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放蕩見聞録・水族館篇 [7]
鴨川シーワールド

 

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基本情報 (2005.04記入)
 
  所在地 〒296-0041 千葉県鴨川市東町1464−18
  アクセス
  • JR東京駅→(特急わかしお)→JR安房鴨川駅→(無料送迎バス約5分)
    (料金の目安:3,510円/人 約2時間)
  • 東京駅八重洲口→(高速バス アクシー号 東京湾アクアライン経由)→安房鴨川駅→(無料送迎バス約5分)
    (料金の目安:2,400円/人 約2時間)
  電話番号 04-7093-4803
  営業時間 09:00〜17:00
※チケット販売は閉園の1時間前で終了
  定休日 不定期(年間数日程度)
  入場料金 2,800円(高校生以上)/1,400円(4才〜小中学生)
※年間パスポートや、各種割引券あり
  公式サイト http://www.kamogawa-seaworld.jp/
   
独断と偏見による概要
 
  • ご存知、「かっもがわ、シーィワールド!♪」のTV−CMでお馴染み(?)、鴨川シーワールドです(^_^;;。1970年(大阪万博の年!)の10月にオープンしたんですね。
    当時「ガメラ対深海怪獣ジグラ」という、出来の悪い怪獣映画(1971年公開・昭和ガメラシリーズ最終作)に出て来たんですが、そんなこと知っている人は、あんまりいないでしょうねぇ…(苦笑)
  • 「鴨川シーワルドと言えばシャチ、シャチと言えば鴨川シーワールド」という感じで(^_^;;、何といってもシャチの飼育と、ショーが有名(ちなみに1998年に日本で初めて、シャチの繁殖に成功)ですが、今回、10年ぶりくらいに訪れて、改めて、シャチ以外にも沢山の見所のある水族館だということを感じました。
  • 特に2000年の7月にオープンした「トロピカルアイランド」の各水槽は魅力的で、「海獣類のショーが中心の水族館」という過去の印象を、良い意味で裏切ってくれます。
  • もちろん、シャチを初めとした海獣(海棲哺乳類)の飼育と展示・ショーのレベルの高さは相変わらずで、その上に最近では、ただショーを見るだけではなく、シャチ、イルカ、アシカなどど直接触れ合える「ディスカバリーガイダンス(「動物とのふれあい体験)」というプログラムが充実しています。
    大人も子供も楽しめるプログラムですから、事前にショーや「ディスカバリーガイダンス」の時間帯を確認して、沢山の動物たちと触れ合いましょう。
  • 公式サイトを見ると、「予定を立てられる際は、少なくとも見学に4〜5時間とっていただけたら、と思います。」と書いてありますが、やっぱり「朝から晩まで1日かけないと足りない。」という感じですね(苦笑)。
    今回(2005.03.18に訪問)、私は朝、横浜を出発して、午前11時30分ごろに入園しましたが、それから閉園ギリギリまで粘っても、「もっと時間が欲しい!!」と思いました(ちなみに、その間全く、休憩も昼食も取りませんでしたが…(^_^;;)。
  • やはり、朝、開園と同時に入場して、まず様々な「ディスカバリーガイダンス(「動物とのふれあい体験)」のチケットを購入し、お昼には目の前に広がる美しい鴨川の海を見ながら持参したお弁当を広げ、ショーと「ディスカバリーガイダンス」の合間に水族館施設を巡って、日没まで一日たっぷり、ここで過ごすのが「正しい楽しみ方」と言えそうです。
    十分に時間を取って楽しみましょう(笑)。
   
写真で紹介
 
はい。鴨川シーワールドざんす(笑)。2匹のシャチ(親子か?)がお出迎え。
国道410号線からもよく見えますね。
この日は3月、お彼岸近くでしたが、晴れ間も覗く一方、時折は小雪が舞うようなお天気でした。
入園口を入ると右手にすぐ「エコ・アクアローム」の建物の入口があります。地味な入り口(^_^;;。

この「エコ・アクアローム」のオープンは1996年12月。「水の一生をテーマに、川の源流から海までのそれぞれに異なる環境を、自然のままに再現。(公式サイトの説明から)」ということだそうです。
「エコ・アクアローム」の入り口を入ると、最初に目に入るのは淡水のテラリウム水槽です。

