しい温度管理が必要ですが。)
その上で青いスズメ(スプリンガーデムワーゼルというのは大人しいのですか?見た目、ルリスズメにも似ているので、印象としてはキツそうな感じですが…(^_^;;)を入れてみるかもしれません。
ただ、これも「自分なら」という話なので、他人様に「オススメ」とは、とても言えないですね(^_^;;。悩ましいところです。

実際のところ、私が飼育経験の魚の種類って、ものすごく少ないんです。高い魚は買わないですし、水槽も小さいので(^_^;;。
ですから、私個人では中々、混泳のご相談には上手な答えを返せません。どなたか、ご経験のある方からのアドバイスをいただけると良いのですが…。
[5219] RE:カクレクマノミとの混泳 投稿者情報fuk 2005-10-20 19:44
こんばんは、fukです。

>「青いお魚を飼いたい」

この1行に反応しました。
我が家でも、妻が青い魚を欲しそうなんですが、カクレがいると、ぐっと選択肢が少なくなりますよね。
青い魚の代表?のルリスズメは、放蕩息子さんのレスのようにカクレがいるとダメだし。

私の60水槽は水量が50Lなので、魚も5匹までと決めていて、現在4匹。
落ち着いたら(今は白点が出てそれどころではないのです)、オーキッド・ドティーバックなんてどうかな?と考えてます。
ごめんなさい、全く参考にならないですね・・・(^_^;;;)。

[5222] RE:RE:カクレクマノミとの混泳 投稿者情報ラッキー 2005-10-20 23:30
放蕩息子様
レスありがとうございます。
「三百ミリメートル水槽」の立ち上げ記録や実践編は、我が家の水槽立ち上げの前に何回も拝見し参考にさせていただきました。

やはりスズメダイの混泳は難しそうですね。
サンゴイソギンチャクは、カクレの飼育に慣れてきたら照明を強化してから入れようと考えておりました。
混泳は、サンゴイソギンを入れた後に再考したいと思います。
問題は息子が納得するか・・今日も海水魚の本を一人で見ていたそうです。

fuk様
いつもHP拝見しております。
60cm水槽うらやましいです。早く白点が直るといいですね。
3匹目ですが、まずはイソギンチャクを入れてから考えたいと思います。
その際は、オーキッド・ドティーバックも候補にしたいと思います。手持ちの本に載っていなかったのでWebで調べたのですがクレナイニセスズメという魚に似ていますね。
クレナイニセスズメは混泳がやや難しいと書いてあり諦めました。
[5223] RE:RE:RE:カクレクマノミとの混泳 投稿者情報keyholl (^0^) 2005-10-21 01:35
ラッキー様 放蕩息子様 横レスですみません.
keyholl です. 混泳は無理だと 私も思います.ルリスズメは気性が激しいから カクレクマノミとの混泳は? しないほうが無難です.

水槽を少し大きくし サンゴイソギンにカクレ君が入ってから 考えた方がBestだと 思います.
海水魚は 奥が深いし 嵌りますよ.頑張って下さい.
[5225] RE:RE:RE:カクレクマノミとの混泳 投稿者情報fuk 2005-10-21 11:21
ラッキー様
>その際は、オーキッド・ドティーバックも候補にしたいと思いま
>す。

あ、私も飼育経験がないので、混泳可能かどうか判りません。
そこのところ、誤解無きようにお願いします。

この魚、ググってみてもあんまりヒットしないんですよねえ。
誰か飼育経験のある方おられませんか?

[5228] RE:RE:RE:RE:カクレクマノミとの混泳 投稿者情報delphinus 2005-10-21 17:12
ラッキー様

Chromis属のスズメダイなら何とかなるかも知れません。スプリンガー
(Chrysiptera springeri)はChrysiptera属ですので、結局はルリスズメ(C.cyanea)と同じ性格です。Chromis属で青いスズメダイと言えば、ブルーリーフ・ダムセルの名前でカリブから入ってくるChromis cyaneaです。

ただ、デバスズメ(Chromis viridis)がそうであるように、Chromis属のスズメダイは全体的に短命種のようです。私自身も含めて、複数年飼育の話はあまり聞きません。また、先住者に攻撃されるともろい所があります。

というわけで、第2候補はピグミー/フレームバックエンゼル系の中で、青みが強い4種類、チェルブA、アフリカンフレームバックA、カリビアンフレームバックA、レスプレンデントAです。この中で一番「青い」のはレスプレンデントAですが、最近は値段が暴騰してしまいました(普通は20万円以上、でも入荷すると右から左に売れます)。

あとは、ソメワケヤッコ、スミレヤッコ、レッドシークリーナーラス、ココスA、デベリウスA、ナハッキーAなどがありますが、初期状態に左右される点が大きかったり、値段が100万超える(デベリウス・ナハッキー)など、あまりお勧めできるものではありません。

fuk様>
オーキッド・ドッティバックですが、欧米ではブリード物が流通しているはずです。
[5230] RE:RE:RE:RE:RE:カクレクマノミとの混泳 投稿者情報ラッキー 2005-10-21 23:39
delphinus様、fuk様、keyholl様
レスありがとうございます。

40cm水槽でのカクレとの混は難しそうなので、しばらくはカクレ2匹で頑張って、慣れてきたらまずはサンゴイソギンを入れるほうを考えてみます。
明日でカクレを入れて1週間になります。(超初心者です)
2日目から餌をあげ始めたのですが最初はあまり食べなくて心配したのですが、やっと我が家の水槽にも慣れたのか、餌もよく食べるようになってくれました。
息子&娘と一緒にこの2匹(ラッキー&ララ)を大切に育てていきたいと思います。

P.S.
巻貝3匹にも息子が名前を付けました。
大きい順に、社長/部長/課長だそうです(笑)
[5233] RE:RE:RE:RE:RE:カクレクマノミとの混泳 投稿者情報放蕩息子 2005-10-22 14:26
いろいろなご意見が出てきましたね。皆様、ありがとうございますm(_*_)m。

ところで、
>慣れてきたらまずはサンゴイソギンを入れるほうを考えてみます。
ということですが、イソギンを入れる場合にはとにかく水温の維持かな、と最近は感じております。特にサンゴイソギンなどは磯の、非常に浅いところ(=厳しい環境)にも生息していますので、最初の状態さえよければ、非常に丈夫です。まず溶けたりしない。ところが水温が高いと白化して萎縮してしまうんですよね。そしてエビやヤドカリに食べられてしまう、と(^_^;;。

まあ、まずは水槽環境の安定からですが、イソギンを入れるときには是非、その点にお気をつけ下さい。

PS.

>社長/部長/課長だそうです(笑)
ははははは(^_^;;。今後、だんだん数が増えると、「部長心得」とか「課長補佐」とか出てくるんですかね(爆)。

[5215] 「ニモ」放流について 投稿者情報ニイムラ 2005-10-20 10:43
初めまして。

「ニモ」放流について、関心を持って情報を集めているものです。
MLでこのHPを知り拝見しました。
 情報が整理されていて、大変参考になりました。有り難うございます。
 お願いなのですが、あなたのHPについて、私のブログで紹介させて頂けませんでしょうか。
 一連の放流について、途中経過を以下のブログに書いております。ご覧頂けたらと思います。
http://blog.goo.ne.jp/niimuray/c/d15e2e4e3e140b24de1da285875f72f0

 
[5218] RE:「ニモ」放流について 投稿者情報放蕩息子 2005-10-20 17:41
ニイムラ様

ご連絡ありがとうございます。実はイニムラさんのブログは、私も既に密かに(?笑)拝読させていただいておりました。そのニイムラさんのブログでご紹介いただけるとは、大変光栄です。

何しろ限られた情報の中で個人的な見解も入っておりますので、私の作ったページがどこまで役に立つものやら、あまり自信はありませんが、私のサイトは完全リンクフリーの方針でやっておりますので、ご自由にご紹介下さい。

私も実は、今回の岡山理専の放流が、現地の自然環境や生態系、あるいは現地で生活する漁業者の方々に対して良くない影響を与えることを大変心配しております。今回、“ニモ”放流に関するページを作って公開したのも、養殖魚の放流に対して社会的な関心が高まり、安易な放流に対する抑止力となることを期待してのことですので、ニイムラさんのような方に取り上げていただき、この問題に関して更に関心を広げることが出来れば、大変嬉しく思います。
どうぞよろしくお願いします。
[5220] RE:「ニモ」放流について 投稿者情報プアマリナ 2005-10-20 19:55
ニイムラさま、放蕩息子さま、
そのMLに放蕩息子さんのページを紹介した張本人は、私です(~_~;)
事後承諾で放蕩息子さんには、快く許可をいただきましたが、ここに陰湿な投稿などが増えたらどうしようかと心配していました(あのMLにしか流したことのない私の投稿が2chに晒されたことがあったらしいので…)が、この様な陽性の反応があったことを、嬉しく思います。
というか、私と違って放蕩息子さんの記事は公明正大かつ冷静ですから(^_^;)

魚に限らず、生き物の乱獲や放逐、業者による飼育の安易さのみの強調といったものは、みんな根が同じだという気がします。
これらの問題で、ある方に相談したときに、言われたことがあります。
「上からの規制よりも、そういった不心得な連中を世間で爪弾きにできるような世の中になれば良いのですが…」と。
爪弾きはともかく(^_^;)、我々消費者が、安易な情報を鵜呑みにして飛びつかない様に知識や良識を持てればと、私は思っています。マスコミにももう少し勉強して欲しい気もしますけどね。

まずは、多くの方に深く関心を持ってもらえるように、私も何かお手伝いできることがあればやりますので、何なりと言ってください。
ブログの方へも寄せてもらいますね。
[5235] RE:「ニモ」放流について 投稿者情報放蕩息子 2005-10-22 14:28
プア様

どうもです(^_^ゝ。

>上からの規制よりも、そういった不心得な連中を世間で
>爪弾きにできるような世の中になれば良い

本当にそう思いますね。“お上”に頼ることになると結局、世の中窮屈になるばかりですから。
そのためにもまずリテラシーが大切で、「十脚目通信」もそこを狙ったものですよね。
なかなか「道は遥か」という感じはしますが、まあ、ボチボチ(では間に合わないのかな?(^_^;;)、がんばりませう。
[5308] RE:RE:「ニモ」放流について 投稿者情報ニイムラ 2005-10-27 17:37
放蕩息子様 プアマリナ様

すっかり遅レスで申し訳ありません。
アユの産卵観察会をしたり、コクチバス密放流で行政と連絡などしていたら、1週間が経過してしまいました。

それにしても、スゴイ量の書き込みですね。

 投稿欄、ボク自身は水槽を保有しないのですが、いろいろ為になるお話が多いのでまた、よらせて頂きます。
リンクについて、ご快諾有り難うございました。

ニイムラ拝
[5319] RE:RE:「ニモ」放流について 投稿者情報放蕩息子 2005-10-28 12:46
ニイムラ様

>すっかり遅レスで申し訳ありません。
いえいえ、とんでもありません。アユの産卵観察会は残念な結果でしたね。
距離的&時間的に中々厳しいものがありますが(私は横浜在住)、機会があれば是非、私も見学させて欲しいものだと思いました。

>ボク自身は水槽を保有しないのですが、…よらせて頂きます。
はい。是非、よろしくお願いします(ただ、ためになるかどうかは保証できませんけど…(^_^;;)。

前々から考えているのですが、魚(には限らず野生動物全般に言えることだと思いますが)を飼うのであれば、やはり、その飼育生物が本来棲息する自然環境に対する理解を深める(少なくともその努力をする)ことは、とっても大切なことだと思うのです。ですから、例えば今、魚を飼っているという人には是非、フィールドでの活動(観察や採集)にも興味・関心を持ち、出来れば自分自身でも、フィールドに出て、色々な体験をしていただきたいものだと思っています。
(と言うか、私自身の中では、フィールドでの観察や採集と自宅での飼育は、別々のものではなくて、一つながりのものなのですが…。)

私は残念ながら、淡水環境での観察や淡水魚の飼育などについては、知識も経験も全くないのですが、淡水と海水という違いこそあれ、実際に水辺のフィールドでの活動を継続されているニイムラさんのお話をうかがうことは、私にとっても、またこのBBSをご覧になる方々にとっても、大変に有意義で、勉強になる事だと思います。是非、ちょくちょく、覗いて、何かあればお気軽に書き込んで下さい。


PS.

>スゴイ量の書き込みですね。
この1週間くらいは特別に多いです(^_^;;。きっと白点病の話題が出たからですね(笑)。普段はここまでのボリュームにはならないのですが…。
たまにご覧になる方からすると、「アレ?あの話題はどこに行ったか?」と思われることもあると思うのですが、書き込みが少なすぎるのもまた寂しいもので…。何とも申し訳ないことです(^_^ヾ。

[5227] くじら 投稿者情報もぐもぐ 2005-10-21 12:49
今、家の近所の海岸にクジラが打ち上げられているらしいのです。
見に行きたいのですが、仕事が〜。
[5237] RE:くじら 投稿者情報放蕩息子 2005-10-22 14:29
もぐもぐ様

>家の近所の海岸にクジラが打ち上げられているらしいのです。

WEBサイトのニュースで見ました。死んでしまったんですね。可愛そうに。
静岡出身としては包丁を持って駆けつけたいところですが(笑)、このご時勢、そうもいきますまい(^_^;;。(それにそもそも、私はイルカ・クジラは嫌いだし。←あっ、食べ物としてのイルカ・クジラですけどね。)

でも今日あたりはまだ、解体も進んでいないでしょうから、もぐもぐさんも見に行ってらっしゃるでしょうか…。お天気がイマイチですけどねぇ…。

[5238] パソコン買い替え 投稿者情報放蕩息子 2005-10-22 14:30
いやー、全く話の脈絡がありませんが、私、5年ぶりにPC買い換えました(^O^)。
新しいPCはええですなあ。もう嬉しくて。
実はこれまで使っていたPCはフォントの表示がおかしくなったり、クイックタイムが再生されなかったり、色々と不具合が生じていたのをどうしても修正できなかったのですが、いまさらリカバリをかけるわけにもいかず、我慢していたのでした。
これでようやく、今年の初めに買った「ホームページビルダー」も使えますわ(爆)。

ま、そうは言いながらも、色々な設定やデータの移し変えが中々大変なんですけどねぇ…(^_^;;

[5239] やってしまいました。 投稿者情報fuk 2005-10-22 16:08
こんにちは、fukです。

第2水槽を立ち上げようと、買ってあったサンゴ砂を洗って、ニッソーの曲げガラス水槽に入れたら、足りない・・・。
用事のついでに、いつものショップに行ったら、下記中古水槽がありました、。
1.90×30×36 のワイドスリム水槽
2.60×45×40 の水槽+水槽台

30分くらい迷って、ワイドスリム水槽を買ってしまいました。
傷が皆無だったのと、どーせならワイドな方が見栄えが良いかなと思って。

さて、立ち上げだ〜。

[5243] RE:やってしまいました。 投稿者情報トンヌラ 2005-10-22 22:52
fuk様
こんばんは。
水槽購入おめでとうございます。(^。^)

>30分くらい迷って、ワイドスリム水槽を買ってしまいました。

あらっ!黙ってたんですが私も9月に多分同じ90cmのヤツを購入しています。
でもfukさんと違ってまだその水槽は倉庫で眠っています。水槽は暗い所で半年くらい寝かせておくと白点病に強い水槽に熟成するからです。(ウソです^^;)
本当は水槽の引越し作業が億劫になっちゃっているだけなのですが・・・(苦笑)

たしかfukさんの新水槽もチョウチョウウオメインの予定でしたよね?
立ち上げに現在立ち上がっている水槽の種砂を使う場合には、ほぼ確実に病気の元も持ち込んでしまうと思います。

白点虫の持ち込みにはくれぐれもご虫意くださいね。(説教じみちゃってゴメンナサイ^^;)
[5246] RE:RE:やってしまいました。 投稿者情報fuk 2005-10-23 15:07
トンヌラ様
>でもfukさんと違ってまだその水槽は倉庫で眠っています。水
>槽は暗い所で半年くらい寝かせておくと白点病に強い水槽に熟成
>するからです。(ウソです^^;)

それは知らなかった。
知っていれば、もっと早く買ったのに・・・(笑)

>たしかfukさんの新水槽もチョウチョウウオメインの予定でし
>たよね?

