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ホビーアクアリストのための 行動ガイドライン試案 |
〜 人間社会と地球環境に対して“責任あるアクアリスト”となるために 〜
(2008.01.01 UP)
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さて、弊サイトではかねてから、
「書を捨てて磯に出よう」だの、
「生き物の“玩具”“雑貨”“消耗品”扱いに、反対の声を上げましょう!」だの、
「人工繁殖生体の安易な自然放流に断固反対します」だのと、
アクアリウム関連業界とアクアリストに対する提言やら問題提起やら、
色々と小うるさい“悪口(^_^;;”を書き連ねて来ているのですが(笑)、
現在までのところでは、
そのような弊サイトの主張は、サイトのあちこちにバラバラに転がっている状況で、
その全体像をまとめて見られるページがありませんでした。
そこで、まあ繰り返しにはなるのですが、この辺りで一度、それらの主張を整理して、
いわば、「ホビーアクアリストのための行動ガイドライン(試案/私案)」というような形に
まとめてみようと思いました。
以下に提案する「ガイドライン」は、「試案/私案」と書かれているように、
私の全く個人的な考えに基づいた試案に過ぎませんけれども、
できればこれを“たたき台”に、あるいはせめてきっかけにして、
私自身も含めた全てのホビーマリンアクアリストが、人間社会や地球環境の将来に対する責任を自覚して、
ホビーアクアリウムの発展が社会の持続性を高めると共に、
人間社会と自然環境との共生の可能性を高めることに貢献するためにはどうしたら良いのか、
ご一緒にお考えいただければありがたいと思います。
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弊サイトのこのような主張が、全ての方に賛同いただけるとも思いませんし、
また逆に、私の主張が「鼻に付く」とか、「身の程知らず/不遜だ」とか、
あるいは「偽善だ」と感じられる方もいらっしゃるのではないかと思います。
また、「自分は楽しい趣味の情報を求めているのだから、
そこで今更、説教じみた話など聞きたくもないし、したくもない。」と仰る方も、
大勢いらっしゃることでしょう。
それはそれで私から特に反論することも出来ないのですが、
そのようにお感じになった方には是非一度だけでも、
「これからのホビーアクアリストはどのように行動すべきか。」について、
ご自身でも考えてみていただきたいと思います。
その結果として、「今のままで少しも変えるべき所はない。」と言うことでしたら、
私とその根拠について、議論させていただければありがたいと思います。
また、少しでも変えていかなければならない、あるいは変えた方が良いと思う部分があるのでしたら、
それはどこで、どう変えたら良いのかについて、意見交換させて下さい。
あるいは、
私の「私案」では、「ここが足りない。」とか「ここは間違っている。」ということでしたら、
是非私に教えていただきたいと思います。
この「ガイドライン案」はあくまでも私の「私案」であり、「試案」に過ぎないのですから、
多くの方と議論して、どんどん良いものにしていくことが出来れば、これ以上の喜びはありません。
( と、まあ、私が今までこんなことを書いて、議論が盛り上がったためしはないんですけどね(^_^;;。
)
それでも私は少しでも多くのアクアリストとその関係者が、
ナチュラリストとして社会に認められて、
その知識やスキルが社会的に活用されるようになることを望んでいます。
そのために、出来るだけ多くの“声”を上げて下さい。
私のサイトへの書き込みでも構いませんし、
ご自身のサイトやブログなどでご意見を公開していただければ、
より大きな影響を与えられるはずです。
どうぞよろしくお願いします。
2008.01.01
「放蕩息子の半可通信」
作成・管理者:放蕩息子
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以下のページは、2004年2月の開設当時より、
ホビーマリンアクアリウムと環境・生態系保全との問題に関して、
弊サイトが問題提起や提言などを行って来たページです。
その時その時のトピックスに対応して作成したページですので、
特に体系立ったものになっていませんが、まとめてご紹介いたします。
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最近、日本動物園水族館協会(日動水/JAZA)の公式WEBサイトのトップページに、世界動物園水族館協会(WAZA)が発表した「世界動物園水族館保全戦略2005」の抄録が掲載されたことを知りました。一般への公開を前提に、社会的存在意義を厳しく問われる動物園・水族館の活動と、個人の趣味で行なわれるホビーアクアリウムとでは、その理念も倫理基準も異なったものが要求されるとは思いますが、このページで提案している「ホビーアクアリストのための行動ガイドライン(試案)」と、WAZAが掲げる「世界動物園水族館保全戦略2005」とでは、その根底に流れる精神は共通しているものと確信しています。
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本ページの「私案/試案」に対する皆様のご意見・ご批判を歓迎します。
掲示板、もしくはメールにて、ご意見をお寄せ下さい。
よろしくお願いします。
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