水槽はそれぞれ、上流の「源流」から順番に、川を下っていく構成になっていますが、エントランスとしては、やっぱり地味かな?(笑)
こんなものも展示されていました。トウキョウサンショウウオの卵。流石に両生類なんで、カエルの卵にそっくりですね。
私が子供の頃には、こんな卵も珍しくありませんでしたが、ウチの子供なんか、あまり馴染みが無いようです。
卵シリーズ(笑)。
「エコアクアローム」をさらに進んでいくと、「河口」から「干潟」の水槽に至り、そこにコウイカと、その卵が展示してありました。枯れ木(?)の枝に、ブドウの果実くらいの大きさの丸い卵がぶら下がっています。卵の表面には砂がついていて、まるで砂団子のようですが、中にはイカの赤ちゃんが入っているのでしょう。

昔、伊豆でダイビングした時にアオリイカの卵は見たことがありましたが、コウイカの卵は初めて見ました。アオリイカとはずいぶん違うようです。
さて、これは何でしょう?実はシャコの巣穴。「干潟」のコーナーの一部です。
シャコは今、「く」の字型になって、頭も尻尾も右側を向いています。

いや、別に珍しいものでもないんですけどね(^_^;;。海水魚を飼っている人にとっては、最大のトラブルメーカーのひとつなんで、あまりじっくり観察したこと、ないでしょ?
あのにっくき(笑)シャコが、巣穴の中ではこんな風に暮らしているんだなあ、と、興味深く見せてもらいました(笑)。
「エコ・アクアローム」内部の水槽は“額縁型”ではなくて、ほとんどの水槽がこの写真のように、水面と水中の両方が見られるように作られています。そして「潮溜り」から「岸辺」→「入り江」→「沖合い」へと、徐々に移行していく構造。
「鴨川の海」がベースですので、飼育生体は食卓でもお馴染みのメバルとかアジとか、日本近海の魚ばかりで、サンゴ礁の海のような派手さはないのですが、近海の海をじっくり見せるためには、中々面白い、良い展示でした。
「入り江」や「沖合い」の水槽の向い側には「深場」の水槽もあって、これはその水槽の中にいるタカアシガニのアルビノ(白化個体)。
今年(2005年)の1月に、小湊沖の水深250mの底刺し網漁で捕獲されたそうですが、カニ類のアルビノは非常に珍しく、これまでにイシガニやガザミなど10種類ほどが報告されているだけだとか。タカアシガニの白化個体のが報告された例はこれまでになく、学術的にも大変貴重なものなのだそうです。
へー。なんか、カッコ悪いですけどね(笑)。あんまり美味しそうじゃないし(爆)。
「深場」の水槽を通り過ぎるとマンボウが飼育されています。
マンボウ飼育と言えばお馴染みの、ビニールの袋の中を泳いでいるので、写真はまるで亡霊のようですな(苦笑)。ちゃんと2匹、いるんですよ。
鴨川近郊では、比較的頻繁に捕獲されるそうです。太平洋ですからね(^_^;;
「エコ・アクアローム」の最後はベルーガのプール。「マリンシアター」という名前の劇場形式の空間になっていて、ベルーガパフォーマンスなどが行われますが、時間がなくてみることが出来ませんでした。

ベルーガと一緒に泳いでいるのはハセイルカ。これもかつてマイルカと混同されていて、生体が研究されていない、珍しいイルカなのだそうです。
「エコ・アクアローム」の建物を出ると、次には「トロピカルアイランド」。
「エコ・アクアローム」もそうなんですが、建物の入り口には何の工夫もありません(^_^;;。(だいたい今時、「TROPICAL ISLAND」のロゴを一文字ずつ違う色にするセンスって、どーなのよ?笑)

「なんか面白くなさそう…」とか思いつつ(^_^;;、たいして期待もせずに中に入っていくと…(↓へつづく)
ジャーン!いきなり南の島の渚が広がっていました。「水族館」というより、「植物園」みたいな感じ(^_^;;。