チョウもいいし、中型のヤッコの1〜2匹飼いも良いなあと、秋の空のように毎日違う物が飼いたくなります(^_^;;;)。

>立ち上げに現在立ち上がっている水槽の種砂を使う場合には、ほ
>ぼ確実に病気の元も持ち込んでしまうと思います。
>白点虫の持ち込みにはくれぐれもご虫意くださいね。(説教じみ
>ちゃってゴメンナサイ^^;)

種砂は使いませんが、種水はすでに使用中。
一応、水が出来たら、温度を上げて(何度にするかは調査中)白点の駆除に努めてみます。

[5254] RE:RE:やってしまいました。 投稿者情報放蕩息子 2005-10-24 00:29
うー、皆さん、良いですねぇ。でかい水槽。
私は魚の飼育については、水量が多いことももちろん大切ですが、単純な水槽の幅の大きさ、つまり、水平移動可能距離の大きさも大切な要素だと思うので、90×30×36というのも、中々良いチョイスなのではないかと思いますよ。

>>水槽は暗い所で半年くらい寝かせておくと白点病に強い水槽に熟成
>>するからです。(ウソです^^;)
>それは知らなかった。
>知っていれば、もっと早く買ったのに・・・(笑)

ははははは。興味深い新説ですな(笑)。
でも、それくらい時間を掛けて、じっくり取り組もうというのは、良いことですよね。

>温度を上げて(何度にするかは調査中)白点の駆除に努めてみます。
えーとですねぇ、例の『魚介類の感染症・寄生虫病』(恒星社厚生閣, 2004.)によるとですねぇ、

・シストから仔虫の遊出は30℃でもっとも盛んで、7℃と37℃ではシストの形成はあっても仔虫の遊出はなかった。
・31℃までは正常に発達し、高水温ほど発育が早かったが、34℃では魚体内で発育しなかった。

なんて研究結果が紹介されています。が、別の研究結果によると(逆に低温環境の場合ですが)、

・10℃で仔虫の遊出がなかったシストを68日後、および82日後にそれぞれ25℃のインキュベーターに移したところ、いずれも5〜8日後に仔虫の遊出が見られた。

なんて報告もあります。(「シスト除去による海産魚の白点病の治療方法について 」長崎県水産試験場研究報告
22号 p. 15-20 (1996-3) http://rms1.agsearch.agropedia.affrc.go.jp/contents/JASI/pdf/PREF/H12/57-1473.pdf

ですから、高水温にしてもそれによって白点虫(の特にシスト?)を死滅させることが出来るのか、それとも単に休眠させるだけなのか、私の手元にある資料からだけでは、ちょっと分からないですね。判断が難しいところかもしれないとは思います。
[5257] RE:RE:RE:やってしまいました。 投稿者情報トンヌラ 2005-10-24 16:30
放蕩息子様
>うー、皆さん、良いですねぇ。でかい水槽。

ホホホ・・・良いですよぉ〜(^。^)

>90×30×36というのも、中々良いチョイスなのではないかと思いますよ。

意外です。きっと「細長いから水流がよどむのが心配・・・」とくると思っていました。
・・・てことでfuk様、この手の水槽は水流の作り方が課題だと思います。

>チョウもいいし、中型のヤッコの1〜2匹飼いも良いなあと、秋の空のように毎日違う物が飼いたくなります

楽しい悩みですね。(*^_^*)
今、私の1番のお気に入りの魚を貼ってみます。
[5259] RE:RE:RE:RE:やってしまいました。 投稿者情報もぐもぐ 2005-10-24 17:05
みなさま、
こんばんは。

90cm水槽、いいですねぇ〜。
羨ましいです。

濾過方法や、何を飼おうか考えている時って楽しいですよね。
頭の中で海水がグルグル、魚がウロチョロ(笑)。
あー、本当に羨ましいです。

私は大きな水槽は無理なので、机の上に45cmくらいの小型水槽を置いて、サワガニの飼育をしてみたいと考えていまして、現在飼育方法を勉強中です。
[5260] サワガニ 投稿者情報プアマリナ 2005-10-24 18:12
もぐもぐ様、
サワガニは意外に難易度高いですよ。成体になると陸棲が強くなるくせに完全に水からは離れられない。しかも清浄な水でないといかんので…。
少ない水量の水を清浄に保つ工夫と夏場の高温対策がポイントになります。

私も数年前に流木や自家採取の水苔などを組んで、複雑なレイアウトのアクアテラリウムを作ったことがあるんですよ。水はちょろちょろと水苔の上を流れ、苔が水を浄化する…と、コンセプトは良かったんですが、夏場に密閉して苔のために照明つけると、サワガニは即死ですから…。
なので、ライトをリフトアップして開放型のテラリウムにしたところ、凶悪カニ連続脱走事件が発生しました(~_~;)
[5261] RE:RE:RE:RE:やってしまいました。 投稿者情報fuk 2005-10-24 18:58
トンヌラ様
>・・・てことでfuk様、この手の水槽は水流の作り方が課題だ
>と思います。

昨日から2217を回し始めたのですが、2217の強力な?(2213と比べて)水流でも、半分ちょっとしか勢いが持ちません。

60水槽は、2213を2基使用し、水流をガラス面に沿わせて流すことで反時計回りに渦を作って水の流れをスムースにし、水が上手く流れているのですが、90×30水槽だと渦は作れずに、反対の端の水が抵抗になって上手く流れません。
このスリム水槽で渦状に循環させるのは無理でしょうから、一方通行になりそうです。
となると、勢いの衰えた真ん中当たりにもう1基設置し、端まで水を流してやる必要がありそうです。
う〜む、思ったより難しいかも・・・。


>>チョウもいいし、中型のヤッコの1〜2匹飼いも良いなあと、
>秋の空のように毎日違う物が飼いたくなります
>楽しい悩みですね。(*^_^*)
>今、私の1番のお気に入りの魚を貼ってみます。

トゲチョウですね。綺麗だなあ〜。こういうの見せられると、欲しくなるなあ(^_^;;;)
これで何cm位なんでしょうか?

[5270] RE:RE:RE:RE:やってしまいました。 投稿者情報放蕩息子 2005-10-25 11:41
トンヌラ様・fuk様

>意外です。きっと「細長いから水流がよどむのが心配・・・」とくると思っていました。
ははははは(^_^;;。ひどいなあ…。そんな、“文句言い”じゃないですよ(笑)。

でも確かに、水流の問題はあるでしょうね。
>真ん中当たりにもう1基設置し、端まで水を流してやる必要がありそうです。
そう思います。いかに強力なポンプでも、90cm水槽をポンプ1つで賄うのは難しいでしょう。あと、水平に渦を巻く形の水流だけを考えるのではなく、ポンプの吹き出し口を底面に設置して、水が上下に回転することを考えても良いのかもしれませんよ。

まあとにかく、私なんか60cm水槽でもポンプ3つ使っていますから、90cmなら、なおさらだと思います。ライブロックや飾りサンゴのレイアウトも問題とも絡みますが、確かに、90cmワイドスリムというのは、止水域(死水域)が出来やすいでしょうから、色々工夫してみて下さい。

ちなみに、我が家の水槽は60cm背高水槽(60×30×45cm、60L?)に、メインの自作外部濾過にはレイシーのRSD20(2400L/h)、底面濾過にアクアリウムシステムズのMJ-1000(1000L/h)、それに加えて水流用に同じくMJ-1000(1000L/h)を使っています。3つのポンプで合計流量は4400/h(カタログ記載の最大値)。
ウチの場合は流石にやりすぎかとは思いますが(^_^;;、それでもいわゆる“洗濯機状態”などにはなりません。LRの組み方が複雑なのと、吐出口を大きく、広く取って、水流の流速を落としているためですね。90cm水槽でも、やっぱり3つくらいは、ポンプがあった方が良いんじゃないかと思いますよ。

[5245] 低比重治療について 投稿者情報トンヌラ 2005-10-23 00:21
みなさん、こんばんは。
別スレで低比重の話が出ているのですが、私は個人的にひとつ謎があるので新スレを立てて質問をさせてください。

まず、これまでの経緯を書きます。
私が低比重治療と思っているのは、
「飼育水を真水でゆっくり薄めていき、その他の条件はそのままで、比重だけを1.009に固定して白点が目視できなくなるまで平常通り飼育する方法」です。

次に、私が白点病だと思っている白点病は、
「魚の体表に現れる、蛍光灯の下ではかなり明るく光る非常に小さな白い点で、数時間たつと消えてしまい、昼よりも夜間に圧倒的に多く現れる。
魚は嫌がって体をこすり付ける動作を繰り返すが、その程度ではがれることは少なく、4〜5日周期でだんだん増えていくものの、魚がすぐに死ぬことはなく、放っておくと1ヶ月以上も増減をくり返す」というものです。

そして私が行った低比重治療は、これまで飼育してきた10匹の雑食性チョウチョウウオのうち8匹にこれを施し、その8匹すべてに白点消滅の効果が見られました。
現在はこのうち5匹が生存し、2つの水槽で1年前後は見た目上再発もしていませんので、治療は成功だったと思っています。

次は死んだ3匹です。
1匹目はフウライチョウ(4cm)です。
この魚は白点罹患と同時に、エラ病(首振り口パク)の症状を呈していました。
低比重治療中に突然視覚、平衡感覚をなくし拒食、回復せず落ちました。エラに何らかの寄生があったと推測しています。

2匹目はシチセンチョウ(8cm)です。
この魚は唯一の成魚でありかつ購入魚、計3度の低比重治療に耐えたのですが、別水槽に入れたとたん、「ヒレの曇りと光らない白点」に見舞われ、低比重治療を施したにもかかわらず悪化、5日ほどで急死しました。

3匹目はハタタテダイ(4cm)です。
通常飼育に戻して4ヵ月後に突然拒食、次の日に落ちました。外見上の変化が見られなかったので死因はわかりません。

問題にしたいのは2匹目のシチセンチョウの病気です。
「ヒレの曇りと光らない白点」は、この後購入魚のニジハギ(4cm)でも経験し、やはり低比重治療の効果がなく死亡しました。
この白点は点滅し、魚が痒がるのは似ているものの、やや暗く、昼夜関係なく出ては消えます。白点より先にヒレの曇りが出ることと、体色が白く抜けるのも前のノーマル白点と異なります。
さらに低比重が無効で、進行が速く、あっという間に死んでしまいます。
私はこの「ヒレの曇りと光らない白点」をウーディニウムだと思いたいのですが、飼育本にあるようにやや黄色がかっていたり、コショウをまぶした感じとは違うように思えて断定できません。
別種の白点病だとすると、低比重が効かないので、低比重治療をむやみに人に薦めることもできずに迷っていました。

このような、低比重の効かない「白点」についての情報がありましたら、教えていただきたいです。お願いします。

長くなってすみませんm(__)m
[5247] RE:低比重治療について 投稿者情報delphinus 2005-10-23 17:32
トンヌラ様

こんばんわ。

>私はこの「ヒレの曇りと光らない白点」をウーディニウムだと思
>いたいのですが、飼育本にあるようにやや黄色がかっていたり、
>コショウをまぶした感じとは違うように思えて断定できません。

私もこれはウーディニゥム病だと思います。ウーディニウムの栄養体は「whitish yellow spots」と表記されることが多いのですが、私の知る限りでは「white」にしか見えない場合が多いです。
(私の経験でもそうですし、本に掲載される写真も同じです)

ウーディニゥムは「Marine Velvet Disease」と呼ばれるように、進行すると体表全体がグレーの霞がかかったような状態となります。ツブツブがはっきりわかる白点病とは明らかに違います。

そして、ウーディニウムはかつて「コーラルフィッシュ病」と呼ばれたほど危険な病気です(治療が難しい)。私自身、これまで何度もこの病気(と思われるもの)で大打撃を受けてきましたし、欧米の飼育書は、「病気」の項目の第一位にこちらを置いている場合がほとんどです。ただ、なぜか大型水槽での発生は少ない気がします。

従来は白点病とウーディニゥムとの違いはあまり気にする必要がありませんでした。白点病・ウーディニゥムの両方に効果がある硫酸銅を普通に使う人が多かったからです。古くは「ヒレの曇りが出たら硫酸銅を薄目に投入」というノウハウがありました。

なお、日本魚病学会では、病因となる鞭毛虫の新しい学名にちなんで、この病気は現在「アミルウージウニム症」と呼んでいるようです。
[5248] RE:低比重治療について 投稿者情報クロネコ 2005-10-23 17:45
トンヌラさん、

相手が原虫の場合は、マジカルと併用すれば解決するよ〜
低比重だけでは駄目なケースもあると言う事です。
でも、突っ込みは無しね。ここまでです。
頑張って下さい。


[5250] RE:低比重治療について 投稿者情報箱福 2005-10-23 23:03
トンヌラ様

>「魚の体表に現れる、蛍光灯の下ではかなり明るく光る非常に小
>さな白い点で、数時間たつと消えてしまい、昼よりも夜間に圧倒
>的に多く現れる。

白点虫もクラゲの傘?のように半透明だと思うのです。ですから、光線反射や当たり(射し)具合や見る角度で見え方が違うのではないかと思います。また、他のスレで放蕩息子さんも仰っていますが、白点として肉眼で確認できる状態にまでなると成熟して離脱目前と思って良いと思います。


>魚は嫌がって体をこすり付ける動作を繰り返すが、その程度では
>がれることは少なく、4〜5日周期でだんだん増えていくものの
>、魚がすぐに死ぬことはなく、放っておくと1ヶ月以上も増減を
>くり返す」というものです。


一度寄生されてしまいますと、体表が僅かでも傷付きますので二次三次寄生されると体表荒れも酷くなり寄生率が増して来るものと思います。

>そして私が行った低比重治療は、これまで飼育してきた10匹の
>雑食性チョウチョウウオのうち8匹にこれを施し、その8匹すべ
>てに白点消滅の効果が見られました。

ハコフグ、ヤッコ、チョウチョウウオを混泳させていますと、どの種類が先に寄生され(白点が現れ)先に寄生されなくなり完治が早いかが分かります。常にそれぞれの魚を観察していますと、採取や購入時の擦れや肌荒れが治り、体表保護粘膜が本来の正常な状態に戻るまでの日数(月日)がそれぞれ違う為に完治までの日数にでるものと思うのです。また、水槽中の白点虫の数にも関係していると思います。これは、ハコフグが寄生されているのにヤッコやチョウチョウウオは寄生されない状態を目にしますが、白点虫もシストから数百の仔虫がでてきても、全てが寄生できるものでも無く、数百の中の僅かな仔虫しか寄生できないのであれば、寄生保護粘膜が正常に戻りある程度防御できる状態なら、チョウチョウウオやヤッコも最小限の寄生のみで、白点虫の繁殖を押さえるだけの力を持っているのでは無いかと観察していて感じます。猛威を振るわれる状況というのは、水質悪化であったり擦れや保護粘膜がとれた状態の魚を入れた時が多いのですから、水槽内の白点虫が猛威を振るう前に保護粘膜が回復して防御できるようになれば、白点虫にも寄生され難い種類の魚同様に自然と白点虫も絶えてしまうのでは無いかと思います。その保護粘膜が正常にもどるまで、個体差や水質の状態の違いもあるかも知れませんが、ヤッコは1ヶ月、チョウチョウウオは2ヶ月くらいではないかと、観察しているそう推察します。

比重1、009で4ヶ月くらいで完治するなら、保護粘膜が正常に戻ってから、白点虫が繁殖力を失って自然消滅して絶えてしまうまで2ヶ月掛かるとも考えられるのですが如何でしょう。
[5251] RE:低比重治療について 投稿者情報箱福 2005-10-23 23:16
トンヌラ様

>この白点は点滅し、魚が痒がるのは似ているものの、やや暗く、
>昼夜関係なく出ては消えます。白点より先にヒレの曇りが出るこ
>とと、体色が白く抜けるのも前のノーマル白点と異なります。
>さらに低比重が無効で、進行が速く、あっという間に死んでしま
>います。

白点が点滅するというのは、発光している訳ではないのですよね?。発光しているのでしょうか?。これも、私の考えとしては、光線の射し具合や乱反射、または寄生している間も蠢いていて光線が反射したり通してしまったりしているのでは無いかと思います。あとは、魚も体色を変えますので、それが影響しているのかも知れません。


>私はこの「ヒレの曇りと光らない白点」をウーディニウムだと思
>いたいのですが、飼育本にあるようにやや黄色がかっていたり、
>コショウをまぶした感じとは違うように思えて断定できません。

delphinusさんが仰る様にウーディニウムの可能性が高いのではないでしょうか。白点虫より寄生離脱が早いし、肌荒れも起こします。呼吸も異常に早く、目の瞳孔も丸みをおびて視線が定まらない様になるようです。寄生されたら進行が早く短命に終わります。
[5252] RE:低比重治療について 投稿者情報箱福 2005-10-23 23:34
トンヌラ様

>2匹目はシチセンチョウ(8cm)です。
>この魚は唯一の成魚でありかつ購入魚、計3度の低比重治療に耐
>えたのですが、別水槽に入れたとたん、「ヒレの曇りと光らない
>白点」に見舞われ、低比重治療を施したにもかかわらず悪化、5
>日ほどで急死しました。


