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ぺんぎん
とことこ


(あそびのおはなし)

by きーくん

 

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あるあさ、なんきょくに、男の人が やってきました。なんきょくには、きちが ありました。男の人は、きちへ いって くらします。

きちに つきました。ごはんを たべて、おふろに 入って、ねて、一にちめです。トビラを あけると、ぺんぎんたちが、きちに 入って きました。すごい かず だったので、かわずに ぜんいん にがしました。

つぎの日、そとに でて みると すごい ふぶき です。その中でも、ぺんぎんたちは、立っています。
「いれて いれて。」
「うーん、しょうがないなー。」
と いって、いれて もらいました。
「でも 一日だけだよ。」
ぺんぎんたちは、いっせいに きちに 入りました。

ぺんぎんたちが きて、一日 たちました。ぺんぎんたちは、かえりました。でも、また きました。
「いれてくれ、いれてくれ、ぺんぎん、 ぺんぎん、いれろ、いれろ、ゴー ゴー ゴー。」
「いれろ、いぺろ。」
「もう だめだよ。」
「なんだと、かいさーん。」
たったったった。

ぺんぎんの いえでは、ぺんぎんたちが、さくせんかいぎを していました。

「さて、どうやって きちに 入るか。」
「はい。」
「ぺんたろう。」
「しのびこむ。」
「だめだめ、入れない。」
「はい。」
「ぺんこ。」
「たたかう。」
「だめだめ、たおされる。」
「人げんの、なかまに なろう。」
「さんせい。」
「リーダー さいこー。」
「なかまに なって、いいですか。」
「いいですよ。」
といって、なかまに なりました。そして、きちに いれて もらいました。

おしまい。

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