なんでも中部太平洋の「キリバス共和国」のサンゴ環礁をモデルにしているのだそうですが、意外に気持ちが良くて、急に楽しくなってきました(笑)。
実はこの「南国の渚」はそのまま、「エメラルドの入り江」という名前の大きなプール状の水槽になっていて、プールの側面からはサンゴ環礁の内海「礁湖(ラグーン)」を再現した水中を見ることが出来るようになっています。スズメダイやチョウチョウウオ、ハリセンボンやウミガメなどが泳いでいます。
こんな感じ。南の島でスノーケリングする時を思い出します。
渚に打ち寄せるさざ波の音が自然のBGMになっていて、中々気持ちの良い水槽です。
「エメラルドの入り江」の向側には「サンゴ礁の庭(礁縁)」の水槽があって、キンギョハナダイやヤッコなどが沢山、泳いでいます。
「サンゴ礁の庭」の中にはイソギンチャクもおり、ハマクマノミの産卵床になっていました。
ちなみに、鴨川シーワールドは1973年に日本で初めてハマクマノミの繁殖に成功し、「繁殖賞」を受賞しています。

同じ水槽を横に回り込むと、水面下の様子も見ることが出来ます。
このスペースは「幻想の岩場(洞窟)」というネーミングがついています。
スロープを下りて行った先にあり、暗い通路から明るい水槽を見るのは、中々良い眺めです。

同じ水槽にコイツもいました。ゴマモンガラ。
昨年(2004年)の夏に、沖縄・八重山の黒島で我々親子を追い掛け回したイヤなヤツです(^_^;;。
ギョロ目と出っ歯がイヤでしょう?(笑)
皆さんも南の海でスノーケリングしていて、コイトに出会ったら要注意ですよ。

右下でピンボケになっているのはナンヨウハギ。「ド○ー」じゃありませんよ、念のため(笑)。
スロープをさらに下りていくと、「無限の海(沖合い)」と名づけられた大水槽に出ます。
サメやエイなどの大型魚の他、クマザサハナムロの群れなども泳いでおり、群泳が楽しめます。
水槽の大きさ自体は、現在の水族館の中ではさほど大きなものではありませんし、実際特に珍しい魚が泳いでいるというわけでもないのですが、水槽周辺のレイアウトが巧みで、なかなか楽しめます。

「無限の海(沖合い)」の大水槽の向側には「イベントプラザ」があって、模型や顕微鏡などで、様々な生き物の生態が紹介されています。
正面奥側の水槽では、生きたサンゴが展示されていますね。

でもまず気になるのは、天井からぶら下がっている巨大なモンハナシャコ。紐を引くと動く仕掛けになっています。
そしてそれよりも気になるのが…(↓へつづく)
これ。
巨大なオニヒトデの模型(^_^;;。

モンハナシャコはまだしも、オニヒトデなんか完全に、サンゴ礁の悪役、嫌われ者じゃないですか。それを何故、こんなに大きく展示する?(笑)

間違ってこんなのに刺されでもしたら、人間でも大変なことになりますけどね(^_^;;。

やっぱりハマクマで繁殖賞を取った水族館ですからね。ハマクマの稚魚がいました。12/2に孵化ということですから、もう孵化後4ヶ月近いのですが、まだ第2バンドが残っています。ハマクマが成魚のカラーになるまでには、けっこう長い時間が掛かるんですね。

んで、サンゴイソギン飼育経験のある方には御馴染みの(^_^;;、正面ガラスへの活着(苦笑)。
上の写真から1時間後くらいの写真ですが、いつの間にかイソギンのひとつが移動していました。
困るんですよねぇ…(^_^;;。
さて、「トロピカルアイランド」の建物を出ると、「ディスカバリー・ガイダンス」のチケットを販売する、「園内案内所」があります。
この日は11時過ぎに入園しましたので、「水族館まるごとウォッチング」は受付締め切りでしたが、その他のプログラムも、平日にも関わらず、半分くらいは売り切れていました。「ディスカバリー・ガイダンス」に参加希望の方は、開園後すぐに、まずこの案内所でチケットの購入することをお奨めします。

んで、我々家族が申し込んだのがまずこれ。「笑うアシカと記念写真」。お一人様150円です(^_^;;。毎回のアシカのショーの後に行われます。
それからこれ。「シャチのキスプレゼント」。300円/一人。
親子3人がそれぞれ、キスしてもらいましたが、まあ、キスと言うか何と言うか、とりあえず、ガンッと当って来ます(苦笑)。同じく、シャチのショーの後に行われます。