他の水槽に移した時にどのような手段で魚を移したかです。網で掬ったのなら当然、擦れができて体表保護粘膜もとれてしまい再寄生されます。体表を傷付けずに移しても水質が大幅に異なればpHショックのような状態になりやはり寄生されてしまうかも知れません。

>このような、低比重の効かない「白点」についての情報がありま
>したら、教えていただきたいです。お願いします。

ウロコを持つ魚でしたら、トンヌラさんが例に上げたような状態を主に確認できると思いますが、ハコフグですとそれ以外にも、棘の様に離脱するタイプ、ぽろりと剥がれるタイプ、体表に水泡ができてその中に数個の白点が確認できるタイプなど。丸い白点、楕円形の白点、これは寄生している角度なのか、そのものの形なのかは良く分かりませんが、症状の違う状況を確認しています。以上の症状や一緒に混泳している状況下での確認ですので、白点虫が数種存在するのか、単に寄生する魚の体表の体質に寄生する状態が違うだけなのかは良く分かりません。
[5253] RE:低比重治療について 投稿者情報箱福 2005-10-23 23:51
トンヌラ様

>「飼育水を真水でゆっくり薄めていき、その他の条件はそのまま
>で、比重だけを1.009に固定して白点が目視できなくなるま
>で平常通り飼育する方法」です。


比重1、009というのは汽水魚飼育に該当するものですよね。この比重であれば、白点虫には寄生されます。ご自身でもお分かりになると思いますが、ネオベネデニアなどを淡水浴して一気に死滅してしまうようなものではなく、比重1、009の状態で数カ月飼育して行く過程で増減を繰り返しながらも徐々に寄生されなくなると言うものでしょうから、その比重でも白点虫が一気に絶滅しないで暫くは生きている訳ですから、その間、白点虫はその環境で順応でき事は明らかだと思います。

低比重も有効なのかも知れませんが?、保護粘膜の回復期間と重なるようにも思えるので、もう少し、色々試みて結果を見てみるのも良いのでは無いでしょうか?。

立続けにレスしてしまい申し訳ございませんでした。
[5255] 「白点病」以外の「白点」の出る病気について 投稿者情報放蕩息子 2005-10-24 00:29
>低比重の効かない「白点」についての情報
かどうかは分かりませんが、魚体に「白点」が現れる魚の病気(?)は、Cryptocaryon irritans の寄生による病気(海水性白点虫症)だけではないようです。

やはり、『魚介類の感染症・寄生虫病』(恒星社厚生閣, 2004.)からですが、

・魚体外表面の白点は粘液胞子虫のシストや Amyloodinium ocellatum(delphinusさんご紹介のウーディニゥム病の病原体である鞭毛虫)とも一見類似する。

と書かれています。その見分け方なんですが、同書には、

・直接検鏡すれば,白点虫では繊毛運動が確認されるので,これらとは容易に区別される.

と書かれているのですが、そもそも「直接検鏡」自体が素人には容易やないっちゅーねん!!(苦笑)。

それから、同書にはやはり、

・韓国や日本のヒラメ養殖で、より低温期に寄生する“白点虫”(らしきもの?)が報告されているが、この種は C.irritans とは別種の繊毛虫(分類未確定)によるものであること。
・世界中から白点虫の株を集めると、遺伝子や大きさ、発育速度に差が見られることから、C.irritans が4型に分類できるが、魚への侵襲力に差があるかどうか分からないこと。

などとも書かれています。さらに、C.irritans ではなくて、淡水の白点病( Ichthyophthirius multifiliis )に関してですが、

・病理変化は魚種間でより,むしろ同種でも個体間で差が大きかった.

などとも書かれていますから、これらをまとめると、

1.白点病と似た「白点」が現れる病気は、“本物(?)の白点病”以外にも沢山あり、まだ病原体の分類も確定していないものすらある。
2.仮に“本物(?)の白点病”だとしても、4つの型のいずれに属するかによって、症状や治療効果に差が出る場合があり得る。
3.さらに、全く同型の“本物(?)の白点病”であっても、魚種はもちろん、個体ごとに、症状や治療効果に大きな差が出る。

てなことではないでしょうか。(しかし、これでは結局、何ひとつ、確実なことは言えない感じですね(^_^;;。)

それでもまあ、実は私自身の、全く根拠のない感想ですが、我々が普段「白点病」として話題にしている魚の病気のうちの何割かは、実は C.irritans による“本物(?)の白点病”ではないんじゃないかと思っています。(全く根拠がありませんが、2〜3割は別の病気なんじゃないかなあ…。)
「あの方法が効いた」とか、「あの方法は効かない」とか、議論が分かれてしまう原因の何割かは、その、“白点病以外の白点の出る病気”と、“本物(?)の白点病”を混同してしまうところにもあるんじゃないかと思うんですけどねぇ…。

ちなみに、トンヌラさんが、
>私が白点病だと思っている白点病
の症状は、『魚介類の感染症・寄生虫病』で、 C.irritans による“本物(?)の白点病”として紹介されている病気の特徴に、非常に良く当てはまります。特に
>数時間たつと消えてしまい、昼よりも夜間に圧倒的に多く現れる。
というあたりは、白点虫の生活史を考えるとピッタリですね。

それから、低比重法についてですが、(別スレにも書きましたが)実験的には、比重を通常の半分くらい(1.016くらい)に落とすことによって、シストの大部分が崩壊したり、あるいは仔虫を産出する能力が失われることが確認されています。ただしこれはまた、すべてのシストが確実に崩壊したり、仔虫を産出する能力が失われるということではなく、箱福さんのおっしゃるように、一部のシストは生き残り、正常に発育を進めてしまうこともまた、確認されています。

ですから、低比重法もまた、いわば「一撃必殺」の方法とは言えませんね。

低比重法を採用することによって、白点虫の感染(再感染=再寄生)リスクは、確実に減らす(=遊出する白点仔虫の数を減少させる)ことは出来ると思うのですが、そのリスクを「0」にすることは出来ません。ですから、低比重と同時に、たとえば魚の体表粘膜が傷つけたなどのように、感染(再感染=再寄生)リスクを高めるようなことが行われたり、あるいは(ハコフグのように?)、元々体表粘膜が弱くて、白点虫の寄生に対する抵抗力の弱い魚の場合などには、感染(再感染=再寄生)が継続し、結局、「低比重法では効かなかった」ということも、十分に起こりえることだと思います。
要は、感染力と抵抗力のバランスということに尽きると思うのですが、いやあ全く、中々奥が深いですねぇ…(^_^;;。
[5256] 白点と低比重 投稿者情報トンヌラ 2005-10-24 16:14
delphinus様、クロネコ様、箱福様、放蕩息子様
ご回答ありがとうございます。m(__)m

まず、私の書き込みではこれ以後2種類の白点を区別して、「白点」「ウーディニウム?」と呼びます。
それから、私はUV殺菌灯を使用したことはありません。

>白点の点滅(ウーディニウム?の場合)
に関しては、肉眼で見えたり見えなかったりするという意味で、発光するという意味ではありません。
むしろ、普通の白点よりは色が薄かったように記憶しています。
表現が悪くてすみません。

箱福さんからの
>白点虫が猛威を振るう前に保護粘膜が回復して防御できるようになれば、白点虫にも寄生され難い種類の魚同様に自然と白点虫も絶えてしまうのでは無いかと思います。その保護粘膜が正常にもどるまで、個体差や水質の状態の違いもあるかも知れませんが、ヤッコは1ヶ月、チョウチョウウオは2ヶ月くらいではないか

ヤッコはこれまで3匹(ルリ、チリメン、ソメワケ)を、1年半くらい飼育して、混泳させるとチョウからの感染で白点にもかかりましたが、チョウと比べると耐性があり、たいていは原因となるチョウを隔離すれば1ヶ月以内で自力回復してくれました。
スパインチークの場合、白点の魚と混泳しても感染したことすらありません。
しかし、チョウにおいては例え、ヨウ素殺菌筒を2,3箇所回していても白点が減少した経験はありません。ただ、白点病にかかったままで様子を見たのは最長で1ヶ月です。それ以降はガマンしきれず低比重に移行していますので、チョウに関しては自然治癒の経験はありません。
低比重にすると遅くても1週間後には白点がはっきり減少するのを自覚できます。たいてい、1ヵ月後には肉眼では確認できなくなりますので、私の場合には安心できます。
ただ、消滅して10日くらいで比重を元に戻した結果再発した苦い経験もありますので、私の方法では最低でも2ヶ月の期間を保つ必要があると思います。

>白点虫が繁殖力を失って自然消滅して絶えてしまうまで2ヶ月掛かるとも考えられるのですが如何でしょう。

低比重の下では3ヶ月ほどで白点撲滅も可能だと思います。しかし、通常飼育(ヨウ素殺菌筒数本設置)で白点罹患のチョウチョウウオがいる水槽の白点撲滅は、私の場合できませんでした。

>他の水槽に移した時にどのような手段で魚を移したか(シチセンチョウ)

たぶん、手網を使ったと記憶しています。プラケースを使う方法を知ってはいますが、使い方が下手で、魚を水槽壁面で挟んでしまったり、飛び出させてしまったりしちゃいます。(・_・;)

それから、delphinusさんの
>なぜか大型水槽での発生は少ない気がします。

シチセンチョウ、ニジハギの両方とも36cmの小型水槽で、亜硝酸こそ出ていなかったものの、にわか仕立ての水槽でメインタンクのろ材を転用していました。
このことから、ウチのメインタンクには恐ろしい病気の元が潜んでいると考えられます。200リットルという水量に助けられているだけかもしれません。(大汗)
以来、「低比重は本水槽で行う」と決めています。

>その比重でも白点虫が一気に絶滅しないで暫くは生きている訳ですから、その間、白点虫はその環境で順応でき事は明らかだと思います。

そうですね。再発したときに、1回目より低比重の効き目が悪いように感じました。耐性が出てきているのかもしれません。
中途半端な治療を続けると恐ろしいことになるかもしれません。

ところで、お師匠様
>そもそも「直接検鏡」自体が素人には容易やないっちゅーねん

ホビー用の顕微鏡が未使用のまま、本棚の奥にしまってあることを看破なさいましたか(苦笑)
[5265] RE:白点と低比重 投稿者情報箱福 2005-10-24 21:57
トンヌラ様

>しかし、チョウにおいては例え、ヨウ素殺菌筒を2,3箇所回し
>ていても白点が減少した経験はありません。ただ、白点病にかか
>ったままで様子を見たのは最長で1ヶ月です。それ以降はガマン
>しきれず低比重に移行していますので、チョウに関しては自然治
>癒の経験はありません。

少々ご質問したいのですが、トンヌラさんはヨウ素殺菌で駆虫している時に新しい魚を足していませんか?。定期的にヨウ素殺菌カプセルを強く振りながら水道水で洗浄していましたか?。

確か?パワーヘッドが1700でしかでしょうか?。これも、強めの水流を循環させると良いのですが、強すぎても結合できないのかも知れません。私は1400以上のパワーヘッドを使った事がありません。私も場合は全く寄生されなくなるのに2ヶ月くらい掛かりますが、その間、僅かでも日に日に減って行くのが分かりました。


>低比重にすると遅くても1週間後には白点がはっきり減少するの
>を自覚できます。たいてい、1ヵ月後には肉眼では確認できなく
>なりますので、私の場合には安心できます。
>ただ、消滅して10日くらいで比重を元に戻した結果再発した苦
>い経験もありますので、私の方法では最低でも2ヶ月の期間を保
>つ必要があると思います。
>>白点虫が繁殖力を失って自然消滅して絶えてしまうまで2ヶ月
>掛かるとも考えられるのですが如何でしょう。
>低比重の下では3ヶ月ほどで白点撲滅も可能だと思います。しか
>し、通常飼育(ヨウ素殺菌筒数本設置)で白点罹患のチョウチョ
>ウウオがいる水槽の白点撲滅は、私の場合できませんでした。
>>他の水槽に移した時にどのような手段で魚を移したか(シチセ
>ンチョウ)

私も今年の4月9日にシチセンチョウチョウウオを迎え入れてコンゴウフグ4匹、ラクダハコフグ2匹居た水槽に入れまして、ヨウ素殺菌筒で駆虫して現在は完治して全く寄生されなくなりました。シチセンは三度の拒食をして骨皮になりましたが、復活して現在は肉圧にあるまで健康体になり、すばしっこくなり中々写真も取れない状態です。

>たぶん、手網を使ったと記憶しています。プラケースを使う方法
>を知ってはいますが、使い方が下手で、魚を水槽壁面で挟んでし
>まったり、飛び出させてしまったりしちゃいます。(・_・;)
>

再発したのはそれが原因だと思います。

低比重で完治させるだけの力量があるのであれば、それはそれで良い事だと思います。ただ、公の場で皆様に推奨するとなると、薦めたものに対して責任を持つ事でもあると、以前、ヨウ素樹脂でのやり取りで身を持って実感させられました。その辺りをふまえてもう少し実績やデータを確実にしてから、お薦めした方が良いような気が致します。その辺りはトンヌラさんのお考え次第ですね。

[5266] RE:RE:白点と低比重 投稿者情報fuk 2005-10-25 00:22
箱福様
>低比重で完治させるだけの力量があるのであれば、それはそれで
>良い事だと思います。ただ、公の場で皆様に推奨するとなると、
>薦めたものに対して責任を持つ事でもあると、以前、ヨウ素樹脂
>でのやり取りで身を持って実感させられました。その辺りをふま
>えてもう少し実績やデータを確実にしてから、お薦めした方が良
>いような気が致します。その辺りはトンヌラさんのお考え次第で
>すね。

箱福さんの白点に対する知識と熱意については、脱帽です。
ただ、トンヌラさんを含めて、我々は魚を飼うのが目的で白点の原因追求が目的でないので、低比重で10匹中8匹治った実績があるのなら、個人的には勧めるのに十分なような気がします。
全ての魚に有効かどうか判りませんが、魚の種類も明記していることですし。

と言うか、この実績で十分でないとすると、雑談以外に飼育経験1年未満の私なんか、書くことが無くなってしまいます(^_^;;;)
[5267] RE:RE:RE:白点と低比重 投稿者情報箱福 2005-10-25 01:25
fuk様

>箱福さんの白点に対する知識と熱意については、脱帽です。

苦笑)私がハコフグ飼育を始めてから、この6年間常に白点虫と格闘してきました。答えは簡単なのです。一度駆虫したら、新しい魚を足さなければ良いのです。それが、私の場合、好奇心旺盛で色んな試みをやってみたくなるのです。その結果、ハコフグと他の魚を混泳させる事になり、一緒に白点虫も持ち込んでしまう訳ですが、以前より申し上げています通り、魚それぞれの体質で一種の魚には通用する白点虫治療法でも他の種類には無効(無意味)な場合もあるのが事実なのです。仮にチョウチョウウオに限定して低比重治療法を薦めるならそれも良いでしょう。しかし、チョウチョウウオより駆虫困難な種類と混泳させている方に付いてはどうアドバイスされますか?。

>ただ、トンヌラさんを含めて、我々は魚を飼うのが目的で白点の
>原因追求が目的でないので、低比重で10匹中8匹治った実績が
>あるのなら、個人的には勧めるのに十分なような気がします。

恐れ入りますが、仰る事は百も承知です。
私も原因追求が目的で魚を飼育している訳ではございません。しかし、結果的に原因を究明しなければ駆虫法すら確立できない事もあるのも事実だと思います。然るに先人達が試行錯誤しながら現在のアクアリスト達に多くの情報を残してくれたのも又事実だと私は思います。

>全ての魚に有効かどうか判りませんが、魚の種類も明記している
>ことですし。

えぇ。ですから、私は否定もしていませんし、有効であればそれはそれで良いと申し上げています。ご本人の考え方次第ですと。

>と言うか、この実績で十分でないとすると、雑談以外に飼育経験
>1年未満の私なんか、書くことが無くなってしまいます(^_^
>;;;)

どんどん思った事をお書きになって下さい。

皆様の白点虫治療法の手段こそ違いますが、目的は一つ。白点虫を死滅駆除する事だと思います。水槽内に白点虫が居なくなれば寄生されなくなるのですから・・・。


言葉を濁すより、事実を書いた方が良い時もあるのでは無いでしょうか?。魚にも飼い主にとっても。


楽しくやり取りをしたい方と真剣な情報交換を好む方がいるのですよね。それも承知しております。わきまえる事も肝心ですが、こちらの掲示板の趣旨とは違いますかね?。(^_^;



[5268] RE:RE:RE:白点と低比重 投稿者情報箱福 2005-10-25 01:43
fuk様


>と言うか、この実績で十分でないとすると、雑談以外に飼育経験
>1年未満の私なんか、書くことが無くなってしまいます(^_^
>;;;)


どうか、気を悪くなさらないで下さいね。
こんな私でも皆様のご意見は尊重しながらお返事致しているのですから。

これから、色んな魚を迎え入れ様々なご経験をなさる事と存じますが、いずれ私が申し上げた事の少しでもご理解いただける日が来る事を願いつつ、これからのご活躍をお祈り申し上げます。

[5271] RE:白点と低比重 投稿者情報放蕩息子 2005-10-25 11:43
◇トンヌラ様
>ホビー用の顕微鏡が未使用のまま、本棚の奥にしまってあることを看破なさいましたか(苦笑)
いやいや、我が家にもホコリを被った顕微鏡がありまして…(爆)。

でもねー、実際にどうやって検鏡するかというと、病魚を捕まえて白点の部分を粘膜ごとそぎ落とし、それを顕微鏡で見るらしいんですよ。養殖の場合ならそれで診断を確定するのが良いのでしょうが、捕まえられた方の魚は死んじゃいますからね(^_^;;。観賞魚の場合には、「直接検鏡」は無理だと思いますよ。(元も子もないわい!苦笑)

◇箱福様
>楽しくやり取りをしたい方と真剣な情報交換を好む方がいるのですよね。
>こちらの掲示板の趣旨とは違いますかね?
掲示板の管理者としては、どちらも欲しいです(←欲張り?笑)。
でも例えば仲の良い友達同士、お酒でも飲みに行けば、ずーっとバカ話をしているときもあるでしょうし、またずーっと真剣に話し合うこともあるでしょう(時にはケンカしたり、殴り合いになったり?笑)。あるいは、バカ話と真面目な話が入れ替わり立ち代りするかもしれません。そういう風になると良いと思いますね。


ただその時に、これはこのBBSをご覧戴く皆様、全てへのお願いですが、お互いへの敬意と礼儀をお忘れなきように。くれぐれもお願いします。

少し話が脱線するようですが、私、以前、某百貨店のお客様係り(=クレーム対応部署)の方のお話を伺ったことがありまして、非常に印象に残ったことがありました。曰く、「商品やサービスの欠陥だけでお客様からクレームが来ることはない。その欠陥に対応した店員の接客態度や話し方が悪かった時に初めて、クレーム係に電話が来る。」というものでした。
これは人間関係一般に言えることだと思いますが、特にこのような、BBSという限られたコミュニケーションの場においては、「何を言うか」より以上に「どう言うか」が問題になる場合が少なくありません。(と言うか、まあ、ほとんどは「どう言うか」かもしれませんね…苦笑)
その点ぜひ、お気をつけいただけると有難いと思うものであります>ALL
[5272] RE:白点と低比重 投稿者情報放蕩息子 2005-10-25 11:44
で、さて、白点病の治療法ですが…。

私はトンヌラさんの書かれた低比重法も、箱福さんの書かれたヨウ素殺菌筒による方法も、どちらもちゃんと、理屈に適った方法だと思っていますよ。(ただし私には白点病の治療経験はありませんが…(^_^;;。爆)
低比重法はシストを破壊する、もしくはシストの正常発育を阻害することによって、飼育水中に遊出する白点仔虫の数を減らして行こうという方法でしょう。一方、ヨウ素殺菌筒による方法は、飼育水中に遊出した白点仔虫を、ヨウ素樹脂のいわば“フィルター”を通じる際に殺して、その数を減らして行こうという方法だと理解しています。

で、それぞれに有効性は認められますが、それぞれにまた、欠点、もしくは限界もあります。

低比重法の場合には、上にも書いたように、全てのシストを殺す、もしくは成長阻害することは出来ず、一部のシストは正常発育を続けてしまいます。
ヨウ素殺菌筒の場合には、殺菌筒の中を通った仔虫しか殺せないわけですから、飼育水をいかに効率よく、ヨウ素樹脂のボールに触れさせることが出来るのか、というのが問題になるでしょう。使用するヨウ素樹脂の数や使用するポンプの流量、また、飼育水槽内の水流の状況などによっても、“治療効果”は大きく変動するものと思われます。(レイアウトが複雑で止水域があるような水槽では効果が劣るはず。)

ですから私は、飼育者は、そうした様々な要素を勘案して、自分の水槽の環境に適した“治療”の方法を選択、もしくは組み合わせて行くしかないのだと思いますね。
いずれにせよ、「一撃必殺」とか「一発必中」とかの“特効薬”はないのですから。
(硫酸銅治療は、効果としては最も「一撃必殺」に近いのだと思うのですが、銅に対して魚種ごとに耐性の違いがあったり、また適正濃度の維持にテクニックが必要だったり、これはこれで中々“とっつきにくい”と思います。それに銅治療でも、「一回薬を入れて終わり」ではありませんから、「一撃必殺」とは言えませんしねぇ…。)

飼育者それぞれが自分の環境にあった(と思える)“治療”の方法を選択できるようになるためには、私も重視したいと思うのは、「どうすれば良いのか」を知ることよりも、「なぜそれが効果があるのか」を考えることです。
それには、単に「○○が効いた」とか「○○で直った」という情報だけでは不十分で、発症の状況や“治療”方法の詳細や、飼育環境などまで、出来るだけ詳しい情報を共有したいものですね。
これからも活発な議論を期待しています。(何しろ私からは実例のご紹介は出来ませんので…(^_^;;)

[5262] (別スレより)サワガニ 投稿者情報もぐもぐ 2005-10-24 20:06
プアマリナ様

アドバイスありがとうございます。

やっぱり難しいですか・・・。
生体になると陸棲が強くなるんですね。そう言われてみれば、沢からかなり離れた山中でサワガニを見かけたことがあります。迷子になったのかと思っていましたが、ちがうのですね(笑)。

近所の魚屋(食用の)で、たまにサワガニが売られていまして、前々から興味があったのですが、最近、サワガニは親と同じ姿まで成長してから孵化する事を知りまして、それなら繁殖も可能かもしれないと、俄然、飼って見たくなりました。

添付の図のような簡単な物を考えていまして、スペースが許せばハイドロカルチャーで植物でも植えたら楽しいかなぁ、などと妄想しています。

夏場の水温管理、難しそうですね。金網の蓋をかぶせて、シャワーの水がかかっている辺りにファンで風を送るか、海水魚用に作ったペルチェ式クーラーを無理やり取り付けてみようかな・・・。
[5263] RE:(別スレより)サワガニ 投稿者情報プアマリナ 2005-10-24 21:12
もぐもぐ様、
そうですねぇ。それなりに金使えば、素晴らしい水景が作れるし、長期間キープも難しくはないです。
繁殖もおっしゃる通り、雌がかなりの大きさになるまで稚ガニを腹に抱えますので、甲殻類の中では簡単な部類に入るでしょうね。
ただ、複数で飼うとやはり脱皮時に共食いはします。その対策も必要ですね。
あと、ハイドロよりは流木に苔を活着させた方が、やはり見た目も良いのではないでしょうか。
と言いつつ、せっかく着いた苔と流木の隙間に、サワガニって潜り込むのが好きなんですよね(^_^;)

で、ちなみに私は今、サワガニ飼っています。
当然、金がないので見た目は度外視して、プラケ(大)に簡易水中ポンプで水流を与え、流木を何本か入れただけのものです(爆)
サワガニは大食漢でもあり、このシステム(?)ではバクテリアによる濾過は全く期待できないので、半換水/週という100%人力濾過です(自爆)
夏場は飼いきる自信がないので、初夏に放流するつもりでして、自己採取モノを飼っていますが、この放流についても若干の危惧がないわけではなく、迷ってもいます(誤爆)
と言って、プラケにクーラー付ける金もなく…。唐揚にするかな(誘爆)
[5264] RE:(別スレより)サワガニ 投稿者情報プアマリナ 2005-10-24 21:35
ちなみに、見せるほどの写真ではないのですが、こんな感じです(T*T)
プラケの縁は(脚が届かないかぎり)登れません。あと、ポンプの電源コードを掴んで登るほど鋏脚の力が強くないので、水面から高さがあれば大丈夫です。
思ったより脚が長く、また有り得ないほど平べったくもなれるので、縁まで距離がない様なレイアウトになると、蓋をしていてもちょっとした隙間から逃げる可能性があります。
[5269] RE:RE:(別スレより)サワガニ 投稿者情報もぐもぐ 2005-10-25 10:45
プアマリナ様

>プラケの縁は(脚が届かないかぎり)登れません。
>あと、ポンプの電源コードを掴んで登るほど鋏>脚の力が強くないので、
>水面から高さがあれば大丈夫です。
>思ったより脚が長く、また有り得ないほど平べったくもなれるので、
>縁まで距離がない様なレイア>ウトになると、
>蓋をしていてもちょっとした隙間から逃げる可能性があります。

なるほど、なるほど、φ(..)メモメモ。
亀用のような平たい水槽を考えていたのですが、下手すると脱走されてしまいそうですね。
規格水槽を仕切りで上下に別けて、下の部分に貯水すれば、仕切りの位置で縁までの高さを調整&水量確保になりますかね。でも、そうすると水の流れはどうすれば良いのだろう。んー、難しい。
しばらくは紙の上で色々考えて楽しもうと思います。はたして実際に飼える日は来るのだろうか(笑)。

>唐揚にするかな(誘爆)
旨いですよね、アレ(笑)。
実際に飼い出したら、気をつけておかないとカミさんに食われそうだな・・・。
[5273] RE:RE:(別スレより)サワガニ 投稿者情報放蕩息子 2005-10-25 11:44
もぐもぐ様・プアマリナ様

サワガニですか。私の母親の実家の裏山の竹林の中に沢山いたなあ…。(私の実家の近所の岸壁にはイソガニが沢山おり、母親の実家の裏山にはサワガニがおりました。考えてみると、カニに囲まれた幼少時代でしね(^_^;;。)

つい先日も、伊豆にキャンプに行ったおり、キャンプ場内の小川でサワガニを捕まえたら、お腹に稚ガニを沢山抱えており、子供と二人で「『さるかに合戦』で猿に殺された母カニのお腹から出て来た子カニというのは、これかいな?」などと話をしたものでした。(←うーん、思い出すと良い会話だったなあ…笑)

>気をつけておかないとカミさんに食われそうだな・・・。
ははははは(笑)。下手すると仇討ちにあいまっせ(爆)。
[5274] 桃栗三年 投稿者情報プアマリナ 2005-10-25 12:34
しかし、柿に実がなるまでの8年間、一度も自分が木に登れないことに気付かなかったんでしょうかね、カニ(^_^;)
柿も柿ですよ。木に登れないカニは「鋏でちょんぎる」ことなんてできないのに、慌てて実を着けんでもねぇ…。
[5275] RE:桃栗三年 投稿者情報もぐもぐ 2005-10-25 12:53
雑食とは聞いていますが、柿も食べるんですかね・・・おにぎりの方が好きそうなのに。

オリジナルの昔話って結構ハード(?)ですよね。猿蟹合戦も「カニはぺシャッと潰れて死んでしまいました」ですし、カチカチ山ではタヌキが婆さんを殴り殺して皮を剥ぎ、自分が皮を被って、帰ってきた爺さんを騙して婆さん汁を食べさせてしまうんですから。

でも、最近の子供向けの絵本は随分変わってきていまして、婆さんは死なず、タヌキは泥舟で溺れたところでゴメンナサイして、ウサギに助けられ、最後は「みんなで仲良く暮らしましたとさ」でした。
賛否両論あるでしょうが、私としては「なんだこりゃ?」って感じでした。
[5280] RE:桃栗三年 投稿者情報放蕩息子 2005-10-26 12:24
>最近の子供向けの絵本は随分変わってきていまして

まあ〜ったく、昔話の中でタヌキがおばあさんを殺す話よりは、「親が子供を殺した。」だの、逆に「子供が親を殺した。」だの、人が殺される話ばかり、毎朝放送しているようなワイドショーの方が、よっぽど子供の教育に良くないと思いますけどねぇ。動物の行動まで近代西欧的な倫理基準に合わせて歪めてしまう“ディズニー式”改竄には、私も賛同できないッスヽ(#`Д´)ノ ムカー)。
文化破壊ですよ。マジで。(ま、確かに「ばばあ汁」は些か強烈ではありましたが…(^_^;;。)

しかし、またさらに話が脱線しますが、近世以前の我が国の怪談の類では、カニバリズムもそんなに珍しい話ではなかったみたいですね。「大江山の鬼退治」の話の中でも、主人公の源頼光や渡辺綱は、酒呑童子を欺くために、人の生血の酒をすすり、その肴として人間の肉を喰らったんだということを、つい先日知りました。“ディズニー式”で行けば、いかに敵を欺くためとは言え、正義の味方が人肉を喰っちゃマズイだろう。と思いますが、そこは昔話の大らかなところ(?)でしょうか(笑)。
(しかしまあ、頼光の家来の坂田金時−金太郎−なんか、母親が山姥ですからねぇ…。人肉喰うのもむべなるかな。だったりもしますが…(^_^;;。)

とまで書いて、またまた話を脱線させると、野坂昭如の『火垂るの墓』で主人公の少年が死んだ妹の骨をサクマドロップの缶に入れているのが非常に印象的なのですが、野坂自身が意識するとしないとにかかわらず、そこにはカニバリズムの連想が働いているのかもしれませんねぇ…。「骨噛み」という風習もありますし…。
(と、いかん!脱線が止まらなくなって来た。苦笑)

いやまあ、しかしですね、そういう、ある種「グロテスク」な描写が、我々庶民を魅了してきたのは事実だと思うのです。その事実を無視して「臭いものにはフタ」式に対応しても、結局、それが無意識の抑圧となって却って人格を歪めるだけのことですから、もっとどんどん、そういう部分も解放してあげた方が良いと思いますね。
(まあ、その“解放”の部分を、現代においては、まるで殺人事件紹介専門番組と化したかのごとき、朝のワイドショーが代行しているのだと考えることもできなくはないのですが…(^_^;;。)

[5276] イソギンと照明 投稿者情報ラッキー 2005-10-25 22:55
放蕩息子様、
カクレと青い魚の混泳についていろいろアドバイス頂いたラッキーです。
立ち上げ記録の最新レポート拝見しました。
青い魚はとりあえず諦め、私も40cm水槽にサンゴイソギンを入る為、照明強化を考えています。
現在はKOTOBUKIのピクシーネオという14Wインバータの蛍光灯を1灯使用していますが、さすがにイソギンの飼育は困難ですよね。市販のものはなかなか良いものが無く、自作(自信はないけど)かな〜と考えていたところ、放蕩息子様も照明強化を考えているとの事で、インバータ内臓蛍光灯、3灯のバージョンアップ版の作成レポート楽しみにしております。
水温については、現在25〜26度位なのでこれから冬に向けては大丈夫ですよね。ちなみに夏は水槽用ファンと部屋のクーラー併用で乗り切るつもりです。
[5281] RE:イソギンと照明 投稿者情報放蕩息子 2005-10-26 12:25
ラッキー様

>立ち上げ記録の最新レポート拝見しました。
ははははははははは(^_^;;。最近、すっかりサボりがちでありまして、大変お恥ずかしいです(^_^ヾ。

>インバータ内臓蛍光灯…作成レポート楽しみにしております。
いや、別にたいしたものじゃないですよ。今使っている2灯式と、基本的には同じものです。
ではなぜ、バージョンアップするかというと、ブルーランプを使いたかったから。現在使用中のランプハウスは口金がE-17の小型ランプしか使えないのですが、E-17のブルーランプって売っていないんですよね(^_^;;。

さらに、なぜ3灯式かというと、例えばラッキーさんがお使いのピクシーネオ用の14W球であれば、2灯でも十分かな。と思うのです。しかしピクシーネオのブルーランプ(ブルー&ホワイト球)は結構高い。「どうしようかなあ。」と思っていたら、近所のホームセンターでGEXのブルー&ホワイト球(11W)を安売りしていて、どうせなら11W×3灯にするか。と考えただけのことです。極めて“場当たり的”発想(^_^;;。
ですので、あんまり期待しないで下さいね。

>現在25〜26度位なのでこれから冬に向けては大丈夫ですよね。
最初の生体の状況さえ良ければ、大丈夫だと思いますよ。ウチの場合、サンゴイソギンは一度も溶けた事がありません。(ただし、夏場の高温で白化&萎縮して、エビやヤドカリに食べられたことはあり…(^_^;;)。

夏場はやはり、エアコンの効いた部屋に置くのが一番ですね。ウチでも水槽をリビングに移して、ほぼ常時エアコンを付けるようにしたら、イソギンは非常に安定しました。NO3の上昇なんて全く関係ない感じです。
ですから、最初の状態と、温度さえ気を付けてあげられれば、実は超小型水槽でのイソギンの飼育も決して不可能ではないと、私は最近、考えています。(もちろん、種類や条件にもよりますが…。)
[5312] RE:RE:イソギンと照明 投稿者情報ラッキー 2005-10-27 22:57
放蕩息子様
レスありがとうございます。