一人で参加すると写真を撮ってもらえないので、二人以上で申し込んで、キスされる役と写真係と、交代するのがオススメです。(ただし、キスは一瞬なので、シャッターを押すタイミングは難しいですが…。)

シャチにキスしてもらった後には、このような「証明書」がもらえます。

それから、これもお馴染みですが、シャチとのキスシーンは水族館側が写真に撮っていてくれて、一枚1,500円くらいだったかな?販売されています。(「証明書」の後ろにピンボケで写っているのがその販売ブースですね。)
ま、確かにねぇ、水族館が取る写真の方がずっと上手に写っているわけですが…(^_^;;。

この他に、「シャチと記念撮影」や「イルカとタッチ」など、様々なプログラムがあります。もちろん写真販売つき(笑)
でも「バックヤードツアー好き」の私が一番楽しかったのはこれ(^_^;;。「魚とのコミュニケーションタイム」。「エコ・アクアローム」の水槽の裏側に入って、魚たちに餌を与えます。
これだけは受付場所が「案内所」ではなくて、「エコ・アクアローム」内部のギフトショップ。一人150円。

けっこう、魚が立てる水飛沫が飛んで来たりしましたよ。
与える餌はこんな感じ。
イカの脚(ゲソ)とオキアミと、スイカみたいに見えるのはマグロの赤身です。
飼育員の方が簡単にバックヤードの説明をしてくれるのを聞きながら、よってくる魚たちに餌をあげます。
んで、こちらが水槽裏側の通路。私の大好きなところ(爆)。

向かって右側が展示水槽で、真ん中の通路の左側の四角いコンクリート水槽は、全て濾過槽だそうです。濾過槽内部には1m程度の厚さに砂が入れられており、展示水槽からポンプアップされた飼育水が、その濾過槽内部を上から下へと通る間に濾過され、再び展示水槽に還流していく構造だそうです。
完全な閉鎖系ではなくて、ごく少量ずつが、水族館の沖合い1kmから汲み上げた海水が連続注入されていますので、大げさに言うと「半閉鎖・半開放系」という感じで、これはやはり、海沿いの水族館ならでは、という感じですね。
濾過槽ですが当然、ストック水槽としても使われています。
貝やらイソギンチャクやらヒトデやら、ストックされていました。

本当は「水族館まるごとウォッチング」というプログラムに参加したかったのですが、1日1回、11時40分スタートということで、我が家は時間に間に合いませんでした。残念。
(プログラムの時間や回数は、季節・曜日によって変動します。)
さて、鴨川シーワールドですから、これについて触れないわけには行きません。シャチのショー。

つい先日、名古屋港水族館でもシャチを見て来ましたが、名古屋のシャチよりでっかくて、ショーのプログラムも洗練されています。
ただし、シャチのプール自体は名古屋の方が大きいので、少し窮屈な感じがしました(それでも一般のイルカショーのプールに比べたら大きい方なんでしょうけれども…)。
ご存知、「スカイ・ロケット」(と言うんですか?笑)。飼育員(?)の方を鼻先で空中にジャンプさせる大技です。2頭で同時に行ったりするんですが、そんなに写真に撮れないっちゅーねん!(笑)。

しかし、このようなジャンプ系の技の後の水しぶきが凄くて(^_^;;。プール近くに座った人には係員の方が注意に行くのですが、誰とは申しませんが、他人の忠告は素直に聞いた方が良いですよ(笑)。

こちらは海獣(海棲哺乳類)展示の「ロッキーワールド」内。
ここ、鴨川シーワールドでも、カリフォルニアアシカは人懐っこいですね(笑)。水槽のガラス越しに手を出すと、きちんと応えてくれます。

で、ストロボ焚くとこんな表情(^_^;;。

でと(^_^;;、もっと凄いのがコイツ。何だと思います?
実はセイウチ。ちゃんとガラス窓のところに寄ってきて、こちらを覗きます(^_^;;。

ちなみに、水面上から見るとセイウチはこんな感じ。とにかくでかいです。

昔「ウルトラQ」に「トドラ」って怪獣が出てきましたが、名前は「トド」でもキバが生えているので「セイウチ」ではないか?と言う説がありますが、まあ、そんなことには誰も興味がないですね(^_^;;。
ちなみに、この「ロッキーワールド」にはちゃんと、トドもいます(笑)。