>ピクシーネオ用の14W球であれば、2灯でも十分かな。
14W×2ですよね。もう一台同じの買うのもな〜。
照明を2台設置すると水槽の上部がゴチャゴチャするので、できれば1台で2灯とか3灯になっているものが理想なのですが、小型水槽用の照明って強い照度のものはあまり無いですよね。

>ほぼ常時エアコンを付けるようにしたら、イソギンは非常に安定しました。
エアコン常時運転ですか・・・妻の説得が大変そうです。
でも夏(春?)までは、まだ時間があるのでそれまでに洗脳ないと。(^_^;


[5321] RE:RE:イソギンと照明 投稿者情報放蕩息子 2005-10-28 12:47
ラッキー様

>小型水槽用の照明って強い照度のものはあまり無いですよね。
そうなんですよね。どこのメーカーだったか、小型で27Wくらいのものを見たことがあったのですが、確か8,000円くらいしたような…。

>エアコン常時運転ですか・・・妻の説得が大変そうです。
へへへへへ(^_^;;。でもね、今時のエアコンは連続運転してもそんなに電気代は掛かりませんよ。むしろ断続的運転の方が効率が悪いんですから。(エアコンに関しては、こまめにスイッチを切るのは、却って電気の無駄使いになることがあります。)
てな感じで、奥様の説得(洗脳?)、頑張って下さい(笑)。

[5278] ヨウ素殺菌 投稿者情報トンヌラ 2005-10-26 01:08
長くなったのでスレを替えます。

箱福様へ、返答遅れてすみません。

>少々ご質問したいのですが、トンヌラさんはヨウ素殺菌で駆虫している時に新しい魚を足していませんか?。定期的にヨウ素殺菌カプセルを強く振りながら水道水で洗浄していましたか?。

ヨウ素殺菌のみで白点駆除を試みたのは1回だけ、1カ月と少しの期間でした。
その期間のデータを書きます。

2004年7月中旬〜8月末頃
60cmスリム型水槽(30リットル)
生体;ナミチョウ1匹(2センチ)
エビ、ヤドカリ少々、LR数個(ソフトコーラルつき)
底面ろ過、パワーフィルター併用

この水槽で、ノーマル殺菌筒(パワーヘッド600)と、殺菌ボール50個ネット入り(OT60専用スポンジを抜いた所に設置)を対角線上に設置しました。
この時は、1ヶ月間魚は1匹のみ、採集物の追加なし、殺菌筒の掃除も結構頻繁に行いました。(週1回以上)
換水は天然海水でした。

一応、天然海水以外は教えていただいたことを実行したつもりだったのですが、効果を実感できずに結局はシビレが切れてそのまま低比重に移行しました。

その後は殺菌筒の自作はした(過去ログ1883,2532)ものの、ヨウ素ボールは補助的に使用しています。

ヨウ素ボールの殺菌は安価で理にかなっていると思うので、使用を続けてきました。決して効果のないものとは思っていません。

むしろ、ヨウ素殺菌での完全駆除に成功できなかったことを悔しく思っています。
[5282] RE:ヨウ素殺菌 投稿者情報放蕩息子 2005-10-26 12:26
トンヌラ様

>長くなったのでスレを替えます。
白点病の話はどうしても長くなりますねぇ(^_^;;。

ヨウ素殺菌の具体的なノウハウは箱福さんに譲るとして(笑)、トンヌラさんが使用された際にも、おそらくヨウ素殺菌はある程度の効果を発揮していたのではないでしょうか。そうでなければ、体力の劣る(であろう)2cmの子供のチョウチョが、1ヶ月は持たなかったのではないかと思いますよ。

ただヨウ素殺菌にしても低比重にしても、私は基本は「魚の抵抗力」vs「白点虫の寄生力(白点仔虫の密度と正の相関)」、このバランスではないかと考えています。
「抵抗力」が増して「寄生力(≒白点仔虫の密度)」を上回れば、「白点」は徐々に減少して、やがて「白点」の発生は見られなくなる。あるいは「抵抗力」は同じでも、「寄生力(≒白点仔虫の密度)」が減少すれば、やはり症状は快方に向かう。一方、「抵抗力」は変わらなくても、「寄生力」が増大すれば、症状は重篤化しますし、また、「寄生力」自体に変化はなくても、「抵抗力」が衰えれば同じ事が起きます。

さらに、例えばその「抵抗力」と「寄生力」が拮抗してしまうと、一見、症状に変化が見られないまま、長期間経過するパターンも考えられると思います。この場合にも、魚体に沢山の「白点」がついたまま、いわば「抵抗力」も「寄生力」も旺盛なままでバランスが取れる場合と(しかしこの場合には、ちょっとしたことでそのバランスは崩れやすいでしょうが)、「抵抗力」も「寄生力」も低レベルなままで、例えば数個の「白点」が出たり消えたりする状態が長く続くこともあるのではないでしょうか。

で、「抵抗力」を決定する要因として、魚種の問題はもちろん、個体の大きさ(基礎体力)、水質、ストレス、水温(これもストレス要因か?)、他の感染症等、魚体粘膜の状況(スレ傷の有無)、免疫力を高める飼料の使用(ラクトフェリンなど)…等々があり、一方、「寄生力」を決定する要因として、魚の飼育密度、水温(これは白点虫の成長速度に関連)、白点虫の系統による感染力の違い?、硫酸銅などの薬剤やヨウ素殺菌、低比重法などの各種の“治療”の効果…等々が考えられる…。
実際の「治療効果」は、これらの膨大な要素の順列組み合わせの結果になりますから、その予測は生半なことではないですね(^_^;;。

変数がいくら沢山あっても、それらの影響を全てまとめて帳消しにするくらい大きな要因が一つ、共通して存在すれば、それが「特効薬」ということになるのだと思いますが、これがどうやら見つからないのが難しいところのようで…(^_^;;。

(つづく)
[5283] RE:ヨウ素殺菌 投稿者情報放蕩息子 2005-10-26 12:26
(つづき)

しかし
>ヨウ素殺菌での完全駆除に成功できなかったことを悔しく思っています。
というのはどうでしょう?私は何も、一つの方法論にこだわらなくても良いのではないかと思うのですが…。

例えば、ヨウ素樹脂の殺菌力は、通常比重環境でも低比重環境でも変わらないはずです。(むしろ低比重環境の方が、飼育水中の各種元素が少ない分、より強力かもしれない。)
で、低比重法がシストの正常発育を阻害して、白点仔虫の遊出数そのものを減らすものであるとすれば、そこにヨウ素殺菌(=遊出してしまった白点仔虫を殺すもの)を組み合わせることは、お互いの効果を増大させるのではないかと思います。そこに、可能であれば連続換水or水槽交換(=シストの数自体を減らす方法)なども組み合わせれば、非常に速やかに、効果的に、白点虫の数を減らすことが出来る可能性があります。

これが例えば何らかの薬剤を使用する方法(硫酸銅でもGFGでも)ですと、例えばヨウ素樹脂との反応が予測できなかったり、低比重環境での薬剤使用の副作用の心配があったりと、そう簡単に組み合わせるわけには行きませんが、飼育水に薬剤を注入する以外の方法(ラクトフェリンの使用も含む)は、それぞれ、互いに影響を与える可能性が少ない上に、白点虫の駆虫方法(白点虫を減らす仕組み)が異なります。これらを組み合わせることは非常に大きな相乗効果を生むのではないでしょうか。

我々の(?)最終的な目標は白点病治療の成功であり、白点虫を魚体&水槽から少しでも完全に近く排除することなのですから、組み合わせて使える方法はいくらでも組み合わせて使いましょうよ。そこ、妙にストイックにならなくても良いと思いますよ(笑)。

PS.
ただこれ、「おのおのを組み合わせて使えるのではないか。」というのも、それぞれの“治療”法の原理(仕組み)が分かっているからこそなんですよね。その原理(仕組み)が分からないままだと、組み合わせたほうが効果的なのか、あるいは逆に組み合わせると効果を相殺してしまうのか、また別の副作用が現れないのか、分からないところがあります。その意味でも、単純に「効いた」「効かない」ではなくて、「なぜ」「どのように」を考えることが大切ですね。
[5287] RE:ヨウ素殺菌 投稿者情報箱福 2005-10-26 16:06
トンヌラ様

こんにちは。

その水槽も底面噴き上げ式だったのでしょうか?。

通常の吸い込み式ですと、沈澱させる為シストから覚醒させる時間稼ぎができるのかも知れません?。一方、噴き上げ式は常に水中に浮遊している状態でしょうから、その辺でも違いがあるのかも知れませんが、この点に付いては、あまり変わり無いかも知れ無いですね?。

大きな違いというと、人工海水と天然海水の違いでは無いかと思うのですが、天然海水の場合は雑菌やプランクトンなども沢山含まれているでしょうから、白点虫だけに目を向けがちですが、実際は白点虫以外の雑菌や成分とも結合して、白点虫のみを有効に駆虫できなかったのでは無いかと思います。ですから、天然海水を使用する時は、溜水(海水)を除菌目的だけでヨウ素カプセルを設置した水槽または容器で天然海水だけを回(循環殺菌)してから本水槽へ水換えすると無菌に近い状態で使えるので白点虫駆虫にも効果が現れたのでは無いかと推察します。


[5289] RE:RE:ヨウ素殺菌 投稿者情報箱福 2005-10-26 16:18
トンヌラ様
放蕩息子様

ヨウ素樹脂を半分にカットしてみますと、外側が濃く内側が薄く見えるのですが、おそらく製造方法としてはポリエステルか何かの樹脂の素にヨウ素を練り込んでいるか、染み込ませているものと思われます。たぶん、練り込んでいるのでしょう。

内側が柔らかく外側が硬い感じですのでカットした時に内側が練り菓子みたいに軟らかめで白っぽくなるようです。
[5290] RE:RE:RE:ヨウ素殺菌 投稿者情報箱福 2005-10-26 16:30

更に、サラミスライスのように薄くスライスしてみますと、中にヨウ素が練り込まれているのが確認できます。

目視で観察していますと、水面に浮遊させておくだけでは白点虫を駆虫できない事と、強めの水流で水流ごと菌や寄生虫の遊走子をヨウ素樹脂にぶつけて反応させないと効果が無い事から、ヨウ素を扱っているメーカーのHPでは遊離ヨウ素と反応と説明がありますが、実際は遊離ヨウ素は出ていないのでは無いかと思う次第です。浮いているヨウ素樹脂をコンゴウフグが餌と間違えて吸い付いても口にはなんの炎症も起きませんし、魚にとって致命的になる程の遊離ヨウ素は出ないものと思われます。樹脂の孔の中の(練り込まれた)ヨウ素は削らないと出て来ないと思われ、反応するのは表面の極僅かでは無いかと思います。それを定期的に研摩する様に強く振りながら新しいヨウ素の表面を出す事で持続する仕組みなので無いかと思います。
[5292] RE:RE:RE:RE:ヨウ素殺菌 投稿者情報箱福 2005-10-26 16:52

現在、120センチ水槽ではコンゴウフグ5〜26センチ×9、ルリヤッコ、イナズマヤッコ、ヒメニセフウライトイウチョウウオ、クギベラ、ミドリフグが居ます。

60×45水槽ではコンゴウフグ、ラクダハコフグ、ルリスズメ、カクレクマノミ、マクロスス(ブリード)。

他にも60×45水槽と30センチ水槽があり、いずれもヨウ素樹脂にて駆虫しております。

現在までは、ヨウ素樹脂による遊離ヨウ素が影響して魚が死滅した事はありません。(我が家の場合)
[5293] RE:RE:RE:RE:RE:ヨウ素殺菌 投稿者情報箱福 2005-10-26 20:16
ヒメニセフウライチョウチョウウオの間違いでした。


60×45水槽ではコンゴウフグ、ラクダハコフグ、ルリスズメ
、カクレクマノミ、シチセンチョウチョウウオ、マクロスス(ブリード)。


放蕩息子さんの考え方にほぼ同感です。
[5295] RE:RE:ヨウ素殺菌 投稿者情報トンヌラ 2005-10-27 00:03
放蕩息子様、箱福様
こんばんは。お付き合いくださりありがとうございます。

>最終的な目標は白点病治療の成功であり、白点虫を魚体&水槽から少しでも完全に近く排除することなのですから、組み合わせて使える方法はいくらでも組み合わせて使いましょうよ

そうでした。大事なことを書いていません。
低比重は合計6回(うち2回ウーディニウム発生)で、うまくいったのは4回。そのうち最初だけは純粋に低比重だけでしたが、残りの3回はヨウ素殺菌筒も併設していました。
ですから、お師匠様のおっしゃるとおり組み合わせは可能で、それによる殺菌効果もあったのでしょうね。

それから、箱福さんご指摘のようにウチの底面ろ過はすべて吹き上げ式(といっても斜め下方に吹き下げていますが^^;)で、底砂の中にシャワーパイプを通して飼育水を循環させていることを追記します。

>白点虫だけに目を向けがちですが、実際は白点虫以外の雑菌や成分とも結合して、白点虫のみを有効に駆虫できなかったのでは無いかと思います。

なるほど。確かに私は白点虫持ち込みの危険性ばかり気にしていました。
今回も、たいへん勉強になりました。また機会があれば教えてください。m(__)m

ps.箱福さん、シチセンチョウが元気なの、うらやましいです。とても気に入っていたので、また飼育したいです。
しかしコンゴウフグ軍団、凄すぎ(+_+)
[5296] RE:RE:RE:ヨウ素殺菌 投稿者情報箱福 2005-10-27 11:46
トンヌラ様

こんにちは。

>低比重は合計6回(うち2回ウーディニウム発生)で、うまくい
>ったのは4回。そのうち最初だけは純粋に低比重だけでしたが、
>残りの3回はヨウ素殺菌筒も併設していました。

私も、色んなHPを巡回しながら拝見していますが、低比重治療を試みている方は以外と多いですよね。海水を薄めるだけで効果が得られるなら願ったり叶ったりだと思います。また色んな効果の程が分かりましたら、是非ご教示頂ければ幸いです。

>今回も、たいへん勉強になりました。また機会があれば教えてく
>ださい。m(__)m

恐れ入ります。m(__)m
こちらこそ、大変勉強になりました。また色々とご教示頂ければ嬉しく思います。有り難うございました。

>ps.箱福さん、シチセンチョウが元気なの、うらやましいです
>。とても気に入っていたので、また飼育したいです。

私も過去に一度☆にしています。ドットアンドダッシュも…。チョウチョウウオは一度飼ってみて上手く行かなければ姑く同じ種は連れて来ないのですが、暫くぶりに連れて来た個体は生命力がある子だったようです。シチセンは私もお気に入りのチョウチョウウオの中の一種です。トンヌラさんも素敵なシチセンに巡り合える事を祈っています。

>しかしコンゴウフグ軍団、凄すぎ(+_+)

うっ…。
確かに、120センチに10匹入れた時には我ながらその光景に絶句してしまいました。まぁ〜繁殖を狙っての混泳なのですが、同種を沢山入れると、やはりスズメダイ仲間の様に気の強い個体が襲いかかる様子を何度も目撃しています。最近は一匹の個体が尾ビレの付け根の柔らかい部分を数匹に噛み付き、怪我を負わせたので犯魚を他の水槽に移動、一番重症な個体をセパレータで仕切って隔離保護している状態です。怪我も日に日に治って来ていますが、先が思いやられます。飼育しているうちにどの個体かがペアになってくれれば良いのですが、一難去って又一難の繰り返しでしょうか?。

そんなコンゴウ達も餌の容器を見せただけで一斉によって来るので、なんとも可愛いものです。

少々管理が大変ですが、これからも大切に育てて行きたいと思います。
[5298] RE:RE:RE:RE:ヨウ素殺菌 投稿者情報箱福 2005-10-27 11:58
追伸

一匹で飼育していた時よりも、沢山飼育してみると習性や性格などを垣間見る事ができたり体形の微妙な違いを知る事ができます。それだけでも、コンゴウフグの生態の一部を知る事ができてとても勉強になっています。

[5300] RE:RE:RE:RE:ヨウ素殺菌 投稿者情報放蕩息子 2005-10-27 12:08
箱福様

>天然海水の場合は雑菌やプランクトンなども沢山含まれているでしょうから
あー、なるほどですねぇ。それが全てとも思いませんが、確かに、人工海水の方が白点病治療という観点では効率的かもしれないですね。

ところでついでにお伺いしたいのですが、ヨウ素殺菌筒の使用によって、飼育水の透明度が上がるということはないんですか?実は紫外線殺菌灯については、使用によって雑菌の繁殖が抑制され、飼育水の透明度が上がると言われているのですが、「中を通った飼育水を殺菌する」という昨日はヨウ素殺菌筒も変わりませんので、あるいはヨウ素殺菌筒にも飼育水の透明度上昇効果があるのではないかと期待しているのですが…。(などと言う割には、今は使用中止していますが(^_^;;。)以前使用したときには、そこまでは確認できなかったんですよねぇ…。

ところで最後の写真。こりゃ「コンゴウすくい」でも始まるのかと思っちゃいましたよ(爆)。
マジでスゴすぎ…(^_^;;。
[5302] RE:RE:RE:RE:RE:ヨウ素殺菌 投稿者情報箱福 2005-10-27 13:55
放蕩息子様

こんにちは。

>あー、なるほどですねぇ。それが全てとも思いませんが、確かに
>、人工海水の方が白点病治療という観点では効率的かもしれない
>ですね。

そうですね。私もそれが全てとは思っていません。(^_^;
ただ、相違点を上げてゆき検証してゆくしか無いですよね?。

>ところでついでにお伺いしたいのですが、ヨウ素殺菌筒の使用に
>よって、飼育水の透明度が上がるということはないんですか?実
>は紫外線殺菌灯については、使用によって雑菌の繁殖が抑制され
>、飼育水の透明度が上がると言われているのですが、「中を通っ
>た飼育水を殺菌する」という昨日はヨウ素殺菌筒も変わりません
>ので、あるいはヨウ素殺菌筒にも飼育水の透明度上昇効果がある
>のではないかと期待しているのですが…。(などと言う割には、
>今は使用中止していますが(^_^;;。)以前使用したときに
>は、そこまでは確認できなかったんですよねぇ…。

まず、私は紫外線殺菌に付いては詳しく分からないので、UV殺菌灯が黄ばみを除去すると言う事に付いて、その原理を詳しくご存知の方にご教示願いたいのですが、プロテインスキマーの様に紫外線を照射する事でタンパク質を分解できたりその成分を除去できるだけの能力があるのでしょうか?。プロテインスキマーと併用しているとどちらが効果を上げているのか分からない部分もあると思いますが…プロテインスキマーの方が一役かっているのでしょう?。黄ばみの原因は雑菌よりタンパク質の成分の原因となる餌の残りや排泄物等が主な原因だとおもうのですが、雑菌やバクテリアの以上繁殖で水中が白く白濁する点に付いては浮遊している雑菌やバクテリアを死滅させますので透明度をあげる事ができます。黄ばみに付いては、結合はしても黄ばみを除去できるだけの能力は無いようです。むしろ、黄ばみが多いと駆虫効率が低下する様です。魚の種類や餌の給餌頻度や量によっては、黄ばみが早くなる事が殆どです。活性炭の方が余程効果があると思います。

>ところで最後の写真。こりゃ「コンゴウすくい」でも始まるのか
>と思っちゃいましたよ(爆)。
>マジでスゴすぎ…(^_^;;。

給餌の時は池の鯉やハマチ養殖を連想する光景を目にします。(^_^;

本当にコンゴウ掬いができそうですね。(^_^;;;

手乗りコンゴウならできますよ。(苦笑
[5303] RE:RE:RE:RE:RE:RE:ヨウ素殺菌 投稿者情報箱福 2005-10-27 13:58
訂正

雑菌やバクテリアの異常繁殖で水中が白く白濁する点に付いては浮遊している雑菌やバクテリアを死滅させますので透明度をあげる事ができます。
[5307] RE:RE:RE:RE:RE:RE:RE:ヨウ素殺菌 投稿者情報箱福 2005-10-27 16:51
放蕩息子様

良く読み替えしたら、黄ばみの話ではありませんでしたね。(^_^;
誠に失礼致しました。申し訳ございません。

雑菌や浮遊バクテリアなども死滅させてしまいますので、透明度は良いです。うちの水槽は、海水が澄みきってキラキラ光ってます。
[5317] RE:RE:RE:RE:RE:RE:ヨウ素殺菌 投稿者情報放蕩息子 2005-10-28 12:44
箱福様

>うちの水槽は、海水が澄みきってキラキラ光ってます。
なるほど。やはりそうですか。それはまた魅力的な点ですね。(やっぱりもう一度、セットしようかなあ…。でも今は白点病になりそうな魚はいないしなあ…(^_^;;。)

飼育水の黄ばみは…。やっぱり活性炭が一番なんですかね(^_^;;。(まあ、こちらもウチでは気になるほどではないので、特に活性炭も使用していませんが。)

>給餌の時は池の鯉やハマチ養殖を連想する光景を目にします。(^_^;
ははははは(笑)。じゃ、餌やりの前には水槽の前に立って、手でも叩きますか(笑)。

>手乗りコンゴウならできますよ。(苦笑
じゃあひとつ、コンゴウに芸を仕込んで「越後フグ軍団」でも結成していただいて…。
新しい観光スポットの誕生ですな(爆)。

[5279] 魚の寝かた 投稿者情報fuk 2005-10-26 11:36
こんにちは、fukです。

魚って寝るときはどうしてるんでしょう?
良くHPなんかで、底に横たわってとか見ますが、我が家では見たことがありません。

カクレ・・・常にただよってます。何時寝てるんだろう?って思ってます。
ヘラルド・・・これも見たこと無いですが、夜はLRに隠れているので、見えないだけかな?

と言うのは、今朝隔離水槽のフレームを見たら、植木鉢にもたれて動きません。
まさか死んだのか?と思って見たら、目は動いてました。
元気がないように見えたので、昨日の水換えの際に入れたGFGの濃度が高すぎたのかと思い、慌てて換水しらた、そのうち元気になりました。
薬のせいだとしたら、すぐに元気になりませんよね。
とすると、あれは寝ぼけていたんでしょうか?(笑)

何にせよ、朝から心臓に悪い事でした。
白点は昨日の朝がピークで、その後減少傾向です。
今朝はだいぶん減っていたので、次のサイクルで増えないように、こまめな換水を心がけます。
[5284] RE:魚の寝かた 投稿者情報放蕩息子 2005-10-26 12:27
fuk様

>カクレ・・・常にただよってます。
あれ?そうですか?夜中もですか?

ウチのカクレは、良く、本当に死んだようになっていますよ。で、時々、いつもと違う時間に部屋の灯りを点けると、明らかに寝ぼけています(^_^;;。
イソギンがいるときはもちろん、イソギンにくるまったり、寄り添ったして寝ていますが、イソギンなしでも、LRの好みの場所に文字通り「横になって」寝ていました。夜中も常に漂っているということはないと思うのですが…。デバスズメもそんな感じでしたけどね。

ヤッコの寝方はちょっと分からないですね。ウチでもレモンピールを飼っていたことがありますが、やはり夜はLRの陰に隠れて、姿を見せませんでした。でも、やはり同じように横になっていたのではないでしょうか。
一方、スクーターブレニーなんかは底砂に半分、埋まって寝ます。ハタタテハゼなどは巣穴の中ですね。

フレームの状況は、私には経験がないので、ちょっと分からないです。どうなのかな?寝ぼけていた。という可能性は、十分にあるとは思いますが…。ちょっと判断保留です。

>今朝はだいぶん減っていた
そうですか。以前にも書きましたが、「魚体の白点が減った」ということは、つまり、「水槽内のシストは増えたはず」でもあります。もしかしたら、このタイミングで水槽交換というのも効果的かもしれませんよ。(と、ちょっと誘惑してみる…(^_^;;)。
ま、魚体にストレスを与えずに水槽交換できるというのが前提条件ですけどね。
[5285] RE:RE:魚の寝かた 投稿者情報fuk 2005-10-26 15:14
放蕩息子様

>>カクレ・・・常にただよってます。
>あれ?そうですか?夜中もですか?
>ウチのカクレは、良く、本当に死んだようになっていますよ。で
>、時々、いつもと違う時間に部屋の灯りを点けると、明らかに寝
>ぼけています(^_^;;。

普通そうですよねえ。でも、深夜にそーと忍び寄って、懐中電灯で見たんですが、ただよってました。それも、1回や2回でなく・・・。
我が家のカクレ君は何時寝てるんだろう?

>>今朝はだいぶん減っていた
>そうですか。以前にも書きましたが、「魚体の白点が減った」と
>いうことは、つまり、「水槽内のシストは増えたはず」でもあり
>ます。もしかしたら、このタイミングで水槽交換というのも効果
>的かもしれませんよ。(と、ちょっと誘惑してみる…(^_^;

うりょ?水槽交換って?
隔離水槽でなく、現在立ち上げ中の90水槽に入れるって事でしょうか?

[5286] RE:RE:RE:魚の寝かた 投稿者情報箱福 2005-10-26 15:46
fuk様
放蕩息子様

こんにちは。

>我が家のカクレ君は何時寝てるんだろう?

おそらく、暗くなると寝ていると思います。
マグロ水槽で有名な東京の某水族館でお聞きした事なのですが、眠ると言う事は脳を休めると言う事ですのでマグロのような回遊魚は右脳左脳を交互に休めているようだ…。と、説明を聞いた事があります。

それぞれの魚の種類で岩に横たわったり、何かに身を寄せたり、遊泳しながら眠るのでは無いかと思います。

人間も寝ている時には、耳の神経だけは起きているそうなので、カクレクマのみも無条件反射で泳ぎながら眠る事ができるのかも知れませんね?。その、泳ぎながらと言うのは水槽の環境でも違いが出て来るものと思います。水流が強ければ、当然流されてしまいますので、流されない様に一日中泳いでいます。水流が弱かったり放息子さんが仰るようにイソギンなどに身を寄せる術があるなら、くるまって眠る事でしょう。流れが弱ければ岩場に身を隠す様に眠る事もあると思います。ですから、それぞれの環境や水流の違いでも状況が変わると思われます。

ちなみに、我が家のカクレも水流が強いので、暗がり(夜中)でも泳いでいます。

[5294] RE:RE:RE:RE:魚の寝かた 投稿者情報kero 2005-10-26 22:53
fuk様
放蕩息子様
箱福様

実は、私もクマノミの"寝方"が気になっていました。

家の二匹は、イソギンチャクがいないからかもしれませんが、夜になると、OT60の吐水口の裏側=最も水流の弱い場所で寄添いながら、しかも水面に平行になった状態で寝ています。死んだ魚が水面に浮かんでいる感じで、でも、クネクネした泳ぎ方でドザエモン状態で浮かんでいます。
我が家に迎え入れたときからずっとこの"寝方"なのですが、最初に見たときは、お亡くなりになったのかと血の気が引きました。

確認するため照明を点けると、寝ぼけてライブロックやガラス面に頭をぶつけ、そのうち、正気に戻って日中のように泳ぎ始めます。
最初はビビッタんですが、今ではそんなものだと慣れてきました。

水槽の環境などによって、魚の"寝方も"違うんですねぇ。
[5299] RE:RE:RE:RE:魚の寝かた 投稿者情報放蕩息子 2005-10-27 12:06
◇fuk様

>うりょ?水槽交換って?
あれ?定期的に水槽交換する白点病“治療”法の話はしてませんでしたっけ(^_^ヾ。わりに古典的(かな?)な方法だと思うんですが、要は白点虫の生活サイクルに合わせて、白点虫が魚体を離れたところで、水槽を交換しちゃうんですよ。

「魚体から白点が消えた」ということはつまり、別に白点虫そのものがいなくなったわけではなくて、白点虫が魚体を離れて、水槽底などに移動した。と捉えられます(その水槽底で耐性卵−シスト−を作る。)。そこで、白点虫が水槽底に移動したタイミングを見計らって、魚体を別の水槽に移してしまうのです。当然、魚体を離れた白点虫のシストから生まれる白点仔虫は二度と、元の魚体に寄生(再寄生)することは出来ません。
具体的には水槽を2つ用意して、2〜3日おき(この間隔は魚種や水温によって変わります。)に、魚を移し変えます。で、魚がいなくなった方の水槽は、その都度、徹底的に水洗いして、白点虫のシストを破壊&除去してしまう…。

と、まあ、文字で書くのは簡単ですけどね。実際にこれだけで完全に“治療”しようと思ったら、中々大変なんじゃないかな(^_^;;。水槽移動による魚のストレスもありますしね。ストレスによって却って、魚の抵抗力を奪うことになっては、元も子もありません。魚種や水槽環境、飼育者のハンドリングスキル(?)によって、やった方が良い時と、やらない方が良い時がありそうに思います。
ちなみに、以前の書き込み [5254] でご紹介したリンクで、長崎の水産試験場での実験結果をご覧いただけますよ。

>現在立ち上げ中の90水槽に入れるって事でしょうか?
これはダメ(笑)。新しい水槽に白点病の種を蒔くようなものでんがな(^_^;;。

◇箱福様・kero様

>我が家のカクレも水流が強いので、暗がり(夜中)でも泳いでいます。
>水面に平行になった状態で寝ています。

おー、そうなんですか。ウチではちびクマ連中も、LRや底砂の上に横たわって寝ていましたので、カクレはみんなそうなのかと思っていました。

いや、でも実は、普通ならば岩陰などで寝ているはずのデバスズメやハタタテハゼが、夜中、水槽の中をフラフラと力なく泳ぐことがあって、それはストレスの危険信号だったのです。たいてい、仲間から縄張り争いでイジメを受けている個体が、それでも昼間はまだしっかり気を張っているのですが、夜になって寝るときにも安心できる“寝ぐら”から追い出されてしまうのでしょう。水槽の中を泳ぐが如く、流されるが如く、漂っていました。
それで、fukさんのカクレもちょっと心配になったのですが、箱福さんやkeroさんから教えていただいて良かったです。安心しました。ありがとうございますm(_*_)m。
[5306] RE:RE:RE:RE:RE:魚の寝かた 投稿者情報箱福 2005-10-27 14:27
放蕩息子様

>それで、fukさんのカクレもちょっと心配になったのですが、

うちの以前飼育していた個体は特に水流の強い場所、強い水流に向かって泳いでいました。4年10ヶ月程生きていました。
(現在飼育の個体も同じ感じです。)

体調が悪い個体の泳ぎ方は、健康な個体とはちょっと違いますよね。特に健康状態を見るバロメーターとして眼の動きの機敏さや瞳孔の形などを良く観察しています。呼吸の早さや食欲など色々とサイン(シグナル)を出しますよね。
[5313] RE:RE:RE:RE:RE:RE:魚の寝かた 投稿者情報fuk 2005-10-28 08:41
箱福様
>>それで、fukさんのカクレもちょっと心配になったのですが、
>うちの以前飼育していた個体は特に水流の強い場所、強い水流に
>向かって泳いでいました。4年10ヶ月程生きていました。
>(現在飼育の個体も同じ感じです。)

泳ぎながら寝ているのですね。納得&安心しました。
我が家のカクレは最初からなので、水流の関係かも知れませんね。
でも、見ているとわざわざ流れの強いところでただよっているように見えます。
もっと穏やかな、そのために入れた植木鉢の中なんてほとんど水流無いのに、なんででしょうねえ。
[5315] RE:RE:RE:RE:RE:RE:RE:魚の寝かた 投稿者情報箱福 2005-10-28 11:09
fuk様
kero様
放蕩息子様

>でも、見ているとわざわざ流れの強いところでただよっているよ
>うに見えます。
>もっと穏やかな、そのために入れた植木鉢の中なんてほとんど水
>流無いのに、なんででしょうねえ。

多分、水槽では水流の強い場所と言うのは一定方向で水流の強さも一定なので本能的に体にある側線で水の流れを感じて、泳ぎ具合で自分の位置を保てる、維持しやすいのでは無いでしょか?。それに対して、水流の弱い場所はランダム的に他方向から水が流れ込むと逆に流れがよみ難いのかと思うのです?。(側線:振動を感じる=耳)私の勝手な臆測なので間違っているかも知れません。読み流してください。keroさん宅の様に水流が弱いところで寝るのは他の理由があると思うのですが、岩陰と似ているのでしょかね?。

[5316] RE:RE:RE:RE:RE:RE:RE:RE:魚の寝かた 投稿者情報箱福 2005-10-28 11:22
追伸

カクレクマノミが置かれた環境で身を寄せる場所が無い場合は水の流れを把握できる場所を選んで眠るのではないでしょうか?。違うかな?(^_^;

話は変わりますが、水の流れをよめる魚は猛ダッシュで突進してもガラスにぶつかる寸前で止まったり、身をかわして曲がったりするので、本当に見ていて驚きます。(例外もありますけど)
[5318] RE:RE:RE:RE:RE:RE:RE:魚の寝かた 投稿者情報放蕩息子 2005-10-28 12:45
>カクレクマノミが置かれた環境で身を寄せる場所が無い場合は
>水の流れを把握できる場所を選んで眠るのではないでしょうか?