この他、ラッコプールなども、他の水族館では殺風景なプールの中にラッコだけが泳いでいる水槽が多い中で、鴨川シーワールドのラッコプールは他の魚が泳いでいる水槽の中にラッコが同居するような形式で、中々良かったのですが、上手に写真が撮れませんでした。
入園ゲートの横にあるお土産コーナーでスタンプラリーの台紙を売っていました。
全てのスタンプを集めると、オリジナルの缶バッヂがもらえます。子供は大喜び。
単にスタンプの台帳になっているだけではなくて、“豆知識”的な内容も盛り込まれていますので、中々良い記念になるなあ。と思いました。

これがそのスタンプ帳と缶バッヂ(スタンプ帳の左側の、やや大きめなシャチの写真の缶バッヂ)。

ちなみに、ペンギンの缶バッヂは「下田海中水族館」で購入、その隣のアザラシの缶バッヂは「新江ノ島水族館」でもらった“みなぞう缶バッヂ”、オレンジ色の小さなものは2004年の「恐竜博」で購入したステゴザウルスの缶バッヂ。全部、子供のリュックサックの背中についてます(笑)。

ついでに、右上のお守りは小湊山誕生寺で購入した「干支守り」(爆)。

最後はお約束の「繁殖賞」の一覧(^_^;;。
「シャチ」や「アシカ」の海獣(海棲哺乳類)の他、イバラタツ(タツノオトシゴの一種)の繁殖なども目を引きます。

〜 ちょっと番外編 〜

「シャチ」とキスの順番を並んで待っている時、ふと園外の砂浜を見ると、ゴマフアザラシの「鴨ちゃん」がいました。(赤いマルの中)
2年連続、鴨川の海岸に現れているそうです。意外にすぐそばまで、人が近づいて見ているんですね。

〜 ちょっと番外編2 〜

「鴨川シーワールド」に行った翌日には、千倉町の花摘み園で花摘み。
今回の南房行の本当の目的はこちらの花摘みでした(^_^;;。
我が家では結婚以来、ほとんど毎年、2月か3月に千倉町まで花摘みに来ています。

ついでに少し脚を伸ばして、日蓮上人ゆかりの「小湊山誕生寺」にお参り。

実は以前、勝浦の水中展望塔を見に行った帰り、この誕生寺の山門のすぐ脇の道を車で通りかかりながら、お参りもしないで走り過ぎたままにしていたので、ちょっと気に掛かっていたのです(^_^;;。
今回、数年ぶりにお参りすることが出来て、これからは心置きなく、通り過ぎることが出来ます(爆)

ちなみに私が左手でぶら下げている袋の中には、こちらで購入した、世にも珍しい“仏教漫画”が入っています(^_^;;。実は35年位前にお寺に置いてあって、私が読んでいた本(漫画)と同じものが売られていたんですね。この漫画の内容がまたものすごくて笑っちゃうんですが…(苦笑)。

誕生寺のすぐ脇には「鯛の浦観光船」があって、水温が高い時期には珍しい真鯛の餌付けなどが出来るのですが、この日は水温が低く、鯛は見られないだろうということで、パスをしました。

で、これがその噂の(?)仏教漫画。いずれも昭和28年とか、昭和30年とかに初版発行されています。
それがちゃんと、平成15年とかに刷り直されているんですから、ものすごいロングセラーですね(^_^;;。

是非ご一読を!(爆)
   
まとめてひとこと
 
  • シャチは良いけど、それだけじゃない。魚類展示も意外に充実。
  • 特に「トロピカルアイランド」は見応え十分。さざ波の聞こえる水槽で、視覚からも聴覚からもリラックス。建物の外観のショボさにだまされちゃいけません(笑)。
  • ご家族連れは是非、「ディスカバリーガイダンス」で動物とのふれあい体験を!楽しい思い出になること間違いなし!!
  • ただし、2〜3時間では時間が足りないぞ。時間に余裕を持って、一日たっぷり遊ぼう。
  • 注 : 仏教漫画は買わなくても良いです(爆)

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