どうなんでしょうね?これは自然の海ではまず観察できないことでしょうから(自然の海ではイソギンに定着できなければ、すぐに食べられてしまう。)、中々結論は出せないかもしれませんねぇ…。

個人的にはちびクマ連中の蝟集性というのも、実際の自然の海の中ではどんな状態になっているのだろうかと思って(流れのある海の中で、真っ暗な時間帯に生まれたカクレ稚魚が、本当に一箇所に集まれるものなのか?)、中々不思議に思うことがあるのですが、寝方というのもその一つかもしれませんね。

イソギンがないときに流れの中で眠るというのも、環境に対する適応方法の一つなのかなあ…。うーん???
[5324] RE:RE:RE:RE:RE:RE:RE:RE:魚の寝かた 投稿者情報箱福 2005-10-28 21:49
放蕩息子様


>どうなんでしょうね?これは自然の海ではまず観察できないこと
>でしょうから(自然の海ではイソギンに定着できなければ、すぐ
>に食べられてしまう。)、中々結論は出せないかもしれませんね
>ぇ…。

食べられたり、海流に乗って北の海に流れて来る子もいるのでしょうね。

>個人的にはちびクマ連中の蝟集性というのも、実際の自然の海の
>中ではどんな状態になっているのだろうかと思って(流れのある
>海の中で、真っ暗な時間帯に生まれたカクレ稚魚が、本当に一箇
>所に集まれるものなのか?)、中々不思議に思うことがあるので
>すが、寝方というのもその一つかもしれませんね。
>イソギンがないときに流れの中で眠るというのも、環境に対する
>適応方法の一つなのかなあ…。うーん???

産卵法を見ても蝟集性を持つと言う事が納得できるように思いますけどね。蝟集性を持つから、卵を岩などに産みつけ、産みつける場所は比較的流れが緩やかな場所を選ぶのでは無いでしょうか?。放卵なら、海の彼方に散らばってしまうので、散らばった卵から孵化して集まるなら不思議と言うか驚異かも知れませんが、ある程度、成魚が本能で知っているのなら適した場所を探して産卵すると思いますけどね?。孵化は夜なのですか?。だいたい早朝かな?って思っていたのですが?。水槽での孵化は夜なのですね?。

[5301] (別スレより)カニバリズム 投稿者情報もぐもぐ 2005-10-27 12:50
>カニバリズムもそんなに珍しい話ではなかったみたいですね。

う、カニバリズム・・・蟹はリズム?・・また難しい言葉が・・・
そう言えば、数年前の狂牛病騒ぎの時、ニューギニアの一部部族に流行する奇病が、彼らのエンドガミーが原因のプリオン病であったってニュースを聞きました。

故人への愛着から、その体(魂?)の一部を自分に取り込みたいと願ったり、逆に憎い敵の肉を喰らって復讐心を満足させたい、と言う心理からのカニバリズムは私も理解できます。
自分の子供は「食べちゃいたい」くらい可愛いですし、嫌な上司は「このオヤジ、食い殺してやろうかしら」と思ったりしますからね(笑)。

骨噛みではないですが、ユニークなサービスをしている会社がありますよ。
ttp://www.lifegem.com/(先頭のh削除)
この会社、故人やペットの遺骨から人工ダイヤモンドを焼成してくれるのだそうです。
いろんな商売を思いつく人が居ますねー。

>結局、それが無意識の抑圧となって却って人格を歪めるだけのことですから、・・・

本当にそうですね。
特に昨今は、「死」を嫌なもの、怖い物として、遠ざけすぎていると感じます。
生きている以上は、いつか死ぬわけです。ですから生きていくためには、死についても知らなくてはいけないと思うのです。自分が生きている事をしっかりと自覚するためには、「死」の匂いや感触を知っている必要があると思うのです。

誰でも死ぬのは怖い、嫌だ。でもそれが避けられない以上、やがて必ず訪れる「死」がどんなものか知らない事は更なる恐怖を生みます。
「人を殺してみたかった」と言う理由で、通り魔的な犯罪を起こしたり、自分からあえて危険地帯に侵入する若者には、もしかしたら、そんな心理が働いていたのではないかと思うのです(もちろん、どんな理由があるにせよ、他人を傷け命を奪う事は到底許される事ではありませんが)。

相変わらず作文がヘタで、言いたい事がはっきりしなくて申し訳ないのですが・・・
末期癌から回復したり、大事故で奇跡的に一命を取りとめた方など、一度「死」を強く意識した方が、その後の人生をとても大切に、有意義に過ごされるという話を聞きますよね。私が言いたいのは、あんな感じの事なのです。
[5305] RE:(別スレより)カニバリズム 投稿者情報箱福 2005-10-27 14:12
もぐもぐ様

こんにちは。

お久しぶりです。

>骨噛みではないですが、ユニークなサービスをしている会社があ
>りますよ。
>ttp://www.lifegem.com/(先頭のh削除
>)
>この会社、故人やペットの遺骨から人工ダイヤモンドを焼成して
>くれるのだそうです。

TVで実際以来して人工ダイヤモンドにして頂いた、番組みを見た事があります。色んな事ができるのですね。(^_^;

[5309] RE:RE:(別スレより)カニバリズム 投稿者情報もぐもぐ 2005-10-27 19:13
箱福様

こんばんは。
白点病、ヨウ素殺菌樹脂のお話、興味深く拝見しています。

>色んな事ができるのですね。(^_^;

本当ですねー。
ちょっと気になったのですが、あの会社のHP上に載っているダイヤモンドの写真を見ると、青っぽい物や、黄色っぽい物があるのですが、あれはワザと色を付けた物なのですかね?もし、素材(つまり遺骨^^;)によって色に違いが出るのだとしたら、ちょっと面白いですね。私の骨は何色になるのだろう!?(ドス黒かったりして・・・)

別スレのお話ですが、コンゴウフグ軍団、すごい迫力ですね。
あんな様子、水族館でも見たことありません。
[5310] RE:RE:RE:(別スレより)カニバリズム 投稿者情報箱福 2005-10-27 21:12
もぐもぐ様

こんばんは。

>白点病、ヨウ素殺菌樹脂のお話、興味深く拝見しています。

中々、説得力の有る説明をするのって難しいものですね。(^_^;

>>色んな事ができるのですね。(^_^;
>本当ですねー。
>ちょっと気になったのですが、あの会社のHP上に載っているダ
>イヤモンドの写真を見ると、青っぽい物や、黄色っぽい物がある
>のですが、あれはワザと色を付けた物なのですかね?もし、素材
>(つまり遺骨^^;)によって色に違いが出るのだとしたら、ち
>ょっと面白いですね。私の骨は何色になるのだろう!?(ドス黒
>かったりして・・・)

色々観て見ますと、カラット、カラーやクラリティーに付いての説明書きがあるようですね。

良く分かりませんけど…炭素以外の成分を入れているのでしょうかね?。それとも、人それぞれの骨の成分で色が変わるのでしょうか?。だとしてら、私はダークカラーでしょうね。(^_^;

TVで詳しく紹介していましたけど、忘れてしまいました。(汗

>別スレのお話ですが、コンゴウフグ軍団、すごい迫力ですね。
>あんな様子、水族館でも見たことありません。

色々検索していましたら、イベントで複数入れている様子を観た事がありましたが、個人宅だと、居ないかも知れませんね?。以前、90センチにハリセンボン9匹って方がいましたよ。(^_^;世の中広いですね。繁殖目指すって言っても沢山入れれば良いと言うものでも無いと思いますが、多分、こんなに沢山飼育するのも最初で最後だと思います。コンゴウフグは外見から雄雌の区別が分かり難いようなので、その違いが分かる発見ができればとも思っています。解剖すればわかるのでしょうけど。多分、繁殖期になれば、何処かしらに違いが出て来ると思うのですけど…。とにかく10年飼育目指して頑張ります。その間に、繁殖が叶えば最高なのでしょうけどね。(^_^;

話が変わりますが、ワイドショー観てたら、金魚鉢飼育禁止の国があるのですね。
[5320] RE:RE:RE:(別スレより)カニバリズム 投稿者情報放蕩息子 2005-10-28 12:46
◇もぐもぐ様

>自分の子供は「食べちゃいたい」くらい可愛いですし、
>嫌な上司は「このオヤジ、食い殺してやろうかしら」
自分の子供については良く分かりますが、私は上司はイヤですねぇ。不味そうで(爆)。

そりゃともかく(^_^;;。

>特に昨今は、「死」を嫌なもの、怖い物として、遠ざけすぎていると感じます。
おっしゃる通りですね。
「生老病死」と言いますが、現代の都市生活からは、ほとんどの「老病死」が隔離されてしまって、「生」しか見えないような構造になってしまっています。そのことが逆に「生」の健全性を阻害しているんじゃないか。「生」を歪めているんじゃないか。と、そんな気がします。
もぐもぐさんが仰っている、末期癌とか大事故からの生還者の方たちも、「死」明確に認識することで、却って「生」に対する意識を改めたのでしょうね。(「メメント・モリ」ってヤツですか?)

だけど、若くて健康な人も、いずれ年老い、病を得、また死ぬ訳でしょう?だのに(私も含めてですが)多くの人が「老病死」は自分とは関係のないことのように感じている。(と言うか、「老病死」が自分に降りかかることを実感できていない。と言うべきでしょうか…。)
人間は生得的な本能だけでは生活して行けない動物ですから、何事にも学習が必要なのに、現代の我々からは、「老病死」の学習機会が奪われてしまった(ついでに「狂」もかもしれませんが)。
それで結局、「健康な老い」や「健全な病い(って、表現が?ですが…(^_^;;)」あるいは「健やかな死」というものが、難しくなっているような気がします。

◇箱福様

>人それぞれの骨の成分で色が変わるのでしょうか?
昔、「慢性病などで大量の薬を飲んでいると焼いた時に骨の色が変わる。」という話を聞いたことがあって、糖尿病で薬を飲み続けていた祖母がずいぶん嫌がっていましたが、焼かれた結果は特に変な色でもなかったですね(^_^;;。
でも確かに、飲んでいる薬の成分が骨に残るということはあるでしょうから、それを原材料にしたダイヤモンドに色がつくこともあるのかも…。
(と、まあ、かく言う私も幼少の頃より各種の薬を飲み続けていまして、さぞやカラフルな骨になるであろうと心配しているものであります…(^_^;;)

>ワイドショー観てたら、金魚鉢飼育禁止の国があるのですね。
へー。そりゃまた面妖な。それは「金魚の飼育にあたって金魚鉢の使用禁止」ということですか?それとも金魚の卓上(室内)飼育の全面禁止?
前者だとすると、「金魚鉢は酸欠になりやすい。」と聞きますので、それが良くないのかな?あるいは、かつて金魚鉢で火事が起きたとか…?
[5323] RE:RE:RE:RE:(別スレより)カニバリズム 投稿者情報もぐもぐ 2005-10-28 17:20
◇箱福様

>以前、90センチにハリセンボン9匹って方がいましたよ。
ひえー、トラフグの養殖みたいですね。

>多分、繁殖期になれば、何処かしらに違いが出て来ると思うのですけど…。
なるほど、これは興味深いですね!
なにか違いが見られたら是非教えてください。

>良く分かりませんけど…炭素以外の成分を入れているのでしょうかね?。
どうやら、その様ですね。
Pricesのところを見ると、ブルーとイエローで値段が違うようですので、オーダーするときにどちらの色にするか選択するみたいですね。
ちょっと残念・・・(笑)

>>ワイドショー観てたら、金魚鉢飼育禁止の国があるのですね。
>へー。そりゃまた面妖な。
ちょっと調べてみたら、イタリアのローマのようです。
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051026-00000020-reu-ent
なんでも「金魚鉢は丸い形をしているため、その中に入れられている金魚の目には外の景色が歪んで見え、実際とは違った形を見せることになるから」と言うのがその理由らしいですよ。
んー、動物愛護先進国はすごいですねぇ。日本の某玩具メーカーに爪の垢でも飲ませてやりたです。

◇放蕩息子様

>私は上司はイヤですねぇ。不味そうで(爆)。
言われてみれば確かに「喰えない」ヤロウです(爆)。

>「メメント・モリ」ってヤツですか?
う、また難しい言葉が・・・師匠からはドンドン不思議な言葉が溢れて来ますね!もう、楽しくって仕方がありません(しかし、師匠はいったい何者なのだろう・・・)。
メメント・モリ・・・そうですね、人はいつまでも若く、健康で、生きていられるわけではないですからね。

今は、この言葉が盛んに使われたらしい中世末期のヨーロッパのように、流行り病で身近な人が死ぬなんて事もほとんど無いですし、核家族化で祖父母の死に目に会うことも少ないでしょうし、肉も魚もスライスして綺麗にパック詰めになっていますし、おまけにカチカチ山のお婆さんはタヌキに突き飛ばされて捻挫(!)するだけだし、人魚姫もディズニーにかかったら海の泡にならず、王子様とハッピーエンド!
こんな世の中で「死を思い出せ」と言われても・・・無理ですよね。

私は子供の頃、父方の祖父母と同居して育ったのですが、自分のことを何よりも可愛がってくれた、お爺ちゃん、お婆ちゃんが段々と病気がちになり、入退院を繰り返すようになって、やがて寝たきりになって死んでいく。その最後の様子を泣きながら見取った事のある子なら、間違っても「一度、人を殺してみたい」とは考えないだろうと思うんですよねぇ。
[5325] RE:RE:RE:RE:RE:(別スレより)カニバリズム 投稿者情報箱福 2005-10-28 22:33
もぐもぐ様

>なにか違いが見られたら是非教えてください。

はい。f^_^;


>>>ワイドショー観てたら、金魚鉢飼育禁止の国があるのですね。
>>へー。そりゃまた面妖な。
>ちょっと調べてみたら、イタリアのローマのようです。
>ttp://headlines.yahoo.co.jp/h
>l?a=20051026-00000020-reu-ent
>
>なんでも「金魚鉢は丸い形をしているため、その中に入れられて
>いる金魚の目には外の景色が歪んで見え、実際とは違った形を見
>せることになるから」と言うのがその理由らしいですよ。
>んー、動物愛護先進国はすごいですねぇ。日本の某玩具メーカー
>に爪の垢でも飲ませてやりたです。

ですね。

魚って魚眼レンズのように元々歪んだ見え方しているのですよね?。いっそう歪むって事ですかね?。

カラーヒヨコってまだ夜店で売っているのですか?。
それも対象って書いてあるけど…。

30年近く前に同級生が買って育てたら全部雄だったけど。
雌は養鶏場に行き、雄は……なんですね?。
[5326] RE:RE:RE:RE:RE:RE:(別スレより)カニバリズム 投稿者情報箱福 2005-10-28 22:50
魚にとっては魚眼レンズのような見え方が正常なのだから、やはり金魚鉢って歪んで見える事になるのですね?。
[5330] RE:RE:RE:RE:RE:(別スレより)カニバリズム 投稿者情報放蕩息子 2005-10-30 13:28
◇もぐもぐ様

>師匠からはドンドン不思議な言葉が溢れて来ますね!
いやいや、私も“また聞き”ばっかりですよ。でもほら、他人から聞いた言葉は自分でも使ってみないと忘れちゃうじゃないですか(笑)。それで時々、頭の中の引き出しから引っ張り出して、虫干しするのです(という情熱が仕事の上でも発揮されると良いんですけどねぇ…(^_^;;)。

>その最後の様子を泣きながら見取った事のある子なら
私も祖父母と同居でした。まあ、祖父母ともに、亡くなったのが成人してからですので、既に「子」という感じではありませんでしたが、それでも、祖父母から教わったことが沢山ありますし、祖父母の死によって教えられたこともまた、沢山あります。
さらに7年前に母も亡くしましたが、母の死からは今も日々、考えさせられていますね。

でも私に一番最初に大きなインパクトを与えたのは、小学生5年生の時の同級生の死でしたかねぇ…。
元々体が弱くて、発達にも遅れがあり、医者からも「成人するのは難しいかも。」と言われていたらしいのですが、ある朝、心臓の発作で亡くなり…。細かいことを言い出せばきりがないほど、その子に関しては思い出があります。(またなぜか、わりに仲が良かったんだよなあ…(^_^;;)。

実は私、高校3年生の時にも、やはり心臓で級友を亡くしていましてね(^_^ヾ。祖父母が信心の深い人で、また田舎の古い家で親戚の法事や葬式の数も多かったですから、私自身に関して言えば(幸か不幸か?)、幼い時分から相当、「老病死」に親しんで来てますね(^_^;;。
(↑ま、それが今の私の日々の暮らしにどれだけ役立っているのかは疑問ですが…爆)

それでもまあ、私の子供などを見ていると、やはり私に比べればずっと「老病死」との接触が少ないので、彼らが大人になり、そして老人になった時、何を考え、どんな風に感じるのだろうかと、若干の不安を感じないわけでもないです。「教える」だけでは難しくて「感じる」ことが必要な場合もあるでしょうから。

◇箱福様

>カラーヒヨコってまだ夜店で売っているのですか?
そう言えば最近、あまり見かけないような…。
しかし例えばウチの近所のようなマンションでは、ニワトリになってしまったらエラいことですしねぇ(^_^;;。都市部では買う人も少ないでしょうから、露天商さんも商売にならないかもしれませんね。

>金魚鉢って歪んで見える事になるのですね?
しかしまあ、これもどこで「線」を引くか、というのが、難しい問題なのでしょうねぇ…。「失明につながる」って、ホントなのかな?(^_^;;

でもまあ、
>魚や動物を賞品として扱うこと
というのが、生き物の“モノ扱い”だというのは賛成。だからローマの条例の趣旨には賛成なのですが、それが条例で定めるべきことなのかどうか、という点には若干、引っ掛かるものがあります。本来、“常識”のレベルで解決されるものであって欲しい…。
とは言え、わが国の状況はより嘆かわしい状態にありますから、やっぱり何かしら法的な規制が検討されるべきなのでしょうかねぇ…(´・ω・`)。

[5311] フレームの治療 途中経過 投稿者情報fuk 2005-10-27 22:57
こんばんは、fukです。
さっき帰宅してフレームを見ると、白点がゼロでした(^o^)。
もちろん、まだ完治でないことは十分承知していますが、つい3日前まで真っ白だったので、嬉しいですね。

経過は、
1日目 朝20 夜10
2日目 朝20 夜10
3日目 朝50 夜40
4日目 朝30 夜15
今日  朝15 夜 0

やったことは、
1,低比重(1.016)
2.GFG
3.毎晩、半量の水換え

私の水槽は、一般と違うようで、朝から夜にかけて、白点が離れるようです。
このタイミングでの毎晩の半量の水換えが効いたのかなあ?
[5314] RE:フレームの治療 途中経過 投稿者情報fuk 2005-10-28 08:45
おはようございます、fukです。

今朝はわずかに1個になってました。
でも、油断せずに、半量水換えはもう少し続けます。

後は、60水槽にヨウ素殺菌ボールを導入してみます。
ヘラルド&カクレは、幸い発症してませんが、白点が沢山いるのは間違いなので、今後の発生予防と言う意味合いです。
[5322] RE:フレームの治療 途中経過 投稿者情報放蕩息子 2005-10-28 12:47
fuk様

>私の水槽は…朝から夜にかけて、白点が離れるようです。
なるほど!面白いです。

日本近海の自然の白点虫(という表現も?ですが…(^_^;;)の場合には、白点が離れるタイミングは夜間〜早暁に掛けてのようですが、これは周囲の明暗などによるものではなく、白点虫の体内時計に従っているという仮説が出されています。
で、実はこれ、個人的に気になったことがあって、我々がショップで購入する魚についている白点虫というのは、何も日本近海の魚に寄生していたものとは限りません。世界中の海から時差を超えて運ばれて来て、しかも水槽内という人工的な環境(明暗のリズムなどもバラバラ)で何世代も繁殖を重ねてきた白点虫の子孫の可能性があるわけですから、その「体内時計」って、どうなっているのかなあ…(^_^;;と、考えていました。
ですから、多くの場合には「夜間〜早暁に掛けて魚体を離れる」と言えるとしても、ショップで売られていた魚の白点虫の場合には、タイミングがずれたリズムを持っている可能性があるはずだ。と考えていたんですよね。

採集魚を中心に飼育されているトンヌラさんの場合が「昼よりも夜間に圧倒的に多く現れる」([5245]参照)のに比べて、ショップでの購入魚であるfukさんの場合が「朝から夜にかけて、白点が離れる」というのは、私が考えていたことと合致します。ありがとうございますm(_*_)m。たいへん参考になりました。
いやあ、面白いなあ…。(←って、他人様の魚の病気で面白がってちゃいけませんが…(^_^;;)

>毎晩の半量の水換えが効いたのかなあ?
換水することで、そのタイミングに飼育水中を泳いでいる白点仔虫の数は減らせますから、何らかの効果は期待できますよね。まあ、その換水のタイミングにどれだけの白点仔虫が泳いでいるのか、分かりませんので、どの程度の効果があるのか、定量的な把握は難しいと思いますが。

ただ、仰るように、まだ油断は出来ません。
>3日目 朝50 夜40
あたりの白点虫のシストから、次世代の白点仔虫が遊出してくるのは、今日以降になるのではないでしょうか。で、例えば今日、シストから出て来た白点仔虫が再びフレームに寄生したかどうか確認出来るのは、今日からまた2〜3日後、つまり日〜月曜日くらいのタイミングになるのだと思います。中々“診断”に時間がかかりますねぇ…(^_^;;。頑張って下さい。

あと、メイン水槽にヨウ素殺菌を入れるのは良いことだと思いますよ。

ヨウ素殺菌については、実はdelphinusさんが使用された時に、魚の調子が悪くなったことがあったというお話を聞きましたが、delphinusさんご自身も、それがヨウ素殺菌の影響なのかどうか、判断できない。と仰っていました。(書き込みのNo.が分からなくなってしまいましたが…(^_^;;。)
私はそのケース以外に、ヨウ素殺菌を導入したことによる悪影響の話を聞いたことがありませんので、まあ一般的に、飼育水中に薬剤を投入する事などに比べれば、遥かに副作用(と言うのかな?)の恐れが少ないのではないかと思います。
状況を考えると、やはりメイン水槽内にも白点虫がいると考えられます。予防措置を採るのは良いことだと思いますね。
[5327] RE:RE:フレームの治療 途中経過 投稿者情報トンヌラ 2005-10-29 00:26
放蕩息子様
>いやあ、面白いなあ…。(←って、他人様の魚の病気で面白がっ
>てちゃいけませんが…(^_^;;)

そうそう、いけませんよ。<`〜´>ブーブー
治療してるほうは祈る思いなんですから!

でもきっと、その性質を利用した治療法なんか考えてたりするんでしょ?

fuk様
こんばんは。フレーム快方に向かっているようで良かったですね。(^。^)
ところでだいぶ前でしたが、

>トゲチョウですね。・・・これで何cm位なんでしょうか?

ちょっと自分のスレが忙しくて(~_~;)
トゲは6センチくらいです。
マメサイズはかわいくてもちろん好きなのですが、個人的にはでっかいウチワみたいなチョウチョウに憧れています。
ペアのチョウを泳がせたいなぁ〜!
[5328] RE:RE:フレームの治療 途中経過 投稿者情報fuk 2005-10-29 14:07
放蕩息子様
>日本近海の自然の白点虫(という表現も?ですが…(^_^;;
>)の場合には、白点が離れるタイミングは夜間〜早暁に掛けての
>ようですが、これは周囲の明暗などによるものではなく、白点虫
>の体内時計に従っているという仮説が出されています。
>で、実はこれ、個人的に気になったことがあって、我々がショッ
>プで購入する魚についている白点虫というのは、何も日本近海の
>魚に寄生していたものとは限りません。世界中の海から時差を超
>えて運ばれて来て、しかも水槽内という人工的な環境(明暗のリ
>ズムなどもバラバラ)で何世代も繁殖を重ねてきた白点虫の子孫
>の可能性があるわけですから、その「体内時計」って、どうなっ
>ているのかなあ…(^_^;;と、考えていました。
>ですから、多くの場合には「夜間〜早暁に掛けて魚体を離れる」
>と言えるとしても、ショップで売られていた魚の白点虫の場合に
>は、タイミングがずれたリズムを持っている可能性があるはずだ
>。と考えていたんですよね。
>採集魚を中心に飼育されているトンヌラさんの場合が「昼よりも
>夜間に圧倒的に多く現れる」([5245]参照)のに比べて、
>ショップでの購入魚であるfukさんの場合が「朝から夜にかけ
>て、白点が離れる」というのは、私が考えていたことと合致しま
>す。ありがとうございますm(_*_)m。たいへん参考になり
>ました。

我が家のフレームは、インド洋クリスマス産です。
気になって調べたら、インドとの時差は3.5時間で、日本の方が早いです。
6時間ほど遅いのなら、説明が付くんですが、この場合は?


今朝も白点ゼロでした。
まだ気が早いのですが、どの程度再発しなければ完治といえるのでしょうか?
体表粘膜?の回復する1ヶ月くらいでしょうか?
[5331] RE:RE:フレームの治療 途中経過 投稿者情報放蕩息子 2005-10-30 13:29
◇トンヌラ様

>そうそう、いけませんよ。<`〜´>ブーブー
へへへへへ(^_^;;。失礼いたしましたm(_*_)m。

>その性質を利用した治療法なんか考えてたりするんでしょ?
いやいや、特に新しい治療法なんて考えてはいないのですが、やはり白点虫が魚体から離れるタイミングが分かれば、その後の「治療」計画も立てやすくなるかな。と思って…。
実際のところ、白点虫が一日の中でいつごろ魚体を離れるかなんて、気にして「治療」している人は少ないでしょ?でもそこまで考えて「治療」するのとしないのとでは、投薬にせよ何にせよ、効果が変わって来るんじゃないかと思うんですよ。人間だって、朝飲む薬と夜飲む薬は違うわけですからね。

◇fuk様

>我が家のフレームは、インド洋クリスマス産です。

そのクリスマス島は南太平洋・キリバスのクリスマス島ではありませんか?フレームの生息域は中〜西部太平洋ということになっているので、インド洋のクリスマス島(オーストラリア)ではないと思いますが…。

ちなみに、キリバスのクリスマス島であれば、日本との時差は5時間(日本のほうが5時間遅い)。
fukさんのおっしゃる
>6時間ほど遅いのなら、説明が付くんですが
というところに近づきますね。

ただ、その場合でも、例えばキリバスのクリスマス島で採れた魚についている白点虫が、同じくキリバスのクリスマス産のものであるかどうかには疑問が残るでしょう。

クリスマス島で採取された魚はまず現地の採取業者のストック水槽に入れられ、そこからハワイの輸出業者の水槽に移され、その後国内の輸入業者の水槽に移り、その輸入業者から直接ショップに渡されるか、さもなくば輸入業者からさらに別の問屋の水槽に移された後にまた、ショップの水槽へと、長い旅をすることになります。つまり、fukさんの水槽に入るまでに、既に4〜5回程度、色々な、世界各国から集められた?魚たちと混泳させられているわけです。その中で、別の地域で採取された白点虫に寄生される可能性は十分に考えられるでしょう。
その上、それぞれの水槽で点灯&消灯時間や給餌の時間、水温変化のタイミングも変わるわけですから、その中で白点虫の体内リズムが狂ったとしても何の不思議もありません。

また、白点虫はなにも自然の海から供給されるだけではなくて、私はむしろ、採取業者・輸出入業者・問屋・ショップ、それぞれの人工的な環境の水槽の中で、累代繁殖している白点虫の方が多いんじゃないかと思っているんですよ。「先祖代々、生まれも育ちも(業者の)水槽の中」という白点虫たち。するとそれらの「自然の海を知らない白点虫たち」の体内リズムがどんな時差になるのか、これはちょっと予想がつかないですねぇ…(^_^;;。

ただそれでも、「白点虫には体内リズムがあって、魚体からの離脱やシストからの仔虫の遊出は、ある程度決まった時間に起きる。」ということを知っていれば、自分の家の水槽に現れた白点病の固有の日周リズムに合わせて投薬をしたり、換水をしたり、さまざまな対策が取れると思います。
ですから、fukさんがきちんと観察されて、朝晩で「白点」の数が異なるのを確認されたのは、非常に意義のあることだと思いますよ。そこまで観察されて記録をとっている人は、WEB上などを見ても少ないと思いますから。

>どの程度再発しなければ完治といえるのでしょうか?
うーん、とりあえず10日くらい、「白点」が確認できなければ、とりあえず隔離水槽の環境からは白点虫が(ほとんど?)いなくなったと考えて良いと思いますが(普通はそれをもって「白点病治療の終了」と認識します。)、再寄生(再感染)防止という観点から見ると、メイン水槽におそらく残留しているであろうと考えられる白点シストの状況も気になります。(10日程度だとまだ、シストの活性が高い可能性がある。)

そうした意味では、10日くらい「白点」が確認できなかったら、徐々に比重を戻しつつ、隔離水槽の落ち着いた環境の中で引き続き、フレームの体力回復を図るのが良いのかもしれません。
その意味ではやはり1ヶ月くらいは隔離しておくのが良いんでしょうかね?この辺は私には実体験がないので、ちょっと分からないところですねぇ…(^_^;;。
[5332] RE:RE:RE:フレームの治療 途中経過 投稿者情報fuk 2005-10-30 21:13
放蕩息子様
>>我が家のフレームは、インド洋クリスマス産です。
>そのクリスマス島は南太平洋・キリバスのクリスマス島ではあり
>ませんか?フレームの生息域は中〜西部太平洋ということになっ
>ているので、インド洋のクリスマス島(オーストラリア)ではな
>いと思いますが…。

あはは、クリスマス産としか聴いてなかったので、Webでググッて最初に出てきたインド洋だと信じてしまいました(^_^;;;)


>ちなみに、キリバスのクリスマス島であれば、日本との時差は5
>時間(日本のほうが5時間遅い)。
>fukさんのおっしゃる
>>6時間ほど遅いのなら、説明が付くんですが
>というところに近づきますね。

をを、ビンゴ!これなら説得力ありますね。


>ただ、その場合でも、例えばキリバスのクリスマス島で採れた魚
中略
>るのか、これはちょっと予想がつかないですねぇ…(^_^;;

ここまで読んでふと疑問が・・・
フレームを購入して白点が出るまでに、19日。
これは、フレームが最初から感染していたというより、私の水槽で感染したと言うことなのかな?

でも、私の水槽で最後に白点が観測されたのが、8/13前後。
すると、白点は、2ヶ月も魚に寄生することなく水槽内で生きていることに。
または、寄生〜離脱?がほんのわずかで、気が付かないほどだったのか?
うむ〜、どっちなんだろう?


>そうした意味では、10日くらい「白点」が確認できなかったら
>、徐々に比重を戻しつつ、隔離水槽の落ち着いた環境の中で引き
>続き、フレームの体力回復を図るのが良いのかもしれません。
>その意味ではやはり1ヶ月くらいは隔離しておくのが良いんでし
>ょうかね?この辺は私には実体験がないので、ちょっと分からな
>いところですねぇ…(^_^;;。

まだ、ごく小さな(多分)白点が尾ひれに2〜3個付いているようです。
と言うのは、凄く元気になって、観察するのが難しいのです。
なかなか完治は難しいですねえ。

でも、一時期の全身真っ白に比べると、天国と地獄のようです。

[5333] RE:RE:RE:フレームの治療 途中経過 投稿者情報放蕩息子 2005-10-31 19:42
fuk様

>Webでググッて最初に出てきたインド洋だと信じてしまいました(^_^;;;)
ははははは、そうですか。
しかし、気になって見てみたら「クリスマス島」というのはあちこちにあるみたいですね。日本の「大島」みたいなものかな(^_^;;。

>白点は、2ヶ月も魚に寄生することなく水槽内で生きていることに。
>または、寄生〜離脱?がほんのわずかで、気が付かないほどだったのか?

どちらとも可能性があると思いますよ。どちらかは分からないですねぇ…(^_^;;。

白点虫はシスト状態であれば、2ヶ月くらいの“潜伏”は楽々可能なはずです。(そのためのシスト=耐性卵なわけですし。)実際、低水温(10℃)で80日以上も休眠状態にしたシストを25℃に戻したら、1週間くらいで仔虫を排出したという研究結果があります。([5254]のリンクを参照)

一方、今回のfukさんのお話にもあるように、魚が元気だと、1つ2つの白点なんか見逃してしまうのが普通だと思うんですよね(^_^;;。
そもそも白点虫が「白点」として肉眼で確認出来るのは数時間〜半日程度の短い間だけでしょう?それで、魚が元気に泳いでいれば、白点病の最初期の状態などは気付かずに見逃している場合がほとんどなんじゃないでしょうか。で、白点虫の増殖が3サイクルくらい回って、「白点」が多数現れるようになって始めて、飼育者が気付く。
理論上では「最初の1つ」を見逃さないことが大切だと思いますが、私にも自信はないですね。(と言うか、ウチであれば確実に見逃します(^_^;;。そんなに毎日、じっくり見ていないもん。爆)

ですからまあ、fukさんがフレームの白点を見逃していても何も不思議もないですし、また水槽に白点虫が残っていたとしても、これもまた何の不思議もありません。もしかしたら両方なのかもしれませんしね(^_^;;。

>なかなか完治は難しいですねえ。

そうですねぇ…(^_^;;。
でもまあ、現状、徐々に白点が減って来ているのは、「魚の抵抗力」と「白点虫の寄生力」のバランスにおいて、「抵抗力」が「寄生力」を上回っている証拠でしょう。その状態を続けていれば、やがて白点虫も死滅するはずだと思いますよ(それがいつ、とは中々言えませんが…(^_^;;)。
ですから、とりあえず今の方法は間違っていないということで、引き続き頑張っていただくしかないですねぇ…